犬が夜泣きをする理由
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まずは、犬が夜泣きをする理由について解説します。
寂しい
犬が夜泣きをする理由として、寂しいからということが挙げられます。
これはペットショップなどで子犬を迎え入れたときや、保護犬を引き取ったときに多いです。
いきなり親犬や兄弟と離れたことで、急激に寂しさを感じているのかもしれません。
空腹
私たち人間も、あまりにお腹がすいていると眠れなくなることがあります。
犬も同様に、空腹でなかなか眠りにつくことができずに、夜泣きをして空腹を飼い主に知らせているのかもしれません。
特に食事を4~5回に分けて与えることの多い子犬の場合には、空腹による夜泣きの可能性が高いでしょう。
疲れていないから
成犬になると、どんな犬種でも体力がついてきます。
毎日に必要な運動量を満たしていなければ、夜になっても疲れていないため、それを夜泣きで発散しようとします。
コミュニケーション不足
飼い主とのコミュニケーションが足りていないと、犬は飼い主と遊びたくて夜泣きをすることがあります。
毎日しっかりと犬とコミュニケーションがとれていれば問題はないですが、留守にしがちであったり触れ合う時間が短かったりすると、犬はもっと飼い主と触れ合いたいと感じて、夜泣きで伝えようとするでしょう。
認知症
シニア犬になると発症しやすい認知症の症状のひとつとして、夜泣きが挙げられます。
また、シニア犬になると寝る時間が多くなり昼間でも寝ているため、夜になっても眠くならないのかもしれません。
不安
シニア犬になると、徐々に身体の老化が進んでいきます。これは寂しいことですが、避けることはできません。老化により視力や聴力が弱まることで、犬は不安を感じます。
不安を感じている気持ちを伝えようと、夜泣きをしている可能性があります。
犬が夜泣きをするときの対策
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犬が夜泣きをする理由が理解できたところで、次は対策をご紹介します。
夜泣きは犬自身にとっても、ストレスになっているのです。
一緒に寝る
犬の夜泣きの対策として一番効果的であるのが、犬と一緒に寝ることです。
子犬はもちろん、シニア犬でも飼い主と一緒に寝ることで安心することができます。
シニア犬であれば、急な体調の変化にも気が付きやすいため、一緒に寝ることはおすすめです。
しかし、子犬や成犬は飼い主と一緒に寝ることが習慣化してしまうと、飼い主に依存する分離不安症になる可能性があるため、注意しなければなりません。
食事の時間・量を調整する
犬が空腹により夜泣きをしているようであれば、食事をする時間や量を調整してみましょう。
単純に食事量を少し増やしてみても良いですし、寝る時間の少し前に食事をさせても良いかもしれません。
しかし、犬が肥満にならないように身体の調子を見ながら調整するようにしましょう。
犬とコミュニケーションをとる
犬とのコミュニケーション不足が夜泣きの理由として考えられる場合は、犬と触れ合う時間を長くしてみましょう。
毎日の散歩時間や距離はもちろん、家の中でも犬と遊んだり触れ合ったりします。
そうすることで、飼い主とのコミュニケーション不足による欲求不満は解消されますし、体力を使うためにぐっすりと寝てくれることが期待できます。
気を紛らわせる
犬が安心して寝ることができるように、さまざまなグッズを使用しても良いでしょう。
安眠できそうなベッドや、一人遊びができるおもちゃなどを与えることで、犬は気を紛らわせることができるはずです。
犬が夜泣きをするときにおすすめのグッズ4選
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最後に、犬が夜泣きをするときにおすすめのグッズをご紹介します。
犬が安心できるようなものや気を紛らわせることができるものですので、愛犬の夜泣きが治まらないようでしたら、購入を検討してみてはいかがでしょうか?
(1)ふわふわとろけるペットベッド
犬の身体を包んでくれるような、柔らかなベッドです。表面は長毛素材で、あたたかく肌触りもよいのが特徴です。裏面には滑り止めつきなので、勢いよく飛び込んでも安心です。
(2)EMME ペットベッド
枕と一体型のデザインのベッドです。
犬が安心できるように設計されており、シニア犬でも問題なく寝ることができるでしょう。
カバーは洗濯機で洗うことができるため、清潔な状態を保てます。
(3)ロープボール
このおもちゃはロープ部分に吸盤が付いているため、ボールを引っ張って遊ぶことができます。
寂しさや体力が有り余っていることで夜泣きをするのであれば、このおもちゃで一人遊びをさせてみてはいかがでしょうか?
きっと犬は日頃の発散をするために、夢中でボールを引っ張って遊んでくれるでしょう。
(4)骨型ガム ミルク味
犬の寂しさや空腹を紛らせるために、おやつとしてガムを与えてみるのもおすすめです。
ガムであれば口内ケアに繋がりますし、硬いため食べ終わるまでに時間もかかります。
ですが、顎が発達していない子犬に与えるのは避けましょう。
犬の夜泣きはしっかりと対処しましょう
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犬の夜泣きは、飼い主にとってだけでなく、犬にとってもストレスが溜まるものです。
日頃から犬とコミュニケーションをとることで、欲求不満などが理由となる夜泣きはしなくなるでしょう。
もしも夜泣きが治まらないのであれば、さまざまなおもちゃやおやつなどのグッズを使用するのもおすすめです。
Bedsure(参照日:2021-02-04)
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lifechoice寝具厳選館(参照日:2021-02-04)
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charm 楽天市場店(参照日:2021-02-04)
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ドッグパーク(参照日:2021-02-04)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。