猫が一人遊びをするのはなぜ？理由やおすすめおもちゃをご紹介！

まずは本題である、猫が一人遊びをする理由について見ていきましょう。
実は、単に暇だからという理由だけではない可能性があります。

猫が一人遊びをするのは、狩りの練習をしているからと考えられます。
そもそも、一人遊びをする動物は知能が高いといわれています。
サルやパンダなど、一般的に知能が高いと考えられる動物は、一人遊びをすることが多いです。
サルやパンダなどの一人遊びとは少し違いますが、猫は狩りをイメージした一人遊びをします。
床に転がっているおもちゃはもちろん、小さなぬいぐるみや虫を獲物に見立てて、影から狙いを定めて捕まえに行っている姿を見かけることがあるでしょう。
これは、野生で生きていた猫ならではの遊び方といえそうです。

猫は、飼い主といっしょに遊んだり走り回ったりしていないと、欲求不満になってしまうことがあります。
そんなときに、一人遊びをして気を紛らわせているのでしょう。
欲求不満のときの猫は、思い切り走り回ることがあります。
夜中に運動会をする猫が多いのも、欲求不満が理由でしょう。

もちろん、猫は暇だから一人遊びをしていることもあります。
飼い主が長時間不在であったり飼い主が構ってくれなかったりするときなど、猫が暇を持て余したときに一人遊びをすることが多いでしょう。
猫が大人しくおもちゃで一人遊びをしていればよいですが、場合によっては飼い主に構ってほしいがゆえにソファなどで爪をといで気を逸らそうとする猫もいます。

猫には、なるべく一人遊びを覚えさせたほうがよいです。
私たち飼い主といっしょに遊ぶのももちろんよいですが、猫の一人遊びにはそれなりのメリットがあることを覚えておきましょう。

猫が一人遊びをできるようになれば暇が潰せるようになるため、留守番でもストレスを感じにくくなることが期待できます。
一人遊びができる猫は、自分で遊んで疲れたら寝るということができ、飼い主としてはありがたいはずです。
そのため、猫が一人遊びしやすいように、部屋に一人遊びができるようなおもちゃを置いてあげるとよいでしょう。

完全室内飼いの猫は、室内で十分な運動をする必要があります。
猫は運動量が豊富なため、飼い主が毎日いっしょに思い切り遊んであげるのも難しいことがあるでしょう。
そんなときに猫が一人遊びできるのであれば、運動不足が解消されて肥満の心配も少なくなります。

猫が一人遊びをすることで、ストレス解消にも繋がります。
猫は遊ぶ時間が少ないと、ストレスが溜まっていきます。
ストレスが溜まることは、さまざまな病気の原因にもなるため、なるべく猫にはストレスを溜めさせてはいけません。
一人遊びは飼い主といっしょに遊ぶよりも刺激は少ないでしょうが、何もせずに暇を持て余しているよりはストレス解消に繋がるはずです。

猫の一人遊びは、知育に繋がることもあります。
特に子猫の場合には、ボールを転がすだけでも「このおもちゃを手で叩くと、こんな動きをするんだ！」と学びます。
また、ペット用の知育玩具を与えることも効果的でしょう。

最後に、猫の一人遊びにおすすめのおもちゃをご紹介します。
猫がうまく一人遊びができるように、これらのおもちゃを与えてみてはいかがでしょうか？

猫の一人遊び用のおもちゃとしては、この商品がおすすめです。
タワーの中のボールを触ると、ボールがタワーの中でくるくると回ります。
取れそうで取れないボールを、猫は夢中で取り出そうと遊んでくれるでしょう。

ウール100%でできた、フェルトボールです。
猫が誤飲しないように、3.5～4cmほどの大きさになっています。
手作りのボールはインテリアとしてもおしゃれで、猫を飼っている人へのプレゼントにもおすすめです。

おもちゃの中に入ったボールを、猫が一生懸命に取り出そうとする姿を見ることができるでしょう。
吸盤で床や窓に取り付けることができるのもポイントです。
また、おもちゃに付いた凹凸は、猫が身体を擦りつけることで抜け毛の処理も手助けしてくれます。

天然木製になっており、猫に安心して与えることができるおもちゃです。
サークルの中をくるくると回るボールに、猫は夢中になって遊んでくれるでしょう。
もちろん、中のボールが外に飛び出る心配はありません。
おしゃれなデザインは、インテリアとしても最適です。

猫が一人遊びをする理由はさまざまですが、主に暇つぶしや狩りの練習といった理由が挙げられます。
猫の一人遊びは、猫の運動不足やストレスを解消するのにとても大切です。
また、飼い主が不在の際の留守番もできるようになるでしょう。
ただし、猫が誤飲しないような安全性の高いおもちゃを選ばなければなりません。
そのため、一人遊び用のおもちゃは、少し大きめのものや壊れにくいものを選ぶようにしましょう。