犬にバナナは大丈夫?
犬に有害な成分はバナナには含まれていないので、犬にバナナを与えることは問題ありません。
バナナにはカリウムが豊富に含まれているので、便通を良くする効果が期待できます。
シニア犬など便秘気味の愛犬への整腸作用が期待できます。
ビタミンやミネラルも豊富に含まれているため、身体の免疫力を高めてくれる作用もありますよ。
また、これらの栄養は高血圧の予防や血液をサラサラにする役割もあるため心臓などの健康維持にも役立ちます。
一点、気を付けたいことはバナナは糖類が豊富なためすぐにエネルギーにかわる優秀なエネルギー補給食材です。
しかし、犬にとっては甘みが強すぎるほか食べすぎるとカロリー過多になる可能性があります。
適量は大型犬でも、1本以内にしておくことが大切です。
チワワなどの小型犬は4分の1ぐらいがオススメになります。
バナナは甘味を感じやすいので、愛犬も欲しがることがありますが、与えすぎると肥満の原因にもなり逆に健康を害してしまう原因にもなります。
バナナを与える時の注意点
バナナはおやつとしてあたえる場合が多いかと思いますが、丸呑みして喉につまらせてしまう可能性もあります。
必ずフォークなどで潰すか一口大の食べやすい大きさにカットしたものを与えてくださいね。
また、愛犬によってはバナナのネチョッとした食感が苦手で吐き出してしまう子もいるかもしれません。
バナナは必ず与えなくてはならない食材ではありませんので、愛犬の好みに合わない場合には無理に与える必要はありません。
さらには、バナナはアレルギーに注意したい食材です。
バナナアレルギーになると激しい痒みや下痢、嘔吐などの症状に悩まされる危険もあります。
初めて与える時には少量ずつ愛犬の様子を見ながら与えましょう。
もし、途中で痒みなどの症状が確認された時にはすぐにかかりつけの動物病院を受信するようにします。
さらに元々なんらかの食物アレルギーがある子はバナナを与える前に獣医さんに相談して与えた方が確実ですね。
バナナを与える時には皮は絶対に与えてはいけません。
人も皮は食べませんが、バナナの皮は繊維質で消化することが難しいです。
そのまま飲んでしまうとうまく消化することができずに、腸閉塞を起こしたり胃捻転の危険もあります。
腸閉塞や胃捻転は早急に対処しなくては命に関わる重大な疾患です。
丸呑みや早食いしやすい愛犬は特に注意が必要ですので、身を潰した状態でお皿に少量ずつ与えて飼い主さんが窒息などしない状況を作ってあげます。
必ず皮を取り除いた状態で与えてくださいね。
また、バナナはそのままでも十分に甘いので味付けはしないでそのまま与えます。
砂糖などで味付けしたものを与えてしまうとドッグフードなどを食べなくなる可能性もあるため、そのまま与えてくださいね。
バナナで愛犬の食を豪華に!
バナナは犬にも与えやすい食材です。
また、甘みがあるので特別がんばった時のご褒美としても良いでしょう。
また、食が細くなってなかなか栄養補給ができないシニア犬にも栄養価が高いので効果的にエネルギー補給することができます。
しかし、バナナはアレルギーがでやすい食材でもありので最初は愛犬の様子を見ながら少量ずつ与えてくださいね。
また、バナナの食感が苦手な愛犬もいるので、無理には与えないようにしましょう。
上手にバナナを活用して愛犬の食に変化をつけてあげることもオススメです。
バナナはカロリーが高めですので与えすぎだけは注意してくださいね。
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UCHINOCO編集部
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