いざという時困らないために知っておきたい犬の非常食

近年、台風や地震など大きな災害が増えています。そのために防災グッズや非常食を備えている方も多くなりました。家族同然の愛犬の非常食について知っておくことが愛犬を災害から守る第一歩だと思います。 2019年11月08日作成

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近年では台風、地震など様々な災害に備えて非常食や防災グッズを用意している方が増えてきました。でも愛犬家の方にとって愛犬は家族同然です。何かあった時には愛犬の分も必要です。また避難しなければいけない時には愛犬家の方は絶対に一緒に避難したいと考えていることでしょう。でも犬の非常食って?どのくらい用意すれば?わからないことが多いと思います。そこでこの記事では意外と知られていない犬の非常食について説明します。

何日分用意すべき?

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犬の非常食を何日分用意すればいいかは災害の規模によって異なりますが、おおむね災害発生から1週間ほどでフードの配給が行われるようです。しかし大規模な災害になると人間の食料が優先されペットフードは後回しになってしまいます。それを考えると緊急避難時に持ち出せる非常食を最低10日から2週間分、家にストックとして最低1ヶ月分は用意しておいた方がいいかもしれません。

また、療養食を食べている犬の場合は特殊な食料なので2ヶ月分用意しておく方がいいでしょう。

用意すべき非常食とは?

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災害が起きた場合、犬も人と同じように強いストレスを受けます。そのために体調をくずし下痢になってしまうこともあります。少しでも犬のストレスを軽減するために普段と同じ食べなれているフードを用意しましょう。

災害のショックや環境の変化により強いストレスを感じ下痢をしてしまったら少しでも消化の良いフードを与える必要がありますので用意しておくといいでしょう。いつものフードを水などでふやかして与えてもいいでしょう。

非常食の種類

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それでは具体的に普段食べているフードを非常食にした場合、フードの種類によるメリットやデメリットを解説します。

ドライフード

メリット・・軽量であるため持ち運びやすく、開封した後も常温保存できます。
デメリット・・水分が含まれていないので与える時はフードと一緒に水も与えなければいけません。水も一緒に用意しておきましょう。

ウエットフード

メリット・・嗜好性が高くよく食の細い犬でも比較的よく食べてくれます。また水分も同時に摂取できます。
デメリット・・重量がありかさばります。缶詰やレトルトなど与えた後にゴミが大量に出るためゴミの処分が大変です。

おやつ

犬にとって避難所などは慣れない場所であり、たくさんの人々などストレスの原因となることがたくさんあります。少しでもストレスを軽減するために普段から食べなれているおやつなどを少し用意しておきます。愛犬の高ぶった感情を落ち着かせ飼い主とのコミニュケーションをはかることもできます。しかしあくまでもおやつとして犬の様子を見ながら少量ずつ与えます。

栄養剤

ペースト状の犬用の栄養剤はビタミンやミネラルを含み大変高カロリーです。犬の食欲が落ちて体力の低下が激しい場合に必要になります。

愛犬を守るためにすべき事

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犬も人間と同じように水が必要です。1日に必要な水分量は体重1kgにつき50~60㎖といわれています。体重4kgの小型犬の場合ですと1日200㎖必要になります。また用意する水は軟水にしましょう。硬水の場合は尿結石の原因となる可能性があるので気を付けなければいけません。

平成の時代には大きな災害がいくつかありました。ペットの被災に関してもいろいろと話題になりました。家族同様であるペットと離れ離れになったり家族を亡くしたり、ペットを亡くしたりと災害は悲劇でしかありません。備えあれば憂いなしで備えておくことによって少しでも安心を得ることも必要ではないでしょうか。なにより愛犬の分も用意することが飼い主として愛犬を守るためにすべきことであると思います。

著者情報

UCHINOCO編集部

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