多頭飼いの場合のルールとは?
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犬同士の相性を考えながら多頭飼いを実現させるためには、まずは先住犬の性格を重視してください。そして、その犬の性格を十分に読み取って、新しい家族と仲良くさせるようにしてください。いきなり、無理をして一緒に居させることで犬同士が仲良くなれるとは限りません。
仲良くさせるためには、少し遠回り犬同士の相性が良い場合には、すぐに打ち解けて過ごせることもあります。ただ、犬同士の相性が悪いというときには、飼い主さんが間に入って様子を見守るようにしてください。
競争心をあおらない
犬同士で過ごしているとついつい、何でもないことでも競争心をむき出しにすることがあります。それはおもちゃの取り合いや、おやつの奪い合いなど、取るに足りないことがほとんどです。何とか穏やかに過ごされるために、互いの競争心を煽るような声がけや、状況を出来るだけ生み出さないようにしてください。
とにかく穏やかに、そして楽しく過ごせる環境を作るためには、距離を保ちつつ「慣れる」ことに時間をかけるようにしてください。そのためには、先住犬をどんな場合でも優先して、先住犬の心の安定を図ってください。これを続けることで、先住犬も新しい犬を受け入れられるようになるのです。
犬同士を仲良くさせるコツ
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同居していない犬同士でも、仲が悪いという場合もあります。公園で出会うたびにお互いに吠え合うというのは、相性が悪い証拠です。同じ場所に居ても、絶対に吠えない犬と、なぜか吠えてしあう場合があるのです。これは相性が悪いということになります。その傾向としては自分とは違う犬種には、恐怖を感じてしまいついつい攻撃的になってしまうこともあるのです。
そして、自分と同じ犬種の場合には、比較的安心をするか、すぐに仲良くなれることもあります。その逆の場合もありますので、やはり犬同士の相性が良いかどうか?に掛かっていると考えられます。
犬は相手を観察している
犬というのは自分以外の犬の匂いや大きさ、そしてその犬の仕草を観察して様子を伺っているのです。この犬ならば大丈夫、と判断したときには自分の方からも近寄って行きます。危険、恐怖を感じた場合には、どうしても避けようとします。ここに相性というものが発生してしまうわけです。
飼い主さんが、どれだけ一緒に過ごさせようとしても、相性が悪い犬同士はどこまでも仲が悪い状態が続いてしまいます。犬にも雰囲気というものがあります。犬にも経験値が必要です。他の犬との触れ合いが少ない犬が、いきなり多くの犬と仲良くなれることは稀です。
相性の問題を乗り越えるのは、なかなか難しい
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犬同士を接触させたときに、いきなり吠えかかるような犬同士は、相性が今一つ悪いといういことになります。絶対に無理強いをしないようにして、いろいろなことを試してみてください。例えば、一緒におやつを食べるなど、良い思いを共有することで少しでも距離が縮まらないかどうか?を観察してください。おやつを見せてもなお、相手を威嚇するような場合には、本当に相性が悪いということになります。
おやつなどを見せると態度が軟化する場合には、相性の問題というよりも、犬同士が慣れていないことでの緊張が恐怖に変わっているだけと、考えれば良いのです。本当は人間が間に入って解決することでもないのです。
犬同士で解決することが一番の早道
喧嘩をしながらでも、すこしずつ距離を縮めて、仲良くなれるかどうか?は犬同士に任せないと結果は見えてこないもいのです。同居犬の場合、飼い主さんが妙な緊張をすることで、犬にもそれが伝わります。それを悟られないように、まずは気持ちを広く持って犬同士で過ごせる環境を整えてあげましょう。
犬は自分一人で過ごすスペースを持つことで気持ちを切り替えられるものです。ゲージも一人に一つということで、与えることで同じ場所にいる時間と、一人で居る時間にメリハリがつきます。このような配慮が必要になります。
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UCHINOCO編集部
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