ミニチュアダックスフンドのしつけ方を学ぼう！性格や飼育方法も解説

ミニチュアダックスフンドは、はじめて犬を飼う人でも問題なく飼うことができるのでしょうか？
まずは、ミニチュアダックスフンドの性格についてご説明します。

ミニチュアダックスフンドは、フレンドリーな性格であることが多いです。
もちろん個体差はありますが、ドッグランなどでほかの人や犬とはじめて会ったときにも、問題なく遊ぶことができるでしょう。
もちろん家族に対しても愛情深く、子どもがいる家庭でも問題なく飼うことができそうです。

ミニチュアダックスフンドは、その可愛らしい見た目どおりに甘えん坊な性格をしています。
愛犬に甘えられるのは嬉しいものですが、飼い主が犬を甘やかすことでわがままな性格になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

ミニチュアダックスフンドは、もともと狩猟犬として活躍していました。
そのころの名残からか、物事に対する反応が早いです。
家のチャイムが鳴ったときなどは、音に反応して吠えてしまうこともあるでしょう。
それを放置しておくと吠え癖になることが考えられるため、注意しなければなりません。

人によっては、ミニチュアダックスフンドのしつけに悩んでいる人もいるかもしれません。
次に、ミニチュアダックスフンドのしつけ方法や飼育のポイントについて見ていきましょう。

先述したとおり、ミニチュアダックスフンドは吠え癖がつきやすい犬種です。
そのため、無駄吠えのしつけはなるべく早めに行わなければなりません。
犬が吠えても反応することなく、無視をしましょう。
また、犬が大人しいときには優しく声をかけたり撫でたりするなど、犬が大人しいときにのみ対応するようにすることがおすすめです。
犬が吠えても反応しなければ、「いちいち吠えても意味がない」と理解するようになり、徐々に無駄吠えはしなくなるでしょう。

ミニチュアダックスフンドは、力の強い大型犬のようにしつけを一切しなくても手がつけられなくなるようなことはないでしょう。
しかし、私たち人間と同じ社会で生きる以上、最低限の服従訓練はしなければなりません。
「おすわり」や「伏せ」「待て」などの基本的な服従訓練を行うことは、犬の身を守ることにも繋がります。

ミニチュアダックスフンドを飼う上でもっとも気を付けなければならないポイントは、肥満です。
胴長短足の体型をしているため、肥満になると椎間板ヘルニアの発症率が高くなります。
食事は適量を与えて、毎日しっかりと散歩もしましょう。

ミニチュアダックスフンドは短足なため、散歩をするとアスファルトが地面に近くなります。
日中に散歩をしたときには、アスファルトの照り返しにより熱中症のリスクが高くなるでしょう。
そのため、ミニチュアダックスフンドを散歩する際には、朝晩に行うことがおすすめです。
もともと狩猟犬のミニチュアダックスフンドは、毎日しっかりと運動をさせる必要があります。
朝晩2回の各20分程度の運動をさせることで、運動不足によるストレス解消ができるでしょう。

最後に、ミニチュアダックスフンドの飼育に役立つグッズをご紹介します。
ミニチュアダックスフンドを現在飼っている人でも、これらのグッズがあればさらに毎日が快適になるでしょう。

使いたいときにサッと開いて使える、折りたたみタイプのソフトキャリーです。
上部はメッシュ素材になっており、通気性にも優れています。
このキャリーがあれば、気軽に犬と出かけることができるでしょう。
内側はPVC加工で汚れを拭き取りやすくなっているため、常に清潔な状態を保つことができそうです。

ミニチュアダックスフンドのために作られた、ドッグフードです。
腰と関節の健康維持のために、グルコサミンやコンドロイチンを配合しています。
また、オメガ6&3脂肪酸もバランスよく調整されており、ミニチュアダックスフンドのきれいな被毛を保てることが期待できるでしょう。

胴長短足のミニチュアダックスフンドは、高い場所への上り下りで足腰に大きな負担がかかります。
しかし、このドッグステップがあればソファやベッドなどにも簡単に上り下りすることができるでしょう。
表面は柔らかいウレタンですが、中は硬めのチップウレタンを採用しているため、しっかりと踏み込むことが可能です。

ミニチュアダックスフンドが気を付けたい健康維持成分を配合した、犬用おやつです。
椎間板の健康維持が期待できるN-アセチルグルコサミンや皮膚の健康維持成分のセラミドなど、ミニチュアダックスフンドのために作られているため、安心して与えることができるでしょう。
ガムタイプのおやつは、歯垢や歯石の除去にも効果が期待できます。

とても可愛らしい外見をしているミニチュアダックスフンドですが、甘やかして育てるとわがままな犬になってしまうことがあります。
また、可愛いからとなんでも食べさせていると、肥満になることもあるでしょう。
ミニチュアダックスフンドは胴長短足のため、足腰が強くありません。
肥満になると、椎間板ヘルニアを発症する可能性も高くなります。
もしもミニチュアダックスフンドを飼うのであれば、絶対に肥満にさせないように毎日の食事や運動にも気を配らなければなりません。