とても悲しいことがあった時、そばに寄ってきて愛犬にペロペロと舐められたことはありませんか?とてもうれしいことがあった時、愛犬が一緒になって喜んでくれていると感じたときはありませんか?犬ってなんとなく飼い主の気持ちがわかってしまうのです。不思議ですよね。この記事ではどうして犬が飼い主の気持ちがわかるのか説明します。
犬は飼い主の表情で気持ちがわかる
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犬はとても敏感です。飼い主が悲しんでいるのか喜んでいるのか、飼い主のちょっとした表情で気持が読み取れると言われています。犬は飼い主をよく見ています。犬を飼っている人は視線を感じふと見ると愛犬に見られていると感じたことがあると思います。
犬は飼い主が喜んでいるときにする表情、そして自分が一緒に喜ぶと飼い主はどうするのか・・飼い主が悲しんでいるときにする表情、そしてその時に自分が慰めるように寄り添ってあげるのか、そっとしておくのか・・それまでの飼い主との生活により自分がどうすればいいのかを瞬時に判断します。
犬が人間の表情を読みとるには顔の右半分を見て判断すると言われています。また飼い主との生活が長くなり共に歳をとっていくと、より深く飼い主の気持ちがわかるようになります。
犬は飼い主の声のトーンで気持ちがわかる
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犬は飼い主の表情だけでなく声のトーンでも飼い主の気持ちを読みとることができます。たとえば犬が悪いことをしたとき低い声で強い口調で叱ることが多いと思います。その声のトーンで犬は自分が叱られているとわかりシューンとします。逆に褒められるときは明るく高い声でニコニコしながら褒めます。その声で褒められているとわかり犬は大喜びをします。
ですから犬を褒めるときは明るい声でニコニコしながら犬を褒めると犬の喜びも倍増します。叱るときはしっかりと強い口調で叱ることにより犬は自分が悪いことをしたんだと理解します。
犬は飼い主の匂いで気持がわかる
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犬は鋭い嗅覚を持っています。その鋭い嗅覚で飼い主の気持ちがわかることがあります。たとえば人は緊張したり恐怖を感じたりすると手に汗をかいたりします。その汗の匂いをかぎ分け緊張した時や恐怖を感じた時の汗だと理解するのです。
やはり一緒に過ごす時間が長くなると犬にとって飼い主の汗が、喜びを感じている汗なのか、ストレスを感じている汗なのか理解できるようになります。
犬の嗅覚の鋭さは警察犬や麻薬犬での活躍でも知られていますが、近年の海外の研究ではガンや糖尿病などの病気の早期発見の能力があるとされています。犬の嗅覚の鋭さはまだまだ未知の能力なのです。
愛犬は飼い主の生涯のパートナー
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犬は飼い主のことが大好きで飼い主のことをよく見ています。飼い主のちょっとした変化、たとえば表情や声のトーン、そして汗などから判断して飼い主の気持ちを理解します。
飼い主がHAPPYな気分の時には、犬はとても嬉しくなり一緒にHAPPYな気分になります。飼い主が悲しい気分の時には、飼い主のそばに寄り添いペロペロ舐めたりします。もし以前に飼い主が悲しい気分の時に一人になりたいと思いそのような行動をとったのであれば犬はその経験から学習して、ただそばに寄り添いじっと見守っていてくれます。
多くの飼い主さんは愛犬のそんな行動に癒されたことがあるのではないでしょうか。犬と人間の絆は生物学的にはまだ解明されていないことが多くあります。しかし愛犬と飼い主がコミニュケーションを測り、お互いに親密な信頼関係を築けば生涯のパートナーとなれるのではないでしょうか。
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UCHINOCO編集部
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