早食いの健康への影響とは?

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吐き戻し
猫は早食いをすると、吐き戻してしまう可能性があります。他にも、喉をつまらせてしまうこともあるので、早食いはできるだけやめさせるようにしましょう。
吐き戻ししてしまうと、猫が健康に生活するためにも必要なカロリーを摂取できなくなる可能性もあります。
胃拡張や胃捻転などの病気の危険性
早食いには胃拡張や胃捻転などの病気を引き起こす可能性があります。
胃拡張や胃捻転はたくさんのごはんを急にたくさん食べることにより、胃が拡張し、ごはんを食べて急に動くことで胃が捻転を起こしやすくなります。
胃拡張や胃捻転を引き起こすと、自宅で安静にしても直ることがないため、すぐに動物病院を受診する必要があります。特に胃捻転はそのままにすると胃が壊死してしまう可能性があります。ごはんを食べた後は安静にさせておくことが大事です。
肥満を引き起こす可能性も
ごはんはあまり噛まずにすぐに食べてしまうと、満腹感を得づらくなります。そのため、何度もごはんを要求するようになり、1日のカロリー量を超えやすくなります。
猫は一度肥満になってしまうと、減量をすることが難しくなります。減量にはカロリーコントロールと運動が必要です。猫は犬と比べて運動をさせることは難しいです。そのため、日頃からカロリー量を調べて与えるようにしましょう。
早食いを防ぐための対策法とは?

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ごはんをたくさん食べてくれることは嬉しいですが、健康に何らかの影響があるのであればどうにか直してあげたいです。では、早食いを防ぐためにはどんなことをすればいいのでしょうか。
ここでは、猫の早食いを防ぐための対策法についてご紹介します。
食事の回数を増やす
猫の早食いを予防するためには、食事の回数を増やすことがおすすめです。1日2回であれば3回へ、3回であれば4回にし、1日の食事量は変えないように注意しましょう。
食事の回数を増やすことで、満腹感を得るだけでなく、吐き戻しや胃捻転や胃拡張などの病気を引き起こしにくくなります。食事回数を増やすことはダイエットにも効果が期待できるので、早食いだけでなく、体重が気になる猫にもおすすめです。
少量ずつ与える
1回分のごはんを少量ずつ与えることも有効です。1回分のごはんを少量ずつ、食べ終わった後に、また少し追加していくようにしましょう。
多頭飼育でごはんを食べる時に取り合いが生じる場合は、ケージを利用するなどして、猫に落ち着いてごはんを食べることができる環境を整えてあげましょう。
早食い防止グッズを活用
早食いを防止するグッズも活用しましょう。容器にデコボコがついた容器や、少しずつごはんが出るおもちゃなどがあります。容器は商品により素材やデコボコの形が異なるので、生活スタイルや好みに合わせて選んでみましょう。
おすすめグッズをご紹介
早食い防止フードボウル ポップ
早食いを防ぐためのフードボウルです。容器にはたくさんのデコボコがついているだけでなく、裏面に滑り止めがついているので安心して使用することができます。さらにごはんがこぼれにくい形状になっているので、掃除にも役立ちます。容器は熱湯消毒も可能なので、お手入れも簡単です。

早食い防止フードボウル ナチュラル
容器にデコボコがついた早食い防止用フードボウルです。デコボコの形がうずまきのような形をしていて、可愛らしいデザインになっています。お皿には滑り止めがついているので食べている時に動きにくくなっています。容器は熱湯消毒が可能になっているので、お手入れもしやすく清潔を保ちやすいです。

ねこボール
ボールを転がすことで少しずつおやつやごはんを食べることができるおもちゃです。卵型の形をしているので、転がしても起き上がるようになっています。おもちゃを転がしごはんが出てくるので、猫も夢中になって遊ぶようになります。早食い防止だけでなく、お留守番の時にも活躍してくれます。分解することができるので、お手入れも簡単です。

猫じゃらし おやつボール
揺らすことで穴からごはんが出てくるおもちゃです。早食い防止やお留守番のお供、運動不足解消にも役立ちます。使用方法は上部カバーを開けて、ごはんをセットするだけなのでとても簡単です。フードの出口は3段階に調節することができるので、ごはんの時やおやつの時などに切り替えができるのも特徴の1つです。

早食いの健康への影響を知ろう

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ここでは、猫の早食いについて、早食い防止に役立つグッズについてご紹介しました。
猫がごはんをたくさん食べてくれることは喜ばしいことですが、早食いは吐き戻しや肥満、胃拡張などの病気を引き起こすきっかけになってしまうことがあります。ごはんはできるだけゆっくり食べてもらうことが望ましいですが、言葉で静止してもあまり効果が期待できないでしょう。
そんな時には、早食い防止グッズを使用することで、簡単にゆっくり食べてくれるようになります。必要に応じて便利なグッズを活用してみてみましょう。
・しろくじら (参照日:2021-08-17)
https://item.rakuten.co.jp/shirokuzira/siro00534/
https://item.rakuten.co.jp/shirokuzira/siro00532/
・Crafters Market (参照日:2021-08-17)
https://item.rakuten.co.jp/craftersmarket/0507/
・SUNRペットキャリーソープフラワー (参照日:2021-08-17)
https://item.rakuten.co.jp/glass-sunr/up-036/
著者情報
 
  こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。
    

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