猫にバリカンって使えるの?動画で見る「猫にバリカンを使ったお手入れ」方法

猫にもバリカンを使った被毛のお手入れの必要性があります。今回はバリカンを使用するパターンを3つ、ご紹介します。 2020年06月16日作成

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猫の被毛・お手入れについて

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猫は自分で舐めることで、被毛のお手入れをしているから手を掛けなくても大丈夫、と思っていませんか?

実はあまりにも激しく舐めることで、そこにできた毛玉を飲み込んでしまう可能性が非常に高いのです。それが胃腸に溜まることは体調悪化につながってしまいます。

猫にバリカンを使うのは難しい?

猫の性格にもよりますがかなり警戒心の強いタイプの猫にバリカンを使うのには困難が伴う場合もあります。実際に、少しの異変にも神経を尖らせているようなタイプの猫の場合にはリラックスをしている時の状態を狙ってバリカンで気になる部分をカットすれば良いでしょう。

そうでない限り、飼い主さんが怪我をしてしまう場合も考えられるからです。バリカンを部分的に使う場合にも次のようなことに気を配っておいてください。

〇短時間で行えるように計画をする
〇皮膚を絶対に傷つけないようにしてバリカンを使う
〇少しでも抵抗をする仕草を見せたら直ちに止める

これらをルールとして決めておいてください。猫がバリカンに敵意を持つようなことでは本末転倒です。

バリカンを使用する場合①肉球周りのハミ毛の処理

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猫の肉球を覆うように伸びてしまった毛は、処理する必要があります。そのままにしてしまうと、フローリングで滑る原因となります。
バリカンを怖がってしまう場合は、ハサミなどでカットしてあげましょう。

バリカンを使用する場合②お尻の毛を刈りこんで衛生的にする

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長毛種の場合には、お尻に排泄物がついてしまうというデメリットがあります。特に、少しでも体調を崩して下痢になってしまうと大変な状況に陥ります。その前に、普段から肛門回りの毛をバリカンで刈っておくと、お手入れの際にも便利です。長毛種ともなると、お尻の穴がわからないほどに長く被毛が生えているものです。

ある程度の長さまでバリカンで刈ることで、お尻のお手入れもかなり楽になります。基本的に排せつ物がお尻回りの毛に付着すると衛生面でも問題になります。このあたりはきちんと狙いを定めてバリカンを使うようにしてください。あくまでも優しく当ててデリケートな部分は特に慎重に行うべきでしょう。あまりにも攻撃性を誘発してしまう場合には、獣医さんやトリマーさんに必要ある部分をバリカンで刈ってもらう方が安全です。

バリカンを使用する場合③患部を刈りこむ・猫ニキビ対策

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特に痒みの強いカビなどが原因の皮膚病にかかってしまうと、バリカンで全身の被毛をカットせざるを得ない場合もあります。そのままにしておくと患部に薬を塗布することが困難になります。治療を優先させるためには、毛刈りをして皮膚に直接アプローチが出来ることが望ましいのです。

但し、皮膚の弱めの猫の場合にはバリカンに負けてしまい、かえって皮膚の状態を悪くすることも考えられます。こういった場合にはご自宅でバリカンを使用するのは避け、動物病院で診てもらいましょう。

また、猫はあごの下にニキビができる病気にかかりやすい傾向にあります。対策としては、バリカンで剃ったり、こまめに顎の下をふいてやることで、清潔に保つことを心がけましょう。

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毛の短いタイプの猫にはバリカンは不必要?

長毛種の猫には部分的にバリカンを効率よく使うことで常に衛生面が保てます。暑い夏場など体表を覆う被毛をカットすることで、かなり快適に過ごすことも可能になるのです。短い被毛の猫にバリカンを入れる必要性がありませんのでここは注意をしておいてください。

皮膚疾患などで、今の被毛よりもさらに刈り込んだ方が良いと獣医さんが判断をした場合には、バリカンを使って患部の部分周りをカットするという方法が一番有効です。とにかく猫の状態を常に把握して最適な方法を選ぶことが肝心です。猫は、意外な行動に出る場合も多い生き物です。無理をしないことが、猫の気持ちに寄り添うことです。

顔回りは要注意

猫は顔回りを触られることが苦手です。好んで擦り寄ってくる場合もありますが、バリカンで患部の毛を刈ることは基本的に嫌う場合が多いことを予め知っておいてください。絶対に強行するようなことは避けてください。一番大事なことは愛猫が心地よく過ごせることを一番に考えるべきでしょう。

猫が精神的に落ち着いているときを見計らって顔回りの処理をしてあげてください。バリカンを持って猫を怖がらせるようなことは絶対に避けるようにしてあげることが大切です。猫のお世話の中で、不要な毛をカットすることも大事なことです。そのためにバリカンも使いこなせるようになれば、さらに衛生面を保てるようにもなるのです。

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UCHINOCO編集部

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