愛猫の爪切りを上手にするポイントを紹介!

猫ちゃんに必要なケアはいくつかありますが、中でも爪切りは大切です。

しかし、いざ爪切りをしようとしても逃げたり暴れてしまい簡単にやらせてくれない子も多いです。飼い猫の爪切りの役割と上手に爪切りをするためのポイントを紹介します。 2019年10月03日作成

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爪切りはなぜ必要?

愛猫の爪が長いままですと飼い主さんが引っ掻かれてしまい、怪我をしてしまう可能性があります。
猫に引っ掻かれることで、「猫ひっかき病」などの感染症にかかってしまう危険もあります。

家の大切な家具や布製品などが傷だらけになってしまうことも心配です。

また、猫自身も爪が長いことで自身の身体を傷つけてしまい傷口から菌が侵入して感染症になる可能性もあります。
巻き爪は肉球に刺さり、指間炎や歩行困難などの病気や異常が現れる原因にもなります。
飼い主さんと愛猫どちらのためにも定期的な爪切りを行い、爪が破損しないようにケアすることが大切です。

猫の爪の構造は?

皆さんは猫の爪を間近で観察したことがあるでしょうか?
普段は肉球の間に隠れている爪ですが、よくみると爪の根本の部分はピンク色をしており、白い部分とピンクの部分の二重構造になっています。

ピンク部分には神経と毛細血管がはしっているため、爪切りで切ってしまうと痛みを伴う出血があります。
ですので、愛猫の爪を切るときにはこのピンクの部分を避けて、白い部分のみを切るようにしましょう。

また、爪を切らずに長いまま伸ばし続けてしまうと神経も一緒に延びてしまうため、伸びすぎた爪を切る場合には、神経も一緒に切る必要があります。
神経を切ることは痛みを伴い、愛猫に爪切りに対して悪いイメージを与えてしまうため避けた方が良いでしょう。

爪切りのポイントは?

では、実際に愛猫の爪切りをしようと考えたときにどのようなことな気をつければ良いのでしょうか?ポイントを紹介します。

①猫用の爪切りを使用する

猫の爪は私達人の爪とは違い、立体的です。必ずペットショップなど手間販売されているペット用の爪切りを使用するようにします。

猫用の爪切りにはせんたんを落とすギロチンタイプと左右から挟んでます爪を切るハサミタイプのものと2種類あります。

爪が長く伸びているようなら、ギロチンタイプのものがオススメです。逆にそこまで爪が伸びてなく、角だけ切り落としたい方はハサミタイプが使いやすいでしょう。

②嫌がる子には目隠しのタオルを

嫌がって暴れる子に無理やり爪切りをすることは、愛猫と飼い主さんどちらも怪我をする可能性がまだあります。

そんな場合には顔にタオルをかぶせて目隠しをすると落ち着く可能性があります。また、全身をバスタオルでくるんであげると安心して大人しくしてくれる場合もあります。

爪切りの間は飼い主さんが優しく声をかけて褒めてあげ、手早く終わらせることも大切です。


どうしても嫌がるときには、動物病院などプロにお願いすることも大切です。
プロの方に自宅でのケアの方法を教えてもらうこともできます。
なにより、愛猫の性格にあった方法を相談できます。

定期的な爪切りを

猫の爪は伸びすぎてしまうと家具を傷つけるだけでなく、猫自身の怪我や感染症の原因にもなります。

また、飼い主さんが引っ掻かれて怪我をしたり感染症などの危険もあるため注意が必要です。

無理やり爪切りをしてしまうと、暴れてなかなか切らせてくれなかったりすることもあるので、動物病院などをうまく活用して愛猫の爪を手入れしてあげましょう。

また、お家でのケアが可能な飼い主さんは愛猫の爪を観察して定期的に爪切りをしてあげましょう。
爪切りを通して飼い主さんとコミュニケーションをとることができるので、信頼関係も深めることがまだできます。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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