神奈川県で犬の里親になるには?里親になる際の心構えも解説

神奈川県に住んでいる人で、保護された犬の里親になりたいと考えている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、神奈川県で犬の里親になる方法や、保護施設などをご紹介します。
併せて、犬の里親になる際の心構えについても見ていきましょう。 2025年03月27日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬と暮らす犬のカテゴリ - 犬と暮らす
  • VIEW:8,690

神奈川県で犬の里親になる方法

出典:https://www.shutterstock.com/

まずは、神奈川県で犬の里親になるには、どのような選択肢があるのかをご説明します。
保護された犬の里親になることを検討している人は、はじめにチェックしておくと良いでしょう。

里親募集サイト

神奈川県で犬の里親になろうと考えている人は、個人間でやり取りができる里親募集サイトがおすすめです。
里親募集サイトでは犬の写真はもちろん、年齢や性格、健康状況などさまざまな犬の情報が掲載されており、自分に合った犬を探すことができます。
また、里親募集サイトは個人だけでなく、動物保護施設なども登録していることがあるため、安心して利用できるでしょう。

保護施設・愛護センター

神奈川県には、動物愛護センターをはじめとする多くの保護施設があり、定期的に譲渡会を開催しています。
これらの施設では、健康診断やワクチン接種が済んだ犬を紹介してくれるため、安心して引き取ることができるでしょう。
また、施設によってはトライアル期間が設けられており、犬との相性を確認しながら譲渡の手続きを進められます。

友人・知人からの紹介

犬を飼っている友人や知人からの紹介も、信頼できる里親探しの方法のひとつです。
飼い主が事情により飼育継続が困難になった場合や、友人や知人が犬を保護した時などが対象となりますが、友人や知人からの紹介だと直接犬の性格や健康状態を確認して、スムーズに里親となることができる点がメリットとして挙げられます。
ただし、トラブルを避けるためにも、正式な譲渡手続きを行って契約書も交わすことがおすすめです。

神奈川県の犬の保護施設・愛護センター

出典:https://www.shutterstock.com/

次に、神奈川県の犬の保護施設や愛護センターをご紹介します。
これらの施設に問い合わせをすることで、運命の犬との新たな出会いがあるかもしれません。

神奈川県動物愛護センター

神奈川県動物愛護センターは、犬や猫の保護活動や譲渡を行っており、定期的に譲渡会を開催しています。
オンライン譲渡会も行っているため、自宅からでも犬のことを確認できる点が嬉しいポイントです。
神奈川県動物愛護センターは、いわゆる犬や猫の保健所のような施設であり、安心して相性の良い犬を探すことができるでしょう。

おーあみ避難所

おーあみ避難所は、保護された犬や猫の新しい家族を見つけるための活動を行っています。
もともとは東日本大震災で発生した福島原発事故により、周辺に取り残された犬や猫を助けたいとして動き出したプロジェクトであり、現在は神奈川のほか、沖縄などの遠方まで活動の場を広げています。
譲渡実績も多く、安心して保護犬を探すことができるでしょう。

COCO NEEL

COCO NEELは、神奈川県内にある保護団体で、辛い思いをしている犬や猫を助けたいという気持ちから立ち上げられました。
さまざまな譲渡会を通じて、里親を募集しています。
定期的に神奈川県内で譲渡会や首都圏でイベントを行っているため、気になる人は一度訪れてみると良いでしょう。

Dear wan's♡aid ゆいま~る

ゆいま~るは、動物愛護センターや、不適切な飼育を行う繁殖業者から犬や猫を保護して、新たな里親を探すために活動している団体です。
「ペットは物ではなく大切な家族であり尊い命である」という信念のもと、一匹でも多くの命を保護しています。
月に約1回のペースで譲渡会も行っており、きっと新しい出会いが待っているはずです。

犬の里親になる際の心構え

出典:https://www.shutterstock.com/

最後に、犬の里親になる際の心構えを解説します。
保護犬はペットショップなどで犬を迎え入れるのとは少し状況が異なるため、事前に心構えを知っておき、準備をする必要があるでしょう。

犬の気持ちに寄り添ってあげる

保護犬は過去のトラウマなどの経験から、一般的な犬よりも不安や恐怖を感じることがあります。
新しい環境に慣れるまで時間がかかる場合もあるため、焦らずに犬のペースに合わせて接することが大切です。
保護犬との信頼関係を築くためには、日々のコミュニケーションと愛情深い対応が必要です。

生活環境を整える

新しく犬を迎えるにあたって、生活環境の見直しが必要です。
犬にとって安全なスペースを確保して、脱走予防や誤飲事故を防ぐための対策をしましょう。
また、犬にとって快適なベッドや運動スペースを用意することも大切で、毎日の散歩にも行かなければなりません。
犬を飼うということは、すべての生活を犬に合わせる必要があります。
当然ながら宿泊を伴う旅行も難しくなりますし、家に関してもペット可の物件でなければなりません。
特に保護犬は過去のトラウマからひとりになることを極端に嫌がることもあるため、犬のことを第一に考えられる人が、里親に向いているといえるでしょう。

飼育費用がかかる

犬の飼育には、食費や医療費のほか、予防接種やトリミング費用など、さまざまなコストがかかります。
また、何らかの疾患を持っている場合は、毎月それなりの医療費がかかることを覚悟しておかなければなりません。
経済的な余裕があるかを事前に確認して、長期的に犬を養える準備を整えておくことが求められます。

神奈川県で犬の里親になる方法はたくさんある

出典:https://www.shutterstock.com/

神奈川県では、犬の里親になるために里親募集サイトの利用や動物愛護センター、さらには友人や知人からの紹介など、さまざまな方法があります。
特に安心できるのは動物愛護センターや保護施設からの譲渡で、施設の職員は譲渡経験が豊富なことから、保護犬のアフターフォローの相談もできるはずです。
もちろん保護犬を迎え入れることは大変なことですし、犬の一生の責任を取らなければならないため、気軽にできることではありません。
しかし、保護犬の過去のトラウマを払しょくして信頼関係を築くことで、最高のパートナーとなることが期待できるでしょう。

参考サイト

神奈川県(参照日:2025-01-27)
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/1594/awc/receive/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

オススメ

新着記事