猫をお迎えする前に揃えておくグッズ
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まずは、猫をお迎えする前に揃えておくグッズをご紹介します。
これらのグッズを事前に準備しておき、安心して猫をお迎えできるようにしましょう。
ケージ
慣れない環境で猫が安心して過ごせるように、ケージを準備しておきましょう。
まだ小さいうちは、段差が低いものを選ぶと安心です。
また、飼い始めの一週間は、猫が新しい生活環境に慣れるためにも、ケージの中で過ごしてもらうようにしましょう。
もちろん猫が生活環境に慣れた後でも、猫にとって安心できる場所という意味でケージを置いたままにしても問題ありません。
キャットフード
猫の健康を維持するためには、栄養バランスの取れたキャットフードが必要になります。
キャットフードにはドライフードとウェットフードの2種類がありますが、一般的に与えられているのはドライフードでしょう。
ドライフードとウェットフードにはそれぞれメリットとデメリットがあり、ドライフードは腐りにくくて比較的安価というメリットがありますが、嗜好性がそこまで高くないというデメリットがあります。
一方、ウェットフードは香りが強いため猫の食いつきはとても良いですが、腐りやすく猫の歯にもくっつきやすく、噛む力が強くならない、出費が嵩むというデメリットがあります。
食器
当然ながら、キャットフードを入れる食器も用意しなければなりません。
キャットフード用の食器は、ステンレスや陶器製のものが衛生的でおすすめです。
また、水飲み用のボウルも必要ですが、猫は新鮮な水を好むことから毎日水を交換する必要があります。
トイレ
猫用トイレは、猫をお迎えする前に必ず準備しましょう。
猫用トイレにはオープンタイプやドームタイプなどがありますが、猫の好みや家のスペースに合ったものを選ぶことが大切です。
また、猫用トイレによっては猫砂が飛び散りにくかったり、自動で猫砂掃除をしてくれたりするものもあります。
猫砂
猫用トイレには、猫砂を十分に入れておく必要があります。
猫砂は鉱物系や紙系、シリカゲル系など種類がありますので、臭いの吸収力や掃除のしやすさを考慮して選びましょう。
当然ながらこれもそれぞれメリットがありますが、使い勝手が良いのはトイレに流せる紙系や木製の猫砂です。
爪とぎ
猫の爪とぎは、爪のケアだけでなくストレス発散やマーキング行動の一環としても大切です。
爪とぎグッズは、壁に備え付けられる爪とぎボードや段ボール製のものなど、さまざまなタイプがあります。
家具を守るためにも、複数の場所に爪とぎを配置するのがおすすめです。
猫用ベッド
猫は1日の大半を寝て過ごすため、快適に過ごせるベッドが必要になります。
猫用ベッドにもドームタイプやクッションタイプ、フリース製のものなどさまざまなものがありますが、猫の好みに合ったものを用意しましょう。
おすすめは、まわりの目が気になりにくいドーム型のベッドです。
ちなみに、猫用ベッドを窓際に置くと、外を眺めながらリラックスできるため猫も喜ぶでしょう。
キャリーケース
病院への通院の際などに必要となるペット用キャリーケースは、安全性が高く通気性の良いものを選びましょう。
サイズは猫がゆったりと入れるものが理想的ですが、広すぎると中で身体が動いてしまうため、猫が寝ても手狭にならないようなサイズのものがおすすめです。
特に猫をお迎えして数日間は、環境の変化によって猫の体調も崩れやすいため、やはり早めにキャリーケースは準備しておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、猫がキャリーケースを嫌がらないように、日頃から定期的にキャリーケースに入れるなど、環境に慣れさせておくと、実際に使用する際のストレスが軽減されるはずです。
おもちゃ
猫は遊びを通じ運動不足を解消して、狩猟本能を満たします。
そのため、転がりやすいボールや羽付きのおもちゃ、キャットタワーなど、さまざまなおもちゃを揃えておくと良いでしょう。
特にキャットタワーは、猫にとって必須アイテムであるため、事前に大きめのキャットタワーを準備しておくことをおすすめします。
また、定期的におもちゃを交換することにより、猫に飽きずに遊んでもらえるでしょう。
首輪・迷子札
猫は完全室内飼いが推奨されていますが、室内飼いでも脱走してしまうことがあります。
万が一の脱走に備えて、猫に首輪と迷子札をつけておくと安心です。
首輪は軽くて首に負担が少ないものを選び、迷子札には飼い主や猫の名前と、飼い主の連絡先を記入しておきましょう。
猫の首輪といえば鈴付きのものをイメージしますが、鈴の音が猫にストレスを与えてしまう可能性があるため、なるべく鈴の付いていない首輪を選ぶことをおすすめします。
もちろん猫によっては首輪を嫌がることもあるため、首輪に慣れていない猫の場合は少しずつ慣らしていく必要があるでしょう。
ブラシ・コーム
猫の被毛のお手入れには、ブラシやコームが欠かせません。
短毛種と長毛種で適したブラシが異なるため、猫の毛質に合ったものを選びましょう。
ブラッシングは猫の抜け毛を取り除いて皮膚の健康を保つだけでなく、猫とのスキンシップにも繋がります。
猫をお迎えした後に早めに揃えておきたいグッズ
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次に、猫をお迎えした後に早めに揃えておきたいグッズをご紹介します。
これらのグッズは猫種によって必須ではないかもしれませんが、さらに猫との生活が快適になるかもしれません。
猫用シャンプー
猫は基本的に自分でグルーミングを行いますが、汚れがひどい時や皮膚のトラブルがある場合にはシャンプーが必要です。
猫用の低刺激シャンプーを使用して、シャンプー後はしっかり乾かしてあげましょう。
ただし、猫の祖先であるリビアヤマネコは、もともと砂漠で生活をしていたため、猫も身体が水で濡れることを嫌がることが多いです。
特にシャンプーは慣れていない猫もいるため、無理せず少しずつ慣れさせることが大切です。
可能であれば、子猫の頃から身体が濡れることに慣れさせておくことをおすすめします。
ただし、先述したように猫は自分でグルーミングを行うため、過度にシャンプーをする必要はありません。
歯磨きセット
猫の口腔ケアも大切です。
猫の歯は尖っているため、ドライフードを食べさせているのであれば基本的に人間や犬のように歯周病になるリスクは低いでしょう。
しかし、ウェットフードを与えていたりシニア猫で免疫力が弱っていたりすると、猫でも歯周病を発症してしまうことがあります。
そのため、特に高齢の猫であれば日頃から歯磨きをすることをおすすめします。
猫の歯磨きには、ガーゼやペット用歯ブラシ、猫専用の歯磨きペーストを用意しましょう。
もちろん歯磨きを嫌がる猫も多いですが、口腔内の健康を保つためには少しずつ慣れさせることが大切です。
あまりにも猫が歯磨きを嫌がるのであれば、デンタルガムなども良いでしょう。
猫用フェンス・ゲート
猫の安全を守るため、猫の脱走を予防するためには、猫用のフェンスやゲートが役立ちます。
玄関先やキッチン、ベランダなどにフェンスやゲートを設置することで、万が一の事故も未然に防ぐことができるでしょう。
特に、子猫や冒険好きの猫には、しっかりとした対策が必要になります。
ふた付きゴミ箱
トイレに流すことができない猫砂の処理には、ふた付きのゴミ箱が便利です。
ふたがあることによって、猫の排泄物の匂いが漏れにくく、衛生的に保つことができます。
また、専用の消臭剤や消臭シートを併用するとさらに効果的です。
ただし、ゴミ箱は猫がいたずらしない場所に設置するようにしましょう。
ペット保険
これはグッズではありませんが、猫の健康管理のためにペット保険に加入するのもおすすめです。
突然の病気やケガに備えてあらかじめ保険に加入しておくと、治療費の負担を軽減できます。
保険の内容や補償範囲をしっかり確認して、猫の年齢や体調に合った保険を選びましょう。
猫を飼うにはいろいろなものが必要になる
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猫と一緒の生活は素晴らしいものですが、「可愛い!」という気持ちだけで飼うことはできません。
毎日の食事やトイレの猫砂など、ランニングコストはそれなりにかかります。
また、猫がストレスや運動不足を解消するためにも、キャットタワーやおもちゃなども揃えてあげなければなりません。
ペット保険に加入しておくのも、後々のことを考えるとおすすめです。
今回は猫を飼う上で必要なグッズをご紹介しましたが、さらに猫と快適に暮らせるように、必要に応じていろいろなグッズを揃えてあげると良いでしょう。
PET-KAN(参照日:2024-09-21)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/604300/
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コーナンeショップ(参照日:2024-09-21)
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Rakuten24(参照日:2024-09-21)
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KeyTail(参照日:2024-09-21)
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セシールのコテージ(参照日:2024-09-21)
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快適ペットライフ(参照日:2024-09-21)
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MIKI TOMO(参照日:2024-09-21)
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犬の首輪屋てるべる(参照日:2024-09-21)
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Alpha Muse(参照日:2024-09-21)
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MARUTTO(参照日:2024-09-21)
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charm(参照日:2024-09-21)
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YUMEKA(参照日:2024-09-21)
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CLACO(参照日:2024-09-21)
https://item.rakuten.co.jp/yoshiokadenko/deodorizer_trash_can2/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。