太陽の光が届いて初めて目覚める?
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もしも、窓の光が犬が過ごす部屋に入らないという場合には、是非とも外の光が入る場所にできるだけ犬の居場所を作ってあげて欲しいと思います。つまり日の光によって犬は目覚めるのです。それが届かないという状態であるといつも眠く、なんとなく元気もなくなるという感じがするのです。冬にはそのような状態になりがちなのです。朝は朝日を少しでも浴びて、日照時間の最中には短い散歩にでも出かける方が犬のためには良いのです。
室温などが冷え込んでしまい、自分の体温を必死に守ろうとするときには、犬は普段より活動しなくなります。つまり体力温存のために動きたくなくなる→寝る時間が長くなるということにつながっていくわけです。この体の仕組みを飼い主さんが誰よりも理解をしておくことがとても重要ポイントとなります。
体温が低くなると眠くなる
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散歩に行くと寒さのせいで一瞬でも体温が下がります。これを繰り返すということは、体力も消耗する上に、なんとなくいつも眠いという状態になるのです。それが、犬が冬になると良く寝るという背景にあることを知っておいてください。無理に起して、運動をさせようとするのは、間違った判断なのです。
体調が悪いということではありません。それを知らずに飼い主さんが急に慌て出すのは、よくあることです。まずは、秋から冬の犬の生活をよくみておいてください。寒くなると春先の頃よりも動きも鈍くなり、元気がないように見えるのですが実のところはそうでもなく、寒さのせいで眠気が来ていると考えておく方が無難です。
外が寒くて嫌いな場合
犬によっては寒い日に散歩を経験してそれ以来、外に行くのが嫌になったということが多いようです。そのために温かい場所にいることを好むようになるのも無理のない話です。そして眠っている時の心地よさを知ってしまうと、億劫になるのは人も同じですよね?犬にもそのような気持ちが働いてしまうわけです。
すやすやと冬は眠る場面が多くなるのは、特別なことではありません。どこのお家の犬でも冬はなんとなくテンションが低めになりがちです。特に寒さには弱いとされている犬種の場合には、冬場は寝てばかりというのも仕方のないことなのです。中には、冬が嫌いで春になるまで少しも生活パターンが変わらない頑固なタイプの犬もいるほどです。
犬が寒い思いをしないように配慮をする
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愛犬の動きが鈍くなり、身体を丸めて寝ているようなときには、寒さを感じているときだと知っておいてください。ここでポイントはいつもよりも、身体を小さく丸めているかどうか?ということです。あまりにも寒さが深刻な場合には、震えて訴えます。いずれの場合でも、寒さが解消されると症状が出なくなるものです。
あくまでも室温のチェックと、小型犬の場合には何か洋服を一枚着させるなど寒さ対策を行ってあげてください。それだけでも活動が再開できる場合も多いのです。ちょっとしたきっかけで犬は寒さをしのぐことができるので、配慮してあげてください。
冬になると体は変化する
人間のようにアラームを鳴らして朝〇時に起きる!という決まった習慣もなければ、その必要性もないと考える犬です。そうなってしまうと、温かいベッドの中が心地よく、いつまでも寝ていたと考えるのです。太陽の光が弱く、日照時間も短いことが犬の体にも大きな影響を与えます。これが犬が冬になると寝てばかりいる理由です。
体内時計を少しでもリズミカルに動かせるように、一応、起きる時間、眠る時間、食事の時間を飼い主さんが決めて日々の生活を送ることが肝心になります。
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UCHINOCO編集部
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