愛犬の穏やかな最期のためにしたいこと5選

犬との暮らしはとても充実していて、私たちに様々な感動や喜びを与えてくれます。
しかし、犬の方が寿命が短くよほどの事がない限りは飼い主さんが愛犬を看取ることになります。

愛犬のおだやかな最期のためにしたいことを紹介します。
2020年01月20日作成

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愛犬の最期を看取るのは辛いけど

犬と暮らしている飼い主さんは愛犬の年齢がシニア期に入り、身体に衰えが出てくると愛犬の最期を意識する方もいるかと思います。
平成に入り、ドッグフードの質が上がったことや室内飼いが主流になったこともあり、犬の平均寿命も数十歳に伸びました。

犬の平均寿命は小型犬で15歳前後、大型犬で13歳前後と言われています。
もちろん持病の有無によっても変わってきますが、犬を飼ったら数十年愛犬の生涯を見届ける責任が飼い主さんにはあります。

また、人の寿命は個人差がありますが80年〜100年近くあり、特別なことがない限りは飼い主さんが愛犬の最期を看取ることになります。
長年暮らしてきた愛犬の最期を看取ることは辛いものです。
中には、愛犬との別れが辛すぎて鬱病などを発症するペットロスになってしまう飼い主さんもいます。

しかし、大切な家族である愛犬だからこそ最期を穏やかに迎えてもらうために前もった心構えと準備が大事になります。

愛犬に来たるべき最期を穏やかに迎えてもらうためにもしたいことを5選紹介します。

愛犬の穏やかな最期のためにしたいこと5選

①定期的な健康診断を

数十年健康で愛犬に過ごしてもらうためには、定期的な健康診断が大切です。
少なくとも7歳を過ぎてシニア期に入ったら半年に一回は動物病院で健康診断を受けることがオススメです。

犬の年齢は人よりも早い時間で進んでいきます。
半年前に異常がなかったとしても腫瘍などが見つかった!というケースもあります。
病気や怪我を早く治すためには、早期発見が鍵になります。

定期的に血液検査やレントゲン撮影などの健康チェックをすることで、愛犬の健康状態を知ることが可能です。
また、信頼できる獣医さんを見つけてかかりつけにしておけば緊急時にも慌てずに対応することが可能です。

②愛犬が介護生活になった時のことを考えておく

現在では犬も寿命が延びたことにより、介護が必要な犬も多くなってきました。
シニア犬の介護を仕事にしている動物介護士という職業の需要も上がってきました。

愛犬が寝たきりになった場合に、介護できる環境は整えることができるかなどもう一度年齢に合わせた飼育環境を考えておく必要があります。

近年では、飼い主さんが高齢で愛犬の介護ができないなど事象があり、自宅で介護ができない方のための老犬ホームと呼ばれる入居型の施設もあります。
老犬ホームは高額な利用料金がかかりますが、24時間愛犬のお世話をしてくれる施設になります。

愛犬に介護が必要になった場合のことを愛犬が元気うちに考えておくことも大切です。

③近所の火葬場などを調べておく

愛犬の最期を看取ってから冷静に行動できるようにペット用の霊園や火葬場が近所にあるか調べておくようにします。

火葬の料金などは愛犬の大きさにより変わってきますが、数万円です。
また、火葬した遺骨をお墓を購入して納骨するのか自宅に持ち帰るのかによっても変わります。

また、ペット霊園に共同墓地があるようならば、共同墓地への散骨も可能です。
散骨代なども火葬料金同様かかりますので、事前に問い合わせしておくと困らないですよ。

お墓を購入したいなと考えている方は数十万円かかるけともあるため、そのためにお金を用意しておくことも大切です。
愛犬の遺骨はどうするか事前に決めておくことがポイントです。

④病気の治療方針を獣医さんと話し合う

多くの場合は病気になり、最期を迎える愛犬が多いです。
飼い主さんとしてはできるだけ苦しみをなくしてあげたいと考えるものですが、年齢や愛犬の体力、病状によってどのぐらいまで治療をするのか獣医さんとよく話し合うことが大切になります。

場合によっては安楽死の有無なども飼い主さんが決定しなくてはならない場面になります。
愛犬のためにベストな選択ができるように獣医さんと相談しましょう。

⑤愛犬の最期のために覚悟を持つ

愛犬との別れはとてもつらいものです。
深い悲しみからなかなか立ち直ることができない飼い主さんもいます。

しかし、そんな時にペットロスにならないためにも来たるべき愛犬の最期を後悔なく穏やかに迎えてもらうために覚悟を持つことも必要です。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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