キッチンは猫にとって魅力的
キッチンに愛猫のキャットフードやおやつを保管しているご家庭も多いのではないでしょうか?
さらには、人の食べ物や細かい道具がたくさん置いてあるキッチンは猫にとって宝物の宝庫でもあり、遊び場にしたい場所でしょう。
しかし、飼い主さんにとっては衛生上の問題や決められた以上の量のご飯やおやつを盗み食いしてしまう可能性もあるため愛猫をキッチンに入れたくないという場所ですよね。
よくある子供用や犬用のガードをつけても、猫は身軽なためちょっと段差をつけたぐらいでは屁でもありません。
最近の建物はオープンキッチンになっているため、扉が少なく開放されている間取りがほとんどであるため、身軽な愛猫の侵入を許してしまいがちです。
また、猫のよだれや抜け毛などが食事に入るとズーノーシスの危険もあります。
猫自身も家電や細かい道具が乱立しているキッチンで遊ぶことは転倒や思わぬ事故の危険もあるため注意したいです。
完全に愛猫の侵入を防ぐことは難しいかもしれませんがイタズラをされないためにしたい対策について紹介します。
愛猫のキッチンでのイタズラ防止策5選
①愛猫のキャットフードやおやつは別の場所に保管する
キッチンに自分の食べ物があるとわかってしまうと愛猫はキッチンに来たがるものです。
猫は賢い動物のため、一度場所や匂いを覚えてしまうとどうにかして食べようと工夫して突破してしまうこともしばしばです。
なるべく猫がキッチンに来たがる理由を減らすことがポイントになるため、第一に猫が欲しがるフードやおやつは猫に気づかれにくい場所に保管すると良いでしょう。
②キッチンにドアを取り付ける
キッチンに愛猫でイタズラされないようにするためには第一に侵入されない造りであることが便利です。
可能であればキッチンをドアで仕切ってしまい、猫が侵入できない構造にすれば安心です。
すこしかわいそうな気もしますが、抜け毛や猫のよだれが料理に入ることを防ぐことにもなり、清潔感が保たれます。
人と猫とで一緒に暮らすことは素敵なことですが、濃密な接触はズーノーシスなどの感染症の原因にもなります。
猫と人で食事を分けることは重要なことでもあります。
③キッチンに無駄なものはおかない
キッチンだけでなく他の部屋にも言えることですが、猫にイタズラさせて困るものや誤飲の原因になる小さなものは置かないようにします。
整理整頓しておけば思わぬ時に猫にキッチンに入られても慌てずに対処することが可能です。
特に食器や食べ物をそのまま出しておくと猫にとって身体に良くない食べ物を食べてしまったり、食器を破損する原因にもなり怪我に繋がります。
④シンクはできるだけ塞いでおく
特にキッチンでイタズラされて困る場所はシンクではないでしょうか?
猫は水が苦手な子も多いですが、蛇口などの形状やシンクの深さが猫にとって過ごしやすい快適な空間になり、魅力的です。
また、蛇口をひねられて水浸しになることは避けたいですよね。
小さい子猫の場合には、シンクで溺れてしまう危険もあります。
キッチンへの侵入を完全に予防することはできなくてもシンクは使用する時以外は金網や重石を載せておき侵入できないようにすると安心です。
最近は蛇口につけるストッパーなどもあるので活用すると良いでしょう。
⑤チャイルドロックを活用する
開けられて困る収納棚や引き出し、食器棚などには子供用のチャイルドロックを使用することがオススメです。
いちいちロックを外して開閉しないといけませんが、猫にとって自力で開けるのはかなり難しくなりますので、中の調味料などをいじられる心配もありません。
近年では100円均一でもチャイルドロックが手軽に購入できるので、試してみても良いでしょう。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。