猫が家具をボロボロにしてしまう理由とは？おすすめの爪とぎもご紹介！

飼い主が外出する度に家具をボロボロにされてしまうと、猫から目を離すことができなくなってしまいますよね。ボロボロにされたままだと見栄えも悪くなり、新しい家具を買っても、またボロボロにされてしまうと考えると怖くなりますよね。
ここでは、猫が家具をボロボロにする理由についてご紹介します。

家具をボロボロにしてしまうのは、爪とぎの代わりにしてしまっている可能性があります。猫は爪とぎをすることにより、爪を尖らせ、古くなった爪を取り除いています。爪とぎは猫の正常な行動で、自宅に爪とぎがないと、爪とぎの代わりとして家具で爪をとぎます。

ストレス発散のために家具などで爪とぎをしてしまう可能性があります。
爪をとぐ行動には、ストレスを発散させる効果があります。猫は毎日家という同じ空間のみで生活をしているので、おもちゃやキャットタワーがないと、ストレスを溜め込んでしまいます。

猫はストレスが溜まると、家具や家電などを壊してしまったり、飼い主さんに対して威嚇や攻撃をしてしまうこともあります。さらに、ストレスは体調を崩すきっかけになってしまうこともありますので、毎日猫がストレスを発散できるようにおもちゃを用意してあげましょう。

縄張りを主張している可能性があります。
猫は廊下やドア付近の家具に対して、ここは自分の縄張りだと主張するために自分のニオイを家具にすりつけます。爪とぎ行為は、自分のニオイを対象物につけることができます。
飼い主さんから見たら、家具をボロボロにしているだけのように見えますが、猫にとっては自分の縄張りを主張するための大切な行為でもあるのです。

猫が家具をボロボロにしてしまう理由を知ることができても、そのままにしても家具をボロボロにすることは止めてくれません。家具を守るためには、猫に何らかの対処をする必要があります。ここでは、家具を猫から守る方法を見ていきましょう。

猫を叱るためにはタイミングが大事で、猫が家具をボロボロにしている時に叱らなければ意味がありません。そのため、家具をボロボロにしてから時間が経っている場合は意味が無いので注意しましょう。

猫を叱る方法は、「ダメ」と低い声で猫に伝えることや大きな音を出す、霧吹きスプレーを使って水をかける方法があります。霧吹きを使用する時には、必要以上に水をかけないように、水の出る量を調節しましょう。

しっかり叱ることは必要ですが、大きな声で怒鳴ることや猫を叩く行為は絶対にしてはいけません。猫を叩く行動は、打ち所が悪いと猫が怪我をすることがあるだけでなく、信頼関係も崩壊してしまいます。

専用の爪とぎを用意してあげましょう。
爪とぎを用意することで、猫が家具で爪をとぐことを減らせます。爪とぎは1つではなく、いくつか用意しておくことで、猫が家具に爪とぎをすることを防ぐことができます。中には、爪とぎをしていた家具を気に入ってしまって爪とぎしてしまうこともあります。

家具にイタズラできないよう対策をとるようにしましょう。
猫用のイタズラ防止スプレーは、振りかけることで猫がかけた物に対してイタズラをしなくなります。猫が家具を傷つける前にイタズラ対策をとってあげましょう。

猫から家具を守るためには、猫に爪とぎを与えることがおすすめです。爪とぎは猫が爪をとぐために大事な物で、どこにでも販売されているので、手軽に手に入れることができます。ここでは、猫用爪とぎのおすすめ商品をご紹介します。

トンネル型の爪とぎでトンネルの中でも外でも爪をとぐことができます。猫の口がトンネルになっているので見た目も可愛らしく、ダンボールでできているので、通気性も抜群です。トンネルの中に入るだけでなく、上に登ってくつろぐこともできます。

マタタビパウダーもついた爪とぎです。両面構造になっているので1つで2回使用することができるので、とても経済的です。1つの価格が比較的安いので、リピートしやすいです。たくさん爪とぎをする元気な愛猫におすすめの爪とぎです。

猫型の可愛らしいデザインの爪とぎです。両側面に、しまネコのイラストが入っています。ダンボールの断面で爪とぎを行うことができます。爪とぎ中に爪とぎが動かないようになっているので、猫が思いっきり爪とぎをすることができます。

爪とぎ付きのキャットタワーで、高い場所に登ることができる爪とぎです。比較的にコンパクトなサイズなので、限られたスペースでも設置することができます。高い場所を好む猫におすすめの爪とぎです。

ここでは、家具をボロボロにしてしまう理由や、おすすめ爪とぎをご紹介しました。
爪とぎは猫の習性です。猫が爪とぎをするのは正常な行動ですので、猫専用の爪とぎを用意してあげましょう。爪とぎにはたくさんの種類が販売されているので、きっと愛猫やお家の雰囲気にぴったりな物が見つかりますよ。