猫が寒いときに見せる行動
出典:https://www.shutterstock.com/
まずは、猫が寒いときに見せる行動についてご説明します。
これらの行動をしていたら猫が寒いと感じていることになるため、しっかりと寒さから守ってあげる必要があるでしょう。
身体を丸める
身体を丸めて寝ているのは、猫が寒いと感じているときに見せる行動です。
その見た目から「ニャンモナイト」という可愛い呼び名もついていますが、猫にとっては単に寒さから身を守っているだけといえるでしょう。
身体を丸めることで、体内の熱を外に放出することを防ぐことができます。
布団に潜る
私たち人間と同様に、猫にとっても布団は温かいものです。
猫が布団や毛布の上に寝そべっているのであれば、寒いと感じているのかもしれません。
また、布団の中に潜り込むようであれば、全身に寒さを感じていることが考えられます。
飼い主に寄り添ってくる
猫に寄り添われると、飼い主としては嬉しい気持ちになるはずです。
もちろん、猫は飼い主に甘えたいから寄り添ってきているのかもしれません。
しかし、猫によっては寒いことから飼い主に寄り添い、肌の温かさを求めていることが予想されます。
水を飲む量が少なくなる
私たち人間もそうですが、暑いと水をたくさん飲むようになります。
逆に、寒いときには水を飲む量は減るはずです。
猫も同様で、寒いときにはあまり水を飲むことはありません。
いつもよりも猫が水を飲んでいる姿を見かけないようであれば、それは寒さを感じている可能性があるでしょう。
暖かい場所に移動する
猫は寒さを感じると、自らで暖かい場所を探しに行きます。
日光の当たる窓辺やストーブの前など、それぞれ暖かい場所に移動するでしょう。
猫の寒さ対策・注意点
出典:https://www.shutterstock.com
次に、猫の寒さ対策をご紹介します。
また、併せて注意点についても見ていきましょう。
適切な室温・湿度を保つ
猫が快適に過ごすことができる室温は、20~26℃前後だといわれています。
また、湿度は40~60%が理想です。
そのため、寒い時期になるとストーブやエアコン、加湿器などを使用して室温と湿度を適正に保つ必要があるでしょう。
ちなみに、子猫やシニア猫は自身での体温調整が難しいため、25℃前後を保つことがおすすめです。
暖房器具を使用する
先述したように、快適な室温を保つためにはエアコンやストーブを使用する必要があります。
また、こたつなどを使用するのもよいでしょう。
しかし、ストーブに近づきすぎると、猫が火傷をしてしまう可能性があります。
そのため、ストーブの前には柵を設置するなど、猫の火傷予防をする必要があるでしょう。
ネコがエアコンのリモコンを踏んで誤操作してしまわないように、リモコンは猫の手の届かない場所に置いておくことも大切です。
猫用ベッドを用意する
猫が寒さを感じていても凌ぐことができるように、猫用ベッドを設置してあげましょう。
温かい生地でできたベッドを設置することで、猫は寒ければベッドに移動して寝るはずです。
ペット用ヒーターを使用する
飼い主の外出時にストーブをつけっぱなしにするのが心配な人は、ペット用ヒーターを使用するとよいでしょう。
ペット用ヒーターは、猫がコードを噛まないような工夫をしていたり、誤操作をしないような対策をされていたりします。
特に飼い主が不在時のストーブの事故は、対処のしようがないためペット用ヒーターの使用はおすすめです。
室温を暑くしすぎないように注意!
いくら猫が寒さに弱いといっても、室温を高くしすぎるのはやめましょう。
室温を高くしすぎると、猫が体調を崩す可能性があります。
あくまで室温は、猫が快適に感じる20~26℃前後に抑えることが大切です。
冬におすすめの猫用ベッド4選
出典:https://www.shutterstock.com/
最後に、冬におすすめの猫用ベッドをご紹介します。
暖を取れるベッドを用意することで、冬も快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
ねこのおふとん はいるにゃん
猫が思わず入りたくなるような、袋型の入り口をした猫用ベッドです。
中綿もたっぷりと入っているため、猫は快適に寝ることができるでしょう。
また、洗濯機で洗えることから、常に清潔な状態を保つことが可能です。
アイリスオーヤマ あったかペットハウス
暖かみのある、可愛らしいデザインが人気のベッドです。
しっかりとした厚みのあるクッションは、猫の身体を優しく包み込んでくれるでしょう。
ハウス型のベッドは、猫が落ち着いて過ごすことができるはずです。
necosekai キャットドームベッド
ふわふわのボアが上品な印象を持たせてくれる、猫用ベッドです。
冬らしい落ち着いたカラーは、6種類から選ぶことができます。
底綿は滑り止め加工をされているため、フローリングの上に置いても滑る心配は少ないでしょう。
ドーム型猫用ベッド
このドーム型の猫用ベッドは入口部分を小さくすることにより、内部の温かさを外に逃がしにくくしています。
柔らかい素材でできているため、猫はゆっくりと寝ることができるでしょう。
季節を問わずに、オールシーズンで使用できる点もポイントです。
猫の寒さ対策をしっかりとしましょう
出典:https://www.shutterstock.com/
猫は基本的に寒さに弱い動物のため、しっかりと寒さ対策をする必要があります。
室温は20~26度、湿度は40~60%を保つことで、猫は寒い時期にも快適に過ごすことができるでしょう。
しかし、寒いからといって室温を高くするのはやめましょう。
特に体温調整ができない子猫やシニア猫には、大変危険です。
室温や湿度を適正に保ちながら猫用ベッドを設置することで、猫は快適に過ごせる場所を自分で探すでしょう。
ひなたのふとん(参照日:2021-10-01)
https://item.rakuten.co.jp/hinatanofuton/ry0119/
快適ペットライフ(参照日:2021-10-01)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/522596/
necosekai(参照日:2021-10-01)
https://item.rakuten.co.jp/necosekai/mdr-55690/
HALshop(参照日:2021-10-01)
https://item.rakuten.co.jp/hal123/ly0052/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。