可愛くて機能的！愛猫用のキャリーケースおすすめ5選

キャリーケース（キャリーバッグ）は、その名の通り猫を中に入れて運ぶためのアイテムです。室内飼いを徹底している猫ちゃんでも、病院に行く時や帰省時などのお出かけ時、引越しする時に必要になります。また移動のための手段だけではなく、災害時や緊急時に猫の居場所を確保する役割もあるので、必ずひとつは用意しておきましょう。

猫用キャリーケースは素材、デザイン、大きさ、機能性など実に様々。種類は大きく分けて3タイプあり、それぞれ特徴が異なります。用途や猫ちゃんの性格などに合わせて選ぶと良いでしょう。

プラスチック製などの頑丈なケースです。耐久性が高く、猫ちゃんが暴れても脱走しにくい点や掃除しやすい点がメリット。移動手段としてもケージ代わりとしても使える万能タイプで、長時間使いたい時にも向いています。底がしっかりと安定しているので、繊細な猫ちゃんや暴れん坊な猫ちゃん、体重の重い猫ちゃんにもおすすめです。

布などの素材を使ったやわらかいバッグタイプです。軽くて折りたためるので持ち運びも簡単で、収納場所も取りません。デザイン性に優れている商品が多いという特徴もあります。ただし、強度はそれほど高くないので、子猫や大人しい猫ちゃん向き。短時間だけ使いたい時にも向いています。また、暖かみがあるので甘えん坊な猫ちゃんも好むようです。

背中に背負えるタイプのケースです。両手が空くので、他にも荷物がある場合や自転車に乗りたい場合などに重宝します。背負うことで疲れにくくなるため、徒歩で長距離を移動したい場合にも良いでしょう。ソフトタイプよりも頑丈な点も魅力です。また、窓が付いていたり出入口が頑丈な作りだったりと、普通のリュックとは違い様々な機能が付いています。

この他、怖がりの猫ちゃんは外があまり見えないタイプ、元気な猫ちゃんは出し入れしやすいよう上部分が開閉するタイプなどがおすすめです。猫ちゃんのタイプに合ったキャリーケースを選ぶようにしましょう。

では、実際にどんなキャリーケースが使いやすく安全なのでしょうか。様々な機能を持ったおすすめのキャリーケースをタイプ別にご紹介します。どれも機能性だけでなく見た目もオシャレなので、ぜひ参考にしてみてください。

正面と天面の2ヶ所にドアが設置された、ハードタイプのキャリーケースです。天面にドアがあるので、猫ちゃんを抱っこしたまま出し入れしやすいです。甘えん坊な猫ちゃんや元気に暴れる猫ちゃんも優しく入れてあげることができます。しかも、天面ドアは左右どちらからでも開けられるので、状況に合わせてラクラク対応できます。正面のドアにはロックが付いていて、脱走の心配もありません。

また、底面にはメッシュ状のインナートレイが付いているため、ペットシーツを敷くこともできます。トイレの心配がないので、長時間の使用もOK。災害時用としても使用できそうです。カラーはブラウン、ピンク、ブルーの3色あるので、好みのケースを選びましょう。

アメリカ生まれのオシャレでスマートなキャリーバッグです。カラーバリエーションはピンク、ブルー、ブラックなど5色あるので、ファッションと合わせても楽しそうです。簡単に持ち運べるように工夫されており、車のシートやスーツケースに固定することも可能。メッシュウインドウを内部のマジックテープで留めることで、猫ちゃんの簡易ハウスとして使うこともできます。

使わない時は折りたたんでコンパクトに収納することもできますし、サイドに付いたポケットにはおやつや小物をしまっておくこともできます。機能性抜群でお出かけが楽しくなりそうですね。中に敷くフェイクファーも付いてきます。

一見して猫キャリーとわからないような、カジュアルなリュックタイプのキャリーケース。カモフラ柄の他にブラックもあります。上部の出入口が大きく、簡単に猫ちゃんを出し入れできます。上部と左右のカバーは、ロールアップして留めることが可能。その下は通気性の良いメッシュ窓になっていて、猫ちゃんの姿をいつでも見ることができます。また、背中ではなく前側に抱えれば、座りながら愛猫の様子を確認できます。

しっかりした造りなので、8kgの猫ちゃんまでOK。クッション性のある2重中敷きになっていて、安定性があるため猫ちゃんが不安になりません。中敷きカバーは丸洗い可能。いつでも清潔に保つことができます。また、内側には飛び出し防止の金具が付いているのも嬉しいポイントです。

小さく折りたためるソフトタイプの猫キャリーです。折りたたむと座布団状になり、とってもコンパクト。使わない時は家具の隙間などに収納しておけるので、部屋に大きなケースを置く場所がないという方におすすめです。使用する時も3ステップで簡単に組み立てられます。外出先に持って行ったり、常に車の中に置いたりしても良いですね。

ソフトな印象ですが、造りはしっかりしていて頑丈です。特に底面がしっかりしているので、布製のやわらかすぎるバッグはちょっと心配という方にもおすすめ。足場が安定すると、猫ちゃんも不安になりにくいでしょう。また、見た目もポップで可愛らしい点が嬉しいですね。ベージュとブラウンの2色あります。

猫の姿をイメージした、可愛いソフトタイプのキャリーバッグ。肩掛け・手提げの2wayタイプです。デザインは「くろにゃんこ」と「とらにゃんこ」の2パターン。外観に猫耳やしっぽがついているので、街で注目の的になること間違いなしです。猫キャリーとしては珍しく丸い形状になっていて、中で猫がくるんと丸くなれます。リラックスできるので、ケースが苦手な猫ちゃんにもおすすめ。上部が大きく開くタイプで、出し入れも簡単です。フタ部分にはメッシュタイプの窓が付いており、いつでも愛猫の様子を確認できます。

丸洗いできるふかふかのリバーシブルクッションと飛び出し防止のリード首輪も付いています。さらに通院ネットまで付いてくるので、病院などのお出かけにもぴったりです。

近年は様々なタイプの猫用キャリーが販売されています。どんなキャリーが良いか迷ったら、近くの病院、長距離の旅行、災害時の避難先など、使用目的に合ったキャリーケースを選んでくださいね。ぴったりのキャリーケースを見つけて、愛猫と楽しくお出かけしましょう！