自然乾燥は絶対NG!犬にドライヤーをかける際のコツや注意点

愛犬をシャンプーした後は、しっかりとドライヤーで乾かしていますか?
シャンプー後の自然乾燥は、皮膚が乾燥したり風邪を引いたりなどするため、かならずドライヤーでしっかりと被毛を乾かす必要があります。
この記事では、犬にドライヤーをかける際のコツや注意点について見ていきましょう。 2021年04月16日作成

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犬にドライヤーをかける際のコツ

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まずは、犬にドライヤーをかける際のコツについてご紹介します。
コツを掴めば、犬がドライヤーを嫌がることも少なくなるでしょう。

事前にタオルドライをしっかりとする

長時間ドライヤーをかけるのは、嫌がる犬もいるはずです。
そのため、ドライヤーをかける前にはしっかりとタオルドライをしましょう。
犬の耳の裏を軽く撫でてあげると身体をブルブルと震わせるため、ドライヤーの時間短縮になります。
何度かタオルドライと身体を震わせることを繰り返した後にドライヤーをかけることで、効率良く行うことができるでしょう。

ブラシを使用しながら乾かす

ドライヤーをかけるときには、スリッカーブラシやコームなどを使用すると良いでしょう。
ブラシを使用しながら乾かすことで、犬の被毛もきれいに整います。
また、乾きムラがなくなるのもポイントです。

犬の顔の後ろから風を当てる

犬がドライヤーを嫌がる理由として挙げられるのは、その風の強さです。
ドライヤーの熱が顔にかかることを特に嫌がるため、犬の顔付近を乾かすときには犬の後ろから風を当てると良いでしょう。
後ろから風が当たることで、目が乾く心配もなくなります。
顔はしっかりと乾かさなければ涙やけなどの原因にもなるため、忘れずに乾かすようにしましょう。

終わった後にご褒美を与える

犬がドライヤーを嫌いになると、苦手意識からどんどんとドライヤーから逃げるようになってしまいます。
これは、過去にドライヤーの風が目に当たったことや、ドライヤーのせいで痛い経験をしたなどの原因が挙げられます。
それを克服するために、ドライヤーを終えた後に思い切り褒めて、ご褒美を与えましょう。
ご褒美を与えられることで、犬は「ドライヤー=ご褒美」となるため、苦手意識が少しずつ薄れていくはずです。

犬にドライヤーをかける際の注意点

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犬にドライヤーをかけるのは、適当にワシャワシャとすれば良いというわけではありません。
正しいかけ方をしなければ被毛や皮膚にも良くありませんので、注意点はしっかりと守りましょう。

最後までしっかりと乾かす

犬の被毛が完全に乾いていない状態で、ドライヤーを終えるのは良くありません。
被毛が半乾きだと、被毛と皮膚の間から菌が増えて炎症を起こす可能性があります。
また、皮脂やにおいの原因にもなるでしょう。
そのため、犬にドライヤーをかけるときには、最後までしっかりと乾かす必要があります。

温風を当て続けない

犬にドライヤーをかけるときに、同じ場所に温風を当て続けるのは絶対にやめましょう。
ドライヤーの熱で火傷をして、その経験からドライヤー嫌いになることもあります。
犬にドライヤーをかけるときには、温風と冷風を使い分けたり、全身にまんべんなく風を当てたりして、火傷をしないようにしなければなりません。

犬の身体から離して使用する

先述したように、ドライヤーの熱による火傷は犬をドライヤー嫌いにする理由のひとつです。
同じ場所に長時間ドライヤーの風を当て続けるのはもちろん、犬の身体から近い場所でドライヤーをかけるのも良くありません。
そのため、犬とドライヤーの距離は最低でも30cm、可能であれば50cm程度離すことを心がけましょう。

おすすめのペット用ドライヤー4選

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最後に、おすすめのペット用ドライヤーをご紹介します。
また、犬の皮膚に優しいコームも併せて購入の検討をしてみてください。

(1)DUZ ハンズフリードライヤー

このドライヤーはハンズフリータイプになっているため、片手が塞がることがなく使いやすいです。
片手で犬を押さえながら、もう片方の手でブラシを使用できるため、効率良くドライヤーをかけることができるでしょう。
また、犬が嫌がるドライヤーの音を抑えた静音設計であるのもポイントです。
ホースとヘッド部分が360度動かせるため、どんなシーンにも対応できるでしょう。


DUZ ハンズフリードライヤー

(2)ペットドライヤー Petion

犬の被毛のことを考えて作られたドライヤーです。
温風高モードでも約60℃であるため、犬の被毛を傷めることも少ないでしょう。
サイズが小型で、場所を取らないのも嬉しいです。


ペットドライヤー Petion

(3)MEGA BLOW

風力がかなり強めに作られた、業務用の犬用ドライヤーです。
設定した風量までは6秒かけて徐々に強くなっていくため、突然の大きい音に犬が驚く心配も少ないでしょう。
ドライヤーが苦手な犬こそ、強い風力でサッと乾かしてしまったほうが良いのかもしれません。

(4)ダイヤカットコーム

コームで犬の被毛を整えながらドライヤーをするときには、これがおすすめです。
細目と荒目の兼用として作られているため、身体の部位に合わせてブラシで被毛を整えることができるでしょう。
部位によってブラシを使い分ける手間がないのは、犬の被毛を乾かす時間の短縮にもなります。


ダイヤカットコーム

犬が嫌がらないようなドライヤーのかけ方をしよう

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犬がドライヤーを嫌がるのは、熱と音によるものが多いです。
熱風により火傷をしたり、大きな音でびっくりしたりすることにより、ドライヤーに苦手意識を持つのでしょう。
そのため、犬が火傷をしないように身体中にまんべんなくドライヤーをかけるなどをして、犬がドライヤー嫌いにならないような工夫をしなければなりません。
また、終わった後にご褒美を与えることで、犬はむしろドライヤーを好きになる可能性もあります。
犬がドライヤー嫌いになると、シャワーのたびに苦労をすることになるため、飼い主自身もドライヤーへの苦手意識を持たないことが大切になるでしょう。

参考サイト

みんな笑顔(参照日:2021-03-18)
https://item.rakuten.co.jp/petstown/duz-dryer/

SHIBADEN(参照日:2021-03-18)
https://item.rakuten.co.jp/shibaden/pet-850/

ruru-shop(参照日:2021-03-18)
https://item.rakuten.co.jp/ruru/049-01/#049-01

とぎ職人の部屋(参照日:2021-03-18)
https://item.rakuten.co.jp/togishokunin/10000761/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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