生後6ヶ月の猫について
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生後6ヶ月の猫には、身体にどのような変化が現れるのでしょうか?
また、気にしておきたい去勢や避妊手術についてもチェックしておきましょう。
身体的な成長
生後6ヶ月の猫は、身体の成長がピークを迎えて筋肉や骨格が発達します。
この時期には、成猫用キャットフードへ切り替えることで、健康的な成長が期待できるでしょう。
また、フード量も猫の体重を計測し、適切な量を確認のうえ与えるようにしましょう。
また、急速に成長が進む生後6ヶ月の猫は、定期的な健康チェックも欠かせません。
何かあればすぐに動物病院に連れて行き、こまめに健康診断をすることをおすすめします。
しつけ
生後6ヶ月の猫にとって、主に必要なしつけは噛み癖を治すことです。
この時期の猫は永久歯が生えそろっていますが、まだ永久歯に慣れずにあらゆるものを噛んでしまうことが見受けられます。多頭飼の猫であれば、甘噛みの強さを学べますが、そうではない単独飼育の場合には、甘噛みの強さを学べません。
猫が人間の手や足を噛むような行為がある場合には、猫じゃらしをはじめとしたおもちゃなどに興味を持つように仕向けてください。飼い主の手や足で遊ばないように気を付けましょう。
去勢・避妊手術のタイミング
生後6ヶ月の猫は、去勢や避妊手術を考える良いタイミングです。
猫の繁殖能力は早い段階で成熟するため、望まない妊娠を防ぐためには、この時期に手術を検討するのが一般的でしょう。
また、去勢や避妊手術には、猫の精神的な安定や健康リスクの軽減といったメリットもあります。
特にオス猫は、マーキング行動や攻撃性が抑えられることが多く、メス猫も乳腺腫瘍や子宮の病気のリスクが低減することが期待できます。
手術のメリットとデメリットを十分に理解し、かかりつけの獣医師と相談して最適な時期を決めると良いでしょう。
生後6ヶ月の猫を飼う際の注意点
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次に、生後6ヶ月の猫を飼う際の注意点を解説します。
注意点を意識しながら生活をすることで、猫もより快適に過ごせるようになるでしょう。
数回に分けて食事を与える
生後6ヶ月の猫は、身体こそ大きくなってきていますがまだ子猫です。
そのため、生後6ヶ月頃までは食事を小分けにして与えなければなりません。
1日の食事回数を4~5回に分けて行うことで、猫の消化器官に負担がかかりにくくなります。
ちなみに、食事回数は生後12ヶ月までは小分けにして与えることを推奨されており、生後12ヶ月頃までに徐々に食事回数を減らしていくと良いでしょう。
生活環境の安全対策
好奇心が旺盛な生後6ヶ月頃の猫は、家の中でさまざまな探検を試みます。
そのため、猫にとって危険な物や場所を事前にチェックして、猫が誤って触れたり食べたりしないようにしましょう。
例えば、電気コードは噛まれないようにカバーをつける、窓やバルコニーには脱走防止の柵を設置するなど、安全対策を徹底することが大切です。
また、高い場所に上りたがる猫のために、キャットタワーのような安全なグッズを用意するのもおすすめです。
遊び盛りの猫とコミュニケーションがとれるおもちゃ4選
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生後6ヶ月の猫は、体力が有り余っているため毎日おもちゃで遊んであげる必要があります。
これらのおもちゃを使用しながら、猫とコミュニケーションをとると良いでしょう。
遊び盛りの猫とコミュニケーションがとれるおもちゃ(1)LEDポインター
ネズミ、ハート、肉球、魚の骨、骨の全部5種の絵柄が表示されるLEDポインターです。
LEDでできているため、万が一猫が直視しても、レーザーポインターのように危険性はありません。
猫じゃらしでは届かない距離にまで照射できるため、運動不足解消になることも嬉しいポイントです。
遊び盛りの猫とコミュニケーションがとれるおもちゃ(2)猫じゃらしセット
さまざまなパーツがセットになった、猫じゃらしです。
釣り竿のような持ち手になっているので、猫が夢中で遊んでくれるでしょう。
また、先端部分を付け替えられることで、猫も飽きにくいはずです。
遊び盛りの猫とコミュニケーションがとれるおもちゃ(3)猫おもちゃ
もしも猫と遊ぶ時間が確保できないのであれば、このおもちゃを与えると良いでしょう。
天然の竹でできたおもちゃで、猫は取れそうで取れないボールを取ろうと一生懸命に遊んでくれるはずです。
また、インテリアとしても使えそうなおしゃれなデザインもポイントです。
遊び盛りの猫とコミュニケーションがとれるおもちゃ(4)猫じゃらし
シンプルでおしゃれなデザインの、猫じゃらしです。
厳選したABS素材で作られていて、安全であることも嬉しいポイントです。
独特な動きで、猫が夢中で遊んでくれるでしょう。
生後6ヶ月の猫は育ち盛り
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生後6ヶ月の猫は、身体が大きくなり徐々に成猫のような見た目になっていきます。
しかし、身体こそ大きくはなりますが、精神的にも肉体的にもまだ成長段階にあります。
したがって、噛み癖がつかないように、しつけを行う必要があります。
また、食事回数は子猫の頃と変わらずにこまめに与えるようにしましょう。
一方、飼い主や家族との信頼関係を築きやすくなる時期でもあるため、今回ご紹介したおもちゃで猫とコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?
HOBBYONE(参照日:2024-11-22)
https://item.rakuten.co.jp/hobbyone/pointer-01/
Tcc Online Shop(参照日:2024-11-22)
https://item.rakuten.co.jp/tcconlineshop/atyc_013/
ilychee(参照日:2024-11-22)
https://item.rakuten.co.jp/ilychee/mjp1190/?variantId=341
Miioo(参照日:2024-11-22)
https://item.rakuten.co.jp/kadennomignon/nd3607476/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。