ビション・フリーゼの1日の散歩時間や回数
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まずは、ビション・フリーゼの1日の散歩時間についてご説明します。
併せて、散歩回数についても見ていきましょう。
ビション・フリーゼの1日の散歩時間
ビション・フリーゼの1日の散歩時間は、目安として30分から60分が理想です。
ビション・フリーゼは活発で遊び好きな犬種であるため、散歩中には十分に身体を動かすことが大切です。
散歩の際は、ただ歩くだけでなく、ちょっとした遊びやしつけを取り入れると良い刺激になるでしょう。
また、散歩のペースは小型犬であるビション・フリーゼが無理なく歩ける速さで、愛犬が楽しんでいることを確認しながら進める必要があります。
ビション・フリーゼの1日の散歩回数
ビション・フリーゼの散歩は、1日2回が基本です。
朝の散歩と夕方の散歩を分け、1回の散歩は15分から30分程度が良いでしょう。
ちなみに、若くてエネルギーが有り余っているビション・フリーゼであれば、散歩時間のほかに室内でも十分な運動をさせることが大切です。
もしも1回の散歩が短時間になる場合は、昼間に庭などでの遊び時間を追加するのも良いでしょう。
ビション・フリーゼは社交的で人懐っこい性格を持つ犬種なので、散歩中にほかの犬や人と交流させるのもおすすめですが、相手の犬や人のことも踏まえた上で触れ合わせる必要があります。
ビション・フリーゼの散歩時の注意点
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ビション・フリーゼと散歩を楽しむ際は、いくつかの注意点があります。
これらの注意点を守り、近隣住人とのトラブルに発展したり犬に怪我をさせたりしないようにしましょう。
急激な温度変化に注意
ビション・フリーゼは被毛が長く、寒さや暑さに弱い傾向があります。
特に暑い夏の日や寒い冬の日には、散歩時間を調整することが必要です。
暑い季節では、散歩は朝早くか夜間遅くの涼しい時間帯に行い、直射日光を避けることが熱中症対策になります。
また、冬の寒い日には、防寒具を着せて散歩をすると良いでしょう。
散歩後は被毛を乾かして、足元の雪や氷をしっかりと拭き取ることも忘れずに行うことも大切です。
ほかの犬や人との接触に注意
ビション・フリーゼはとてもフレンドリーな犬種で、ほかの犬や人ともすぐに仲良くなろうとします。
しかし、散歩中には注意が必要です。
もしもほかの犬のしつけがされていなかった場合は、思わぬトラブルに発展する可能性があるため、犬同士が接近した際は慎重に対応しましょう。
また、ほかの人や犬に興味を示すことが多いため、リードを引っ張りすぎないように気をつけることが大切です。
トイレのマナーを守る
散歩中に犬がトイレをすることは自然な行動ですが、飼い主としてのマナーが求められます。
エチケット袋やトイレシートを持参して、犬の排泄物をきちんと処理しましょう。
特に、公共の場や他人の家の前で排泄をさせないように、注意することも大切です。
犬のトイレの後はその場所をきれいに保つことで、まわりの住民とのトラブルを避けることができるでしょう。
ビション・フリーゼを散歩嫌いにさせない方法
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ビション・フリーゼは、何らかのトラウマなどで散歩嫌いになってしまうこともあります。
犬が散歩嫌いになると、運動不足やストレスの原因にもなってしまうため、やはり散歩が好きであることに越したことはないでしょう。
次に、ビション・フリーゼを散歩嫌いにさせない方法をご紹介します。
疲れるまで散歩をさせない
ビション・フリーゼに限らず、犬を散歩嫌いにさせないためには、犬が疲れるまで散歩をさせないことが大切です。
犬が「もう少しだけ散歩がしたいなぁ」と考えているうちに帰宅をすることで、犬は次の散歩が楽しみな状態で散歩を終えることができるでしょう。
楽しみながら散歩をする
犬にとって、散歩は楽しいものでなければなりません。
犬の毎日の楽しみは食事と散歩が大半であるため、散歩が嫌いになってしまうと生活のほとんどを楽しく過ごせなくなってしまいます。
ビション・フリーゼは家族に対する愛情が強い犬種で、飼い主とのコミュニケーションを大切にすることから、「今日はいい天気だね」などこまめに話しかけながら散歩をして、人通りの少ない場所であればおやつやおもちゃなどを与えるなど、楽しみながら散歩に取り組むと良いでしょう。
ビション・フリーゼにとって散歩がポジティブなものになれば、自然と散歩好きになっていくでしょう。
ビション・フリーゼの散歩に必要な持ち物
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ビション・フリーゼの散歩には、どのようなものが必要なのでしょうか?
ここでは、ビション・フリーゼの散歩に必要な持ち物をご紹介します。
リード
当然ながら、犬の散歩をする際はリードが必要になります。
人によっては伸縮リードを使用することもありますが、伸縮リードは犬のコントロールがしにくいため、日常の散歩ではおすすめしません。
また、地域の条例によっては犬のリードの長さに制限があることも多いことから、2m前後の一般的な長さのリードを使用するようにしましょう。
首輪
ビション・フリーゼに万が一のことが起こっても対処できるように、首輪を着けておきましょう。
首輪には犬の名前や飼い主の連絡先などを記入できるものもありますし、GPSなどで居場所をチェックできるものもあります。
また、ビション・フリーゼの首に負担がかからないような軽量の迷子札を装着するのもおすすめです。
ハーネス
ビション・フリーゼのしつけがある程度できていれば、ハーネスを装着して散歩に行くのもおすすめです。
ハーネスであれば、犬の首に負担がかかることなく散歩を楽しむことができます。
ただし、先述したようにハーネスは首輪よりも犬のコントロールがしにくいことから、引っ張り癖がつかないように注意しなければなりません。
飲み水
ビション・フリーゼの散歩時は、飲み水を持ち歩くようにしましょう。
こまめに水分補給をさせることで、犬の熱中症対策になります。
また、飲み水を持ち歩くことで、排泄時の簡単な掃除もすることができるでしょう。
エチケット袋
犬の排泄物を処理できるように、エチケット袋も持ち歩くようにしましょう。
ビション・フリーゼは、1回の散歩で1~2回は排泄をするはずです。
近隣住人に配慮するためにも、エチケット袋を携帯しておいたほうが良いでしょう。
また、エチケット袋は犬が嘔吐した時などにも使用するため、なるべく多めに持ち歩くことをおすすめします。
エチケット袋は犬用のおやつやフードを入れる時にも役立つことから、何枚持ち歩いても困ることはないでしょう。
ビション・フリーゼの散歩にあると便利な持ち物
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最後に、ビション・フリーゼの散歩にあると便利な持ち物をご紹介します。
これらの持ち物はなくても問題はないですが、あったらさらに散歩をスムーズに楽しむことができるでしょう。
おやつ
ビション・フリーゼと散歩をする際は、おやつを持ち歩くのもおすすめです。
当然ながら犬用に作られたおやつでなくてはいけませんが、犬のおやつはコミュニケーションのほか、しつけの際のご褒美としても使用できます。
ただし、何度もおやつを与えて食事ができなくなってしまうと必要な栄養素を摂取できなくなってしまうため、注意が必要です。
犬のおやつの使い方としては、しつけが上手にできた時が理想です。
おもちゃ
犬と楽しみながら散歩をするためには、おもちゃは欠かせません。
犬の散歩は、飼い主と犬とのコミュニケーションの場でもあります。
ちなみに、おすすめのおもちゃの使用方法は、散歩時に突然おもちゃを与えることです。
しつけのご褒美におもちゃを与えるのも良いですが、散歩時に突然おもちゃを与えることで、犬は「そろそろおもちゃがもらえるかも!」と期待して、飼い主のことをチラチラと見るようになります。
犬とのアイコンタクトもコミュニケーションになるため、散歩時はおもちゃも上手に利用することをおすすめします。
レインコート
ビション・フリーゼのふわふわの被毛や皮膚の清潔を守るためにも、雨の日の散歩ではさまざまな対策をしなければいけません。
雨の日は、ビション・フリーゼにレインコートを着せてあげることで、雨を気にせずに散歩を楽しむことができるはずです。
もしもビション・フリーゼの被毛が濡れたまま放置しておくと、皮膚炎などの原因にもなります。
また、ビション・フリーゼにレインコートを着せることで、散歩中にノミやダニが付着することを予防することもできるでしょう。
ロングリード
ビション・フリーゼに「呼び」のしつけを行いたい場合は、10m以上のロングリードもおすすめです。
基本的に、遠くにいる犬を呼ぶしつけを行う際は、ロングリードを使用します。
ロングリードがあれば、遠くにいるビション・フリーゼもリードを手繰り寄せることで足元まで呼び寄せることができます。
ロングリードはドッグランなど使用できる場所は限られていますが、「呼び」のしつけを行うには必須のグッズです。
靴
ビション・フリーゼが散歩時に小石やガラスを踏んでしまっても怪我をしないように、犬用の靴を履かせるのもおすすめです。
犬用の靴は子犬の頃から履かせておかなければ慣れるのに時間がかかりますが、散歩時の安全を守るのに役立つでしょう。
もちろん、散歩から帰ってきた時に肉球や足の被毛をきれいに拭く必要がなくなるのも、ビション・フリーゼに犬用の靴を履かせるメリットです。
また、暑い日にアスファルトが熱くなっていることによる肉球の火傷も予防してくれます。
ビション・フリーゼと楽しく散歩をしよう
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ビション・フリーゼはフレンドリーで、どんな犬や人とも仲良くなれる犬種です。
また、小型犬であるため毎日の散歩時間は1日2回の各15~30分程度なので、はじめて犬を飼う人でも困ることはないでしょう。
しかし、ビション・フリーゼがどれだけフレンドリーであったとしても、散歩中に出会ったほかの犬もフレンドリーであるとは限りません。
そのため、はじめて会う犬や人を相手にした時には、十分に注意するように心がけましょう。
DearKM(参照日:2024-11-22)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。