そもそも「モデル犬」の仕事って何?

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そもそも「モデル犬」とは、テレビ番組やCM広告、ペット関連イベントなどで活躍するワンちゃんのことを指します。
主に番組や企業の注目度を上げるマスコットキャラクターとしての仕事をする子が多いですが、なかにはトリミングやペットウェアなどを実際に使って宣伝するといったように、人間のモデルやインフルエンサーに近い仕事をする子も少なくありません。
一般的なモデル犬は人間と同じように芸能事務所に所属する子が多く、モデル犬として登録したりオーディションに合格したりすることで実際に活躍できるようになります。
また、近年はインスタグラムなどのSNSを通して、投稿した写真を見た事務所スタッフなどから直接スカウトされることもありますよ。
他にも「トリミングモデル」として活動している子もいます。
トリマーの技術を披露するための被写体となるモデル犬のことであり、専門学校やペットサロンなどで募集されているため、モデル活動の足掛かりにもなりますよ。
テレビなどで活躍する有名なモデル犬を紹介!

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テレビやCMをはじめ、さまざまなメディアの主役やマスコットとして活躍するモデル犬たち。
なかには特定の犬種が注目を集めるようになった「ブームの立役者」となった子も少なくありません。
ここからは、CMやテレビ番組などで活躍してきた有名なモデル犬を紹介します。
カイくん(犬種:北海道犬)
北海道犬のカイくんは、大手携帯キャリアであるソフトバンクの人気CM「白戸家」シリーズにおいて、ある事情で人間から白い犬に変身した白戸家の父・白戸次郎役として出演していたモデル犬です。
CMで登場して以降「お父さん犬」の愛称で親しまれており、その見た目の可愛らしさと独特のキャラクター性から、カイくんのファン向けDVD「カイくん日和」や多数のファンブックなどが発売されるなど、世界的に有名になりました。
2014年4月には高齢のためにモデル犬を引退し、お父さん犬の役は息子の海斗くんが引き継いでいます。
その後の2018年6月には老衰によって亡くなってしまいましたが、同年の7月には追悼展示として「カイくんありがとう展」が開催されるなど、亡くなった後もカイくんは多くの人に愛されています。
豆助(犬種:柴犬)
豆助とは、テレビ大阪が制作し、テレビ東京系列で放送されていた“和”のエンターテインメント番組「和風総本家」のマスコットキャラクターとして出演していたモデル犬です。
番組のオープニングやコーナー間のアイキャッチとして、ナレーターが豆助へ語り掛けるシーンにて登場しており、唐草模様の風呂敷をスカーフのように巻いているのがチャームポイント。
ナレーターの呼びかけもよそに、和室でのんびりお昼寝したり日本庭園を元気に歩き回ったりなど、自由気ままに過ごしている愛くるしい姿に多くの犬好きが心を鷲掴みにされました。
ちなみに豆助のモデル犬は放送期間によって代替わりしており、2008年4月~2020年3月まで放送されました。
番組終了後でも根強いファンが多く、現在は25代目の豆助が、テレビ大阪を代表する人気キャラクターとしてグッズも販売され、今も愛されています。
まさお君(犬種:ラブラドールレトリバー)
まさお君は、テレビ東京系列のペットバラエティ番組「ペット大集合!ポチたま」に出演していたラブラドールレトリバーのモデル犬です。
同番組の人気コーナー「ポチたまペットの旅」にて旅人役のドッグトレーナー・松本秀樹さんのパートナーである初代旅犬として出演。
日本各地にいる、さまざまなペットたちとの出会いや感動ストーリーを繰り広げていました。
天然でおとぼけな愛嬌のある性格で、旅人である松本さんとのドタバタなシーンは多くの視聴者から人気を集めていました。
また、海外でも愛されているモデル犬であり、台湾では「雅夫(ヤァフー)」と呼ばれ、1,000人以上のファンに囲まれるとともに、現地の新聞にも掲載されるほどの注目度だったようです。
同番組の旅犬は6年間務め、その後は番組を引退。
2006年の12月には悪性リンパ腫によって亡くなっていますが、パートナーを務めていた松本さんのSNSでは度々まさお君の写真が投稿されており、多くのファンが温かいコメントを残すなど現在でも多くの人から愛されています。
モデル犬になるために必要なこととは?

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番組やSNSなどで、生き生きとした様子を見せてくれるモデル犬たち。
ワンちゃんと暮らす飼い主さんのなかには「うちの子もモデル犬としてデビューさせたい!」という人もいるかもしれませんね。
実はモデル犬として活躍するためには、さまざまなトレーニングをこなす必要があるんです。
ここからは、モデル犬になるために必要なことについて紹介します。
「おすわり」「待て」などの基本的なしつけ
モデル犬の仕事は意外に体力勝負であり、スタッフの準備中・撮影中ではじっと待機しなければならないシーンが多い傾向にあります。
ときには特定のポーズのまま長時間静止する必要もあるので、落ち着きのないワンちゃんだとスムーズに撮影ができません。
そのため「おすわり」や「待て」などの基本的なしつけは徹底しておきましょう。
慣れないうちのトレーニングは短い静止時間でおやつを与えてしっかり褒め、愛犬が慣れてきたら少しずつ静止時間を長くしていくことで、撮影現場でも落ち着いて待機できるようになります。
飼い主の指示に注目できるようにしておく
モデル犬はさまざまなスタジオやロケ現場へ出かける場合もあり、周囲にはカメラ機材をはじめとした犬が興味をそそられるものがたくさんあります。
愛犬がほかのものに気を取られやすい状態だと、飼い主さんの「おすわり」や「待て」などの指示が上手く伝わらなかったり、撮影現場で落ち着きをなくしてしまったりすることも少なくありません。
そのため、愛犬が常に飼い主さん指示に注目できるようにしておくことも大切です。
基本となるアイコンタクトだけでなく、飼い主さんが名前を呼んだらすぐに戻って来るようにトレーニングを徹底しましょう。
トレーニングでは、名前を呼んで目が合ったときにご褒美を与えるやり方でOK。
愛犬が「飼い主さんの方を注目するといいことがある」と認識させることで、注意力が散漫になりやすい撮影現場でも、飼い主さんの指示に正しく対応できるようになります。
人から触られても嫌がらない訓練
モデル犬の撮影では人間と同じように、専用の衣装・小道具などを使う場合もあります。
衣装の着用は撮影スタッフが行うこともあるので、人から身体を触られた際に警戒したり吠えたりする子だとスムーズに撮影ができません。
スタッフに身体を触れても落ち着いている子は現場でも信頼されやすいので、普段から抱っこやスキンシップを通して人に身体を触られるのに慣れさせておきましょう。
カメラに慣れさせる
モデル犬として活動するためには、普段からカメラに慣れさせておくことも必須です。
カメラに慣れていない子だと大きなシャッター音でパニックになってしまったり、カメラレンズを怖がって避けたりしてしまう場合があります。
カメラレンズの前でじっとしていてくれないと撮影にならないので、お家で遊びながら撮影してみたり、撮影後におやつをあげて褒めたりなどをして「カメラで撮られる状況」に慣れさせましょう。
普段から被毛ケア・健康管理を徹底する
モデル犬はCMやポスターなどにおける「広告塔」であり、常に多くの人から注目されます。
そのため、被毛が汚れていたり健康状態が悪かったりすると、印象が悪くなってしまうので、日頃から愛犬の被毛ケアや健康管理を徹底してあげましょう。
被毛ケアについては毎日ブラッシングを欠かず行うとともに、被毛の健康を保つドッグフードを与えたり、定期的なトリミングで清潔感を維持することが大切です。
健康管理については、肥満にならないように毎日の食事管理や運動を徹底し、定期的な健診で病気の早期発見・対処を心掛けましょう。
SNS映えする愛犬の写真を撮影するのコツとは?

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モデル犬としての活動の足掛かりとして、SNS用に愛犬の可愛い仕草を撮影しても「なんだか写真がパッとしない…」と感じたことはありませんか?
実は、ちょっとしたコツをおさえれば簡単にSNS映えする素敵な愛犬の写真を撮影できるんです!
ここからは、SNS映えする愛犬の写真の撮り方のコツを紹介します。
音やおもちゃでカメラ目線をゲットしよう
基本的にワンちゃんは長時間集中するのが苦手なので、撮影中にずっとカメラレンズを見つめ続けるのは難しい傾向にあります。
そのため、犬笛などの音をカメラの傍で鳴らしたり、愛犬の好きなおもちゃなどをカメラレンズの傍に持ってくることで、愛犬の自然なカメラ目線をレンズに収められますよ。
カメラ目線をキープさせることができれば、愛犬の顔を鮮明に写せるので、いきいきとした表情を撮影できますよ。
自然光の位置・量を活かして撮影しよう
愛犬を明るく撮影しようとしているのに、どうしても影ができたり暗く映ってしまったりして困った飼い主さんも多いのではないでしょうか?
実は、太陽などの光源がある場所へカメラを向けていると、逆光になってしまい暗い印象になってしまうんです。
そのため、愛犬の顔を明るく撮影したい場合は、撮影者の背中側に光源がくる順光の状態で撮影しましょう。
また「愛犬の被毛の色」に合わせて、自然光の量を考えることもポイント!
晴れの日は光の量が多く、全体を明るく撮影しやすいので、白やイエロー系などといった明るい色の被毛のワンちゃんであれば華やかな印象を演出できますよ。
しかし、黒などの暗い色の被毛のワンちゃんを撮影する場合だと、陰影がくっきり付きすぎてしまい、影の塊のように暗い印象になってしまいます。
曇りの日は光の量が少なく、一見撮影に不向きのように見えます。
しかし、黒い色や暗い色の被毛のワンちゃんを撮影する際には、顔周りに光が当たり過ぎないので、顔を鮮明に撮影しやすくなりますよ。
「ノーファインダー撮影」で写真にニュアンスをプラスしよう
ちょっとこなれ感のある愛犬の写真を撮るなら「ノーファインダー撮影」にチャレンジしてみましょう。
ノーファインダー撮影とは、画面(=ファインダー)を見ないでシャッターを切る方法のこと。
カメラを構える際の手間を軽減できるのでシャッターチャンスを逃しにくいですし、愛犬にとっても飼い主さんの顔がカメラに隠れないのでリラックスして撮影できますよ。
また「画面中央に被写体を収める」という構図の縛りがなくなるのも、この撮影方法のメリットです。
愛犬の自然な動き・仕草を引き出しつつ、思わぬユニークな構図やポーズでの撮影ができるので、より生き生きとした写真に仕上がりますよ。
愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズを紹介!

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せっかくSNS用として愛犬の撮影するのであれば、もっと素敵な写真を撮影したいですよね。
より生き生きとした愛犬の撮影をしたいなら、撮影をサポートする便利グッズを使ってみませんか?
ここからは、愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズを紹介します。
愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(1)Hemmotop 背景布スタンド
自宅が撮影スタジオになる、背景布と三脚のセットです。
付属の背景布は遮光性に優れたポリエステル製。
白と黒の布は無駄な光の反射を防いでくれるので、愛犬の顔や被毛の色を美しく引き立てられます。
三脚のセッティングも簡単で、ツマミ・ネジ式ノブを回すだけでパーツを固定できるので、組み立ての手間がかかりません。
背景布の取り付けも、付属のクリップで挟むだけでOKです。
クリップには先端に強化されたパッドを付けたことで、撮影中に愛犬が布を踏んでもズレにくくなっています。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(2)マンダリンブラザーズ ボウタイ
フォーマルな雰囲気の写真撮影をしたいときにぴったりな、犬猫兼用ボウタイ首輪です。
上品なベロア素材なので、撮影中の愛犬の首元を華やかに演出します。
首輪のバックルは強い力がかかるとセーフティバックルを採用しているので、過度な首元への圧迫を防げるので安心。
ワンタッチで簡単に着脱できるので、首輪が苦手なワンちゃんでもスムーズに着用できるでしょう。
ベルトの長さは23~36cmの範囲で調整できるため、愛犬の体格に合わせて対応できます。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(3)IDOG MOSCAPE 華やか大輪帯浴衣
夏場の愛犬の撮影にぴったりな犬用浴衣コスチュームです。
人間用の浴衣と同じように、たもと・おはしょりなども付いている本格仕様なので、飼い主さんとお揃いコーデにして撮影するのもいいでしょう。
背面にはアクセントとして大輪帯が付いているので、後ろ姿もとても華やか!
浴衣の生地には防蚊・防虫加工を施しているから、屋外での撮影にもぴったりです。
あじさいやお面、風神雷神などといった和風のデザインが揃っているため、さまざまな被毛の色からも映えますよ。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(4)ナチュラルスタイル 木製小判型ツヤ出しブラシ 犬用
静電気が起こりにくい天然毛を採用した小判型犬用ブラシです。
獣毛には愛犬の被毛へツヤを与える効果が期待できます。
そのため、毎日のグルーミングに取り入れれば、より生き生きとした愛犬の写真を撮影できるでしょう。
ブラシの毛は柔らかくて密集しているので、被毛の隅々までお手入れできます。
小判型の本体は手へ自然になじむことから、スムーズにブラッシングできますよ。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(5)ペティオ プレシャンテ ダブルブラッシングブラシ
役割の異なる2種類のブラシヘッドを採用した、リバーシブル仕様の犬用グルーミングブラシです。
ピンブラシ面は、被毛のもつれを除去するのにぴったり。
ピンの先端が丸くデザインされているから、ブラッシング中に愛犬の皮膚を傷付けにくくなっています。また、もつれ毛をほぐすことができます。
そのあと、ナイロンブラシを用い、毛並みに沿ってしっかりブラッシングすることで、毛玉の発生を防げますよ。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(6)ドッグツリー カルシウムボーロミニ
撮影中の愛犬へのご褒美にぴったりなボーロタイプの犬用おやつです。
小粒なのでお出かけ中にも持ち歩きやすく、トリーツポーチなどに入れておけば、屋外での撮影もスムーズになりますよ。
北海道ばれいしょでん粉に卵殻カルシウムを加えており、サクサクと軽い力でかみ砕けるので、噛む力が弱い子犬・シニア犬も食べやすいでしょう。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(7)Petio ミーティ ちょビッツ
撮影後のご褒美としてもサッと与えやすい、ひとくちサイズの犬用ビスケットです。
中にササミペーストが入っているので、愛犬が夢中になってくれるでしょう。
ツヤのある被毛と健やかな皮膚をキープするオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)を配合しているので、愛犬の健康をサポートできますよ。
おやつは10gずつ分包されているから、屋外撮影などでも小袋のまま持ち歩けます。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(8)エレコム 動画撮影向けLEDライト
デジカメや三脚などに取り付けて使える、撮影向けLED定常ライトです。
ライトの色は昼光色・電球色・昼白色の3種類を切り替えられるので、愛犬の被毛の色や撮影環境に合わせて柔軟に使い分けられますよ。
本体上部の切り替えボタンを押せば、5段階から明るさも調節可能!
充電式で撮影時はケーブルレスで使えるから、愛犬と一緒に動きながらの撮影にも対応できます。

愛犬の撮影におすすめしたい便利グッズ(9)ケンコー (Kenko) スマホ用LEDライト KRP-32L
スマホでの愛犬の写真撮影にぴったりなスマホ用小型LEDライトです。
本体背面のクリップをスマホにセットするだけで使えるため、セッティングの手間がかからず、シャッターチャンスを逃しません。
32個ものLEDが適度な陰影を作り出してくれるので、愛犬を鮮明に演出します。
明るさは10段階から調節できるから、撮影環境に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
内部センサーがスマホのライトに反応し、シャッターの瞬間だけ1段階明るくなる「フラッシュモード」も搭載しているのも嬉しいポイントです。
充電式電池で電池交換の手間もいらないので、長く使い続けられます。

必要なことを理解して、モデル犬デビューを目指しましょう!

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モデル犬はドラマやCMなどに出演し、多くの人から注目を集めるスター的存在。
しかし撮影時には長時間待機したり、演出に合わせて的確に動いたりする必要があるので、実際にモデル犬として活動するためには、基本的なしつけや健康管理が必須といえます。
本記事で紹介した撮影のコツ・活動のために必要なことも参考にしながら、世界一可愛いあなたの愛犬をモデル犬として輝かせてみませんか?
・Hemmotop 楽天市場店(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/hemmotop/rt-tshpae-bs-1520-hb/
・マンダリンブラザーズ 楽天市場(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/chocoshop/2506/
・IDOG&ICAT 楽天市場(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/idog/14899-/
・Rakuten24 楽天市場(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4976555836806/
・PREMOA 楽天市場店(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/premoa/4903588238901/
・Dog Neel 楽天市場(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/neel-dog/dgtr821983/
・ペッツマム(参照日:2026/3/13)
https://item.rakuten.co.jp/petsmum/70001820/
・エディオン 楽天市場店(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/edion/4549550255158/
・SHOP24 楽天市場(参照日:2026/2/23)
https://item.rakuten.co.jp/shop-24/4961607798119/
著者情報
西野由樹
生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。











