犬のしつけのご褒美や栄養補給としてのおやつはずいぶん販売されています。また手作りおやつなどを与えている愛犬家の方もいます。しかし近年では愛犬にダイエットをさせている飼い主さんも増えてきています。犬にとって肥満は大敵です。いつまでも健康でいるためにもダイエットをする必要がある場合におやつはどうすればいいのでしょうか?そこで太りにくいおやつとダイエット法を紹介します。
太りにくい犬のおやつとは?
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人間と同じでつい無理をさせてしまいがちですが、栄養バランスを考えてダイエットをする必要があります。また同じ食材ばかり与えることは避けましょう。そこで市販で購入する場合や、手作りの場合の参考になるようにダイエットに役に立つ食材を紹介します。
馬肉や豚肉・牛肉・ラム肉などの赤身肉や鳥のササミ肉、胸肉。野菜は春はグリーンアスパラ、キャベツ。夏はオクラ、キュウリ、ゴーヤ。秋はサツマイモ、小松菜、キノコ。冬はブロッコリー、白菜、カブ、などです。高タンパクの食材は体を作るのに必要な栄養素なのでおすすめです。
市販の低カロリーおやつ3選
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最近ではおやつも肥満防止やダイエット用に低カロリーのおやつもたくさん市販されています。ここでは低カロリーのおすすめおやつを3種紹介します。
お肉と野菜とヤギミルクのジャーキー
馬肉・蝦夷鹿・ラム・野菜・ヤギミルクのジャーキーが入っています。馬肉は豚肉や牛肉に比べ低脂肪です。蝦夷鹿はやはり低脂肪で、高タンパク質で鉄分やDHAが豊富です。ラム肉は低アレルギー、低コレステロールな食材です。
りんごチップス
添加物を使用せず国産りんごを輪切りにして、温風乾燥しドライフルーツにしました。
合鴨ささみ姿干し
幼犬から老犬まで対応できます。低アレルギー、低カロリー、低脂肪です。国内産で無添加、無着色です。
手作りダイエット用おやつ
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パンプキンスープ・・カボチャを小さくカットしスープにします。
カボチャは自然な甘さで多くの犬が好む食材です。
焼き芋・・カボチャと同じく自然な甘さがあり犬に好まれます。サツマイモは繊維質が多いのでまるまる一つ食べさせるのではなく小さくカットし、少量ずつ食べさせましょう。
茹でたキャベツ・・芯に近い部分はシャリシャリ感があり好む犬が多くいます。生より茹でた方が安全です。生だとシュウ酸が多く結石になってしまう可能性があるので注意が必要です。
果物・・イチゴ・リンゴ・スイカなどあげることができます。
ダイエットでの注意点
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ダイエットは無理をせず行う必要があります。しかしダイエットをする場合いくつかの注意点があります。おやつを与える量やタイミングを説明します。
おやつを与える量は?
おやつを与える量はその犬の1日に必要なカロリーを知る必要があります。おやつは1日に必要なカロリーの1割未満とします。小型犬の場合1割未満だととても少量になってしまうので低カロリーのおやつにしてかさを増すなどの工夫が必要です。
おやつを与えるタイミングは?
おやつを与えるタイミングは食事の時間と重ならないようにしましょう。おやつの時間を決めずにしつけのご褒美に数回に分けてあげると犬も喜ぶかもしれません。
おやつ以外でのダイエット方法
人間用の食べ物を与えている場合はすぐにやめるべきです。人間の食事は塩分や脂肪分が多く犬の健康上にもよくありません。また玉ねぎなど人間は平気でも犬には毒になる食材が多くあります。
フードの量を減らしたりダイエット用のフードに切り替えてみるのもよいと思います。
肥満になるとあまり散歩に行きたがらなくなる犬もいますので定期的な運動や散歩は欠かさないようにします。急に増やさずに少しずつ散歩の距離や時間を増やしていきましょう。
愛犬の健康のためにも肥満は大敵です。愛犬を健康にして愛犬と楽しい日々を過ごしましょう。
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UCHINOCO編集部
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