犬が年をとって介護が必要になると…?
出典:https://www.shutterstock.com
犬も人間と同じように年をとります。すると、若い頃とは違う体の変化が見られ、飼い主さんのサポートや介護が必要になってくることもあります。子犬を飼っている時期には想像しにくい状態になるかもしれません。今すぐに必要でなくても、心構えとして知っておくべきことを確認しておきましょう。
視力が弱る
犬が年をとると、少しずつ視力が弱ることもあります。慣れた環境であれば、他の感覚器官で補いながら生活することも可能ですが、それでも何かにぶつかったりするリスクは高まります。犬が移動する場所には物を置きっぱなしにしないよう注意したり、家具などの角にクッション材を貼るなどしてケガを防止してあげましょう。
足が立たなくなる・弱る
段々と体力が落ち、家の中で寝てばかり過ごすようになったり、散歩ですぐにバテてしまうなどが見られるようになります。また、脚力が落ちてくると室内での移動にも時間がかかります。
犬の多くは、前足よりも後ろ足から弱り始めるとされています。踏ん張りがきかず、立ち上がるまでに時間がかかる、立ち上がろうとしてもふらついて立てない、足がプルプルと震えるようになるなどの様子が見られ始めると、移動時のサポートも必要になるでしょう。
トイレや排泄にサポートが必要になる
トイレの場所が分からない、トイレに辿り着くまでにガマンができないなどから、トイレの失敗が目立つようになります。トイレ環境を見直したり、オムツの使用も検討する必要があるかもしれません。また、食事も喉を通りにくくなるため、食べやすい食事に変える、食事のサポートをするなどの介護が発生します。
その他、認知症による夜鳴きや昼夜逆転なども経験するかもしれません。
介護用ハーネスは状態に合わせて選ぼう
出典:https://www.shutterstock.com
介護用ハーネスは、足腰が弱ってきた犬の移動をサポートする上でとても便利なアイテムです。しかし、介護用ハーネスにも様々な種類があり、それらの違いをきちんと理解して犬の状態に合ったものを選ぶことが大事です。用途に合っていない介護用ハーネスを選ぶと、かえって負担をかけてしまったり、逆に出来ることまで奪ってしまうことになります。
介護用ハーネスを選ぶ時は、具体的にどんな場面でサポートが必要なのか思い浮かべながら検討しましょう。
少しの介助で歩ける時は
前足、後ろ足のどちらかが弱ってきたものの、まだまだ外に散歩に行きたい!という状態であれば、できるだけ自分の足で歩けるようなハーネスがおすすめです。胴体を持ち上げてサポートするものよりも、前足・後ろ足の負担を軽減できるような部分サポートタイプのハーネスを選んでみてはいかがでしょうか。
出来ることは続けさせてあげることが、介護をする上でとても大事になります。必要以上に介助すると、本来ならば出来ることまで出来なくなってしまう可能性があるからです。
散歩中に抱っこが必要なら肩掛けが可能なタイプも
外は大好きだけど、長距離歩くことが難しい場合、飼い主さんが抱っこして移動することもあるでしょう。そんな時は、肩掛けと持ち手の両方が備わったタイプが便利です。持ち上げている最中に飼い主さんの負担が減るよう、肩の部分にクッションが入っているものが特におすすめです。
生活全般に介護が必要なら広い面で支えられるものを
自分で動くことが困難な状態で、立ち上がることも難しければ、しっかりと体全体を支えてくれるような安定性の高い介護用ハーネスがおすすめです。サポートできる面が広ければ広いほど、持ち上げた時に体にかかる負荷が少なくなり、皮膚に食い込むなどで痛い思いをさせずにすみます。
寝たきり状態であれば、装着したまま眠れるような快適な素材のものを選びましょう。寝たきりになると、体を動かすだけで嫌がったり痛がったりするケースも多々ありますが、定期的に体位を変えてあげないといけません。できるだけストレスのないように、その都度着脱の必要がない、心地よいものがベストです。
犬の介護用ハーネスおすすめ4選
着たままねんねのハニカム胴着
起き上がりや歩行の補助も、着たまま寝ることもできる介護用ハーネスです。大型犬に適したサイズとなっています。
肌にあたる部分はハニカム構造の立体編物素材が使われており、通気性・クッション性を兼ね備えています。持ち手1ヶ所と持ち手2ヶ所があり、目的やケガなどの場所を考慮して選べます。
後脚付 着たままねんねのハニカムつなぎ
後脚の部分までしっかりとサポートできる介護用ハーネスです。寝起きや歩行の介助にも役立ちますが、そのまま寝ることも可能なため、動きにくい症状が進行しても使いやすくなっています。「どこでもハニカム当て」を使うと、さらに体にかかる負荷が軽減でき、皮膚への食い込みによる痛みを少なくすることができます。
後ろ足用介護 歩行補助ハーネス
後ろ足の脚力が弱ってきた時の歩行補助に役立ちます。必要な部分だけサポートしてあげると、犬の思うように動くことができます。介護が必要になる最初の段階で特に役に立ちそうなアイテムです。
犬用コルセット
中型犬用のコルセットで、特に胴の長いダックスやコーギーなどにおすすめです。胴の長さを考慮してハーネスを選ぶことはとても大事なポイントとなります。合わないものを着用すると、足腰への負担になってしまいます。この介護用ハーネスは、お尻の部分を引き上げて歩行をサポートしてくれます。
犬の介護用ハーネスは状態や体型にマッチしたものを
犬が年をとると、徐々に動きにくさが見られるようになるのが一般的です。そのため、その時の状態に応じた介護用ハーネスを選んであげることが大事です。介護が必要になったからといって、できる部分まで全て介助するのではなく、出来ない部分だけサポートしてあげましょう。
介護用ハーネスは、ちょっとした歩行サポートのものから、寝たきりに対応できるものまで様々です。愛犬の体型にマッチするものを選びましょう。購入前にはきちんとサイズをはかり、体型に合っているかの確認を行うことも重要なポイントです。
アイアンバロン(参照日2020-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/oyatsu/682868/
https://item.rakuten.co.jp/oyatsu/rc274/
犬服のお店DOGCHOiCE(参照日2020-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/dog-choice/care-harness/
マペット(参照日2020-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/mapet/p4518227015678/
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。