伸縮リードは危険!?伸縮リードのメリット・デメリット

最近は、伸縮リードを使用して散歩している人が増えてきました。
別名をフレキシブルリードと呼びますが、実はこの伸縮リードは気軽に使えるように感じますが、正しく使わないと危険な道具でもあるのです。
伸縮リードのメリット・デメリットを知り上手に使用できるようにしましょう。 2020年07月16日作成

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伸縮リードのメリット

出典:https://www.shutterstock.com

伸縮リードは、正しく使えばとても便利なリードです。
それでは、はじめに伸縮リードのメリットを見てみましょう。

長さを調整できる

伸縮リードはその名のとおり、自由にリードの長さを調整できます。
また、狭い通路などの危険な場所であれば長さをロックしてしまえばそれ以上伸びることはありません。
長さを気軽に調整できるため、伸縮リードはとても便利です。

ノーリード感覚で散歩ができる

リードの長さを調整できるため、ノーリード感覚で散歩をすることが可能です。
犬はリードの長さによって行きたい場所を制限されないため、ストレスなく行動することができるでしょう。
しかし後述しますが、これは伸縮リードの一番のメリットであり、デメリットでもあります。

呼び戻しのしつけがしやすい

呼び戻しのしつけは広々とした場所で、ロングリードを用いて行います。
しかしロングリードは、飼い主自らの手でリードを手繰り寄せないといけないため、かなりの体力を使うでしょう。
それに対して伸縮リードは、自由にリードの伸縮をしてくれるため、手繰り寄せる労力が必要ありません。
呼び戻しのしつけに仕えるのが、伸縮リードのメリットといえるでしょう。

伸縮リードのデメリット

出典:https://www.shutterstock.com

犬のリードを選ぶ際は、デメリットを知っておかなければなりません。
それでは次に、伸縮リードのデメリットをご説明します。

リードのコントロールが難しい

メリットの中で、リードの長さを調整しやすいとご紹介しました。
しかし、突然犬が走り出したときに、うまくロックすることができないことが考えられます。
一度伸びてしまったリードを戻すには、犬が飼い主に向かってこなければ戻すことができません。
そしてリードを伸ばしたまま犬が道路に飛び出してしまったら、飼い主としてはもうどうすることもできないでしょう。
この危険性こそが、伸縮リードの一番のデメリットであるといえます。

2m以上のリードは条例違反?

散歩中に、伸縮リードを4~5m伸ばして使用している人を見かけたことがあるでしょう。
実は住んでいる地域によって異なりますが、リードの長さは2m前後と定められていることが多いです。
そのため、伸縮リードであっても4~5m伸ばしたままの散歩は条例違反となってしまう可能性があります。

リード部分で人が怪我をする可能性がある

伸縮リードのリード部分は、かなり細いです。
そのため、遠くから見るとリード部分は見えにくいでしょう。
もしそこに、自転車が通るとどうなるでしょうか?
伸縮リードに引っかかり、転倒して怪我をしてしまうこともあります。
このように、伸縮リードはリード部分が細く見えにくいため、飼い主が気を付けていないとほかの人が怪我をしてしまうこともあるのです。
また、リードのロックがかかりにくいときに咄嗟に自分の手でリードを掴もうとすると、摩擦により火傷などをしてしまうこともあるため、併せて注意しなければなりません。

耐久性が低い

伸縮リードはほかのリードに比べて細いため、耐久性が低いです。
特に中型犬以上のサイズの犬であれば、突然引っ張られたら伸縮リードが壊れてしまう可能性もあります。
そのため、引っ張り癖がある犬や大型犬には不向きなリードといえるでしょう。
逆にいえば、小型犬で引っ張り癖のない犬には、扱いやすくおすすめのリードであるともいえます。

犬のストレスになる可能性が?

伸縮リードは犬が自由に動き回れるため、ストレス解消になると考えがちです。
たしかに、リードの長さによって移動範囲が制限されにくいため、移動自体にはストレスを感じにくいでしょう。
しかし、犬はリードが突っ張っているとストレスを感じることがあります。
どうしても伸縮リードは、構造上常にリードが突っ張っていることが多いでしょう。
そのため、リードが突っ張ることにストレスを感じる犬は、伸縮リードを選ばないほうが良いかもしれません。

おすすめの伸縮リード4選

伸縮リードのメリットとデメリットは理解してもらえましたか?
それでは最後に、おすすめの伸縮リードをご紹介します。

おすすめの伸縮リード(1)フレキシリード コードタイプ

出典:https://item.rakuten.co.jp/hinatabocco-shop/4562312012875_s/

伸縮リードは、5m程度の長さであることが一般的です。
しかしこのリードは、サイズによっては最大8mまでリードを伸ばすことができます。
広々とした場所で、犬を思い切り走らせることができるでしょう。


フレキシリード ニューコンフォート コードタイプ

おすすめの伸縮リード(2)フレキシリード テープタイプ

出典:https://item.rakuten.co.jp/storch/flexi-newcomfort-tape-s5/

世界で初めて伸縮リードを発明したメーカーによるリードです。
ペット先進国であるドイツ製で、犬のことを考えて作られています。
使い勝手が良く、本体とリードのカラーリングも統一されているため、おしゃれに犬を散歩することができるでしょう。


フレキシリード テープタイプ

おすすめの伸縮リード(3)犬用伸縮リード ペットリード コントローラー

出典:https://item.rakuten.co.jp/spd-shop/pet-001-ss/

さまざまなカラーが展開された伸縮リードです。
リードの長さは3mから5mほどの一般的な長さですので、はじめて伸縮リードを使用するという人でも問題ないでしょう。
リード部分は丈夫で軽いナイロン製であり、犬の首にも負担がかかりにくいのもポイントです。


犬用伸縮リード ペットリード コントローラー

おすすめの伸縮リード(4)LEDライト付 犬用伸縮リード

出典:https://item.rakuten.co.jp/frontfield/pl-1/

この伸縮リードの一番の特徴は、本体にLEDライトが付いていることです。
このライトにより夜道の散歩はもちろん、防犯対策にもなるでしょう。
可愛らしいロゴ付の伸縮リードは、散歩中に目立つこと間違いなしです。


LEDライト付 犬用伸縮リード

伸縮リードはマナーを守って正しく使いましょう!

出典:https://www.shutterstock.com

伸縮リードは、使い方を間違うと大変危険な道具です。
しかし、正しく使うととても便利であり、呼び戻しのしつけもすることができます。
散歩中はリードを2m程度の長さに固定をして、人の少ない広い場所を見つけたらロックを解除し犬を思い切り走らせてみましょう。
環境に合わせて使い分けることで、伸縮リードはとても使いやすく感じるはずです。

参考サイト

ひなたぼっこ(参照日:2020-06-12)
https://item.rakuten.co.jp/hinatabocco-shop/4562312012875_s/

フレキシリードとハバのシュトルヒ(参照日:2020-06-12)
https://item.rakuten.co.jp/storch/flexi-newcomfort-tape-s5/

SPD株式会社(参照日:2020-06-12)
https://item.rakuten.co.jp/spd-shop/pet-001-ss/

FF ONLINE STORE(参照日:2020-06-12)
https://item.rakuten.co.jp/frontfield/pl-1/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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