猫は「オス」と「メス」どっちが飼いやすい?それぞれの注意点も解説

猫はそれぞれ性格が異なりますが、ある程度性別で性格や特徴が変わります。
オス猫とメス猫では、どっちが飼いやすいのでしょうか?
この記事では、猫のオスとメスの特徴や注意点について解説します。 2024年07月08日作成

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オス猫とメス猫の特徴

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まずは、オス猫とメス猫の特徴について見ていきましょう。
性格はもちろん、身体的な違いもご説明します。

身体の違い

オス猫のほうが、メス猫と比べると身体が大きくなることが多いです。
そのため、オス猫のほうが、力が強くパワフルになる傾向があります。
当然ながら身体が大きいということは、体重も重くなるでしょう。

顔つきの違い

オス猫とメス猫は、顔つきも多少違います。
成長するにつれてメス猫は優しそうな顔つきになり、オス猫は凛々しい顔つきになる傾向があるようです。
また、身体の大きいオス猫はメス猫よりも若干顔が大きい傾向にあります。

性格の違い

どちらかというと、オス猫のほうが甘えん坊な性格をしています。
逆に、メス猫はマイペースで猫らしい性格といえるでしょう。
飼い主の膝の上でゆっくりとしたいオス猫と、わがままで高飛車でありながらも不意に飼い主のそばにやってくるメス猫は、性格は違えどどちらも可愛らしいものです。

発情行動の違い

猫の性別の違いで目立つのが、発情行動です。
オス猫の発情はメス猫の発情に反応することが多いため、オス猫単体で飼育をしていれば見ることはほとんど無いかもしれません。
また、オス猫の発情行動としては、攻撃的になったり大きな声で鳴いたりするなど、メス猫と同様の行動が見られます。
ちなみに、メス猫の発情は1年のうちに2回ほど確認でき、主に3月前後と7月前後です。
メス猫の発情行動は大きな声で鳴くほか、お尻を上げる、食欲がなくなる、トイレの回数が増えるなど、さまざまな変化が見られます。

それぞれの性別の猫を飼育する際の注意点

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次に、それぞれの性別の猫を飼育する際の注意点を解説します。
特徴を理解して接することで、猫との信頼関係を築くことができるでしょう。

オス猫は外飼いをしないほうが良い

そもそも猫を外飼いするのは、ほかの猫との喧嘩や交通事故による怪我、そして病気のリスクなどがあるため、おすすめしません。
しかし、どうしても猫を外飼いしたいという人のための注意点があるとすれば、オス猫の外飼いはしないほうが良いでしょう。
オス猫は縄張りがメス猫よりも広いため、一度外に出るとかなり遠くまで足を運ぶ可能性があります。
範囲が広いということは、それだけ事故やほかの猫との争いのリスクが多くなることが考えられます。
そのまま帰ってこなくなる可能性もあるため、オス猫の場合は外に出さないようにしましょう。

オス猫の多頭飼いは避けたほうが無難

オス猫は縄張り意識が強いため、オス猫同士の多頭飼いも避けたほうが良いでしょう。
当然ながら性格や相性の違いもあることから、一概にはいえません。
オス猫同士で仲良くできることもあれば、メス猫同士でも喧嘩ばかりすることはあるでしょう。
どの性格であっても、多頭飼いで大切なのは徐々にお互いを慣れさせるということです。

去勢・避妊手術は行ったほうが良い

オス猫とメス猫のどちらの性別を飼うにしても、去勢・避妊手術は行ったほうが良いでしょう。
オス猫は、去勢手術をしなければ部屋中におしっこによるマーキングをする可能性があります。
また、メス猫の発情期による鳴き声は近所迷惑になるため、早めに対処しなければなりません。
当然ながら、望まない妊娠を避けるためにも、メス猫の避妊手術は行うことをおすすめします。

初めて猫を飼うなら、オス・メスどっち?

初めて猫を飼う場合、オス・メスどちらがよいのか迷いますよね。しかし性別だけで決めるのではなく、猫の性格なども合わせて選ぶことをおすすめします。子猫の時は、オスでもメスでも好奇心旺盛でやんちゃです。いろいろな物を壊してしまうなど、大変な思いをすることもあるかもしれません。大きくなると行動範囲も狭くなり、性格もおちつくことが多く、飼いやすくなるでしょう。

甘えん坊の猫もいますが、自立心が高かったり、人間と一定の距離を取る猫もいます。成長した後の猫を飼う場合には、猫の性格と飼い主のライフスタイルが合うか考えてみましょう。家をあけることが多く、スキンシップが少なくなりそうであれば、甘えん坊の猫は避け、自立心が高いマイペースな猫の方がよいかもしれません。

猫を飼育する上での必需品4選

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最後に、猫を飼育する上での必需品をご紹介します。
猫をはじめて飼育するという人は、必ずチェックしておきましょう。

ピュリナワン キャット 室内飼い猫用 インドアキャット

猫を飼育するには、なによりもまず餌が必要になります。
こちらは室内猫に合わせて栄養素を調節している、総合栄養食のキャットフードです。
皮膚と被毛の健康のために、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸も配合しています。
小分けにパックされているので、出来立ての風味が長期間保てます。
合成着色料・香料は無添加なので、安心して食べさせることができるでしょう。


ピュリナワン キャット 室内飼い猫用 インドアキャット

猫じゃらし 11点セット

猫といっしょに遊ぶときは、このおもちゃがおすすめです。
猫の大好きな猫じゃらしで、先端部分を変えることができるため、飽きずに遊ぶことができます。
持ち手部分が掴みやすく、飼い主の負担となることもありません。


猫じゃらし 11点セット

necosekai キャットハンモック

猫用ベッドには、全身が包まれるこのハンモックがおすすめです。
デザイン性が高いため、インテリアとしても部屋に馴染むでしょう。
さまざまなカラーバリエーションがあり、部屋に合わせやすいのもポイントです。


necosekai キャットハンモック

キャットタワーStadium Sクラスモデル ファブリック

高いところが大好きな猫のために、キャットタワーも設置してあげましょう。
このキャットタワーは安定性が抜群で、多頭飼いにも対応しています。
通気性にも優れており、1年を通して使用可能です。
上下運動を行うことで運動不足の解消やストレスの軽減にもつながります。


キャットタワーStadium Sクラスモデル ファブリック

猫も性別によって違いがあることを理解しよう

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猫も人間やほかの生物同様、オスとメスでさまざまな違いがあることがおわかりいただけたでしょうか。
性別に加えて、性格の違いや個体差も関係してくるため、「オス猫は必ずこのように行動し、メス猫は必ずこのように行動する」と一概に言うことはできないでしょう。
あくまで参考程度にしておきたいことをご説明しておくと、オス猫のほうが甘えん坊であり、メス猫のほうがマイペースで高飛車な印象であることが多いです。
性格の違いよりも、身体的な違いをしっかりと覚えておくことが大切といえるでしょう。

参考サイト
charm 楽天市場店(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/258789/

パープルセブン(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/purple7/cattoy-lod/

Neco sekai(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/necosekai/mdr-55200/

Liv House(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-fpjer03/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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