犬小屋の作り方
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まずは本題である、犬小屋の作り方をご説明します。
ここをチェックして、愛犬のために犬小屋を作ってみるのも良いでしょう。
どんな犬小屋を作りたいか考える
いきなり行動に移すのではなく、まずはどんな犬小屋を作りたいか考えてみましょう。
頭の中で、愛犬に合ったサイズ、デザインの犬小屋をイメージします。
ただし、あまりに凝ったデザインのものはおすすめできません。
手作りとなるとシンプルなもののほうが作りやすいため、デザイン性よりも機能性を意識すると良いでしょう。
設計図を描く
犬小屋のイメージができあがったら、設計図を描きます。
設計図は犬小屋を手作りする上でもっとも大切だといっても過言ではないため、面倒かもしれませんが必要な工程です。
もしも手書きの設計図が難しい場合は、インターネット上でパソコン用の設計図作成ソフトも配布されているので、それを利用しましょう。
設計図で犬小屋のサイズを決めたら、次のステップに進みます。
犬小屋の材料を考える
犬小屋の設計図ができたからといって、すぐに作成に進むわけではありません。
次は、犬小屋に使用する材料を考えましょう。
一般的には木製のものが多いですが、雨風によって劣化するというデメリットがあります。
また、床部分はコンクリートブロックで嵩上げすることで、雨の浸水や地面からの湿気予防に繋がるでしょう。
ちなみに、樹脂やスチールなどで犬小屋を作ることも可能ですが、やはり手作りのしやすさを考えると木製の犬小屋になるはずです。
材料を購入する
犬小屋の設計図や材料が決まったら、いよいよ材料の購入に移ります。
材料はホームセンターで購入することができますし、ホームセンターの規模によっては材料を加工してくれるところもあるでしょう。
また、ホームセンターで工具をレンタルが可能な場合もあるため、事前にホームセンターに相談しておくのもおすすめです。
設計図に合わせて犬小屋を作る
それでは犬小屋の材料を購入してきたら、設計図に合わせて犬小屋を作っていきましょう。
犬小屋の制作は大掛かりなものなので、基本的には屋外で行います。
基本的に設計図どおりに制作すれば、トラブルもなくスムーズに犬小屋を作れるはずです。
犬小屋を手作りする際の注意点
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せっかく犬小屋を作ったとしても、犬がゆっくりと休めなければ意味がありません。
次に、犬小屋を手作りする際の注意点を解説します。
犬のサイズに合わせて作る
犬小屋を手作りする際は、犬のサイズに合わせたものを作るようにしましょう。
基本的には、犬がゆっくりと寝たり立ち上がったりできるスペースが必要になります。
また、出入口を狭すぎないようにするなど、犬が快適に過ごせるような工夫が大切です。
広い場所で一気に作る
犬小屋を作る時は、広々とした場所で一気に作ってしまいましょう。
何日もかけて犬小屋を制作すると、どこまでやったか忘れてしまったり塗料の色ムラができてしまったりする可能性があります。
そのため、犬小屋の制作をする前に天気予報をチェックしておき、1日中晴天の時に制作をすることがおすすめです。
完全に完成するまでは使用しない
犬小屋は、完全に完成するまで使用しないようにしましょう。
塗料が完全に乾燥する前に使用すると、においによって犬の気分が悪くなったり被毛に塗料が付着したりする可能性があります。
また、もっとも大事な屋根部分の釘やビスの隙間から雨水が侵入することも想定されるため、塗料を塗って防水性を高めておく必要があります。
中途半端な状態で犬小屋を使用してしまうと、思わぬ事故に繋がる可能性もあるでしょう。
木の切断面で犬が怪我しないようにする
木をカットすると、切断面にささくれができてしまうことがあります。
ご存じでしょうが、木のささくれが刺さるとかなりの痛みを感じます。
当然ながら犬の肉球に刺さっても怪我してしまうため、木の切断面はヤスリをしっかりとかけて滑らかにしなければなりません。
おすすめの犬小屋4選
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犬小屋を手作りするのが難しそうであれば、市販のものを購入するのもおすすめです。
最後に、おすすめの犬小屋をご紹介します。
おすすめの犬小屋(1)ログ犬舎
オーソドックスなデザインの、犬小屋です。
天然木の美しく温かみのあるデザインは、どんな家にも設置しやすいでしょう。
また、湿気予防のための脚や雨漏り予防の屋根など、機能性も抜群です。
おすすめの犬小屋(2)片屋根木製犬舎
広々としたデザインの、犬小屋です。
屋根部分はアスファルトでできており、雨などの悪天候にも強いです。
また、屋根は開閉式になっており、掃除をするのも簡単でしょう。
おすすめの犬小屋(3)木製犬小屋
天然木でできた、広々とした犬小屋です。
傾斜屋根で防水仕様になっており、雨の日の安心でしょう。
また、屋根部分は片側開閉可能なので掃除も楽にできます。
おすすめの犬小屋(4)DOG HOUSE
PPプラスチック製の、耐久性に優れた犬小屋です。
丸洗いすることができるため、いつでも清潔な状態を保つことができます。
また、両開きドアが付いており、犬の出入りもしやすいでしょう。
愛犬のための犬小屋作りをしよう
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愛犬のために犬小屋の手作りをしてあげたいという飼い主も多いかもしれませんが、あくまで愛犬のための犬小屋作りをしなければなりません。
無理なデザインで機能性が乏しかったり、塗料のにおいが強いことで犬が体調不良になったりしたら意味がないでしょう。
犬のために設計図を作り、無理のないデザインの犬小屋を作ることで、機能性に優れて気持ちのこもったものができるはずです。
また状況に応じて手作りが難しい場合には、ご紹介したような犬小屋を購入することも選択肢として考えてもいいかもしれません。
快適ペットライフ(参照日:2024-05-14)
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ARCLANDS(参照日:2024-05-14)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。