犬が水をこぼすのは仕方のないこと
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犬は舌の裏側で水を飲もうとします。つまり容器の外側に水がついつい、はみ出てしまうのです。これは決してわざと行っていることではなく自然現象です。そこを怒ってしまうと、犬は水を飲むことを怒られているのか?と勘違いします。
結論から言えば水をこぼすことを怒らないでほしいのです。そうしないと、本来必要な水分補給の場を失うことになります。
犬にとって水分補給は大切な習慣です。猫以上に、水分を摂りたがるのが犬の方なのです。水の飲み方が下手でこぼしているだけですので、そのあたりは敷物を引くなど、飼い主さんの方で工夫をして対処してあげて欲しいのです。少しでも頭を下げないで飲めるように水を置く題を設置するなど、飲みやすい体勢を考えてあげてください。そうすることで、水をこぼす範囲も少なくなります。
水飲みが下手な犬??
犬が舌をどのように使って水を飲んでいるのかよく観察してみてください。犬は水を飲みながらでも呼吸が出来る方法で水を喉に流し込んでいます。犬が舌の裏を使って水を取り込もうとするときに、一瞬、水柱ができます。それが水しぶきとなり容器の外側に飛び出してしまうのです。
飲み方が下手というよりも、生理的にそのようにしか飲めないと言えるのです。わざと水をこぼしながら水を飲んでいるわけではありません。
こぼされて困る場合には、撥水加工の敷物を準備するなど、飼い主さんの方で先回りの対処をしてあげてください。
舌の裏を使って飲むという技
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舌で水をすくいながら飲んでいるというイメージがありますが、実は下の裏側を巧みに使いながら水を飲んでいるということをご存じでしょうか?前に舌を巻きながら飲むのではなく、裏巻きで飲んでいるのです。そう考えると、水がこぼれても不思議ではありませんよね。
舌を自分の喉側の方向に巻いて飲んでいるので、どうしても水が容器の外側に飛び散るのです。なのでどうか怒らないであげてほしいのです。もしも、何度も水を飲むたびに怒るような態度を飼い主さんが取り続けると、犬はいつの間にか水を飲むことに罪悪を感じるようになります。水を拒否するようになるのは、健康被害にもつながりますので要注意です。
悪戯でこぼすときには足を使う
犬が故意に水をこぼすとすれば、それは足を使っての悪戯となります。その場合には、叱っても良いでしょう。悪戯で水をこぼすのはよくないことです。
しかし舌で飲んでいる時にこぼしているのは仕方ないことなのです。犬は一生懸命水を飲んでいても、舌の動きのために水をこぼしてしまうだけなのです。
おすすめの給水容器 3選!
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最後に水がこぼれにくい水飲み容器をご紹介します。
犬にとって給水は生きていく上で大切なことです。犬も飼い主も気持ちよく水分補給ができるようにしっかりとした対策のされている容器を選出しました。是非参考にしてみてくださいね。
1. リッチェル こぼれにくいウォーターボウル
上部のフチが返しになっているので、水の飛び散りを防いでくれます。
誤って蹴ったり、万が一ひっくり返したとしても返しのおかげでこぼれにくい構造です。
深めの構造のためマズルの長い犬用となっています。
2. Dopet ペット給水器
水を入れて中央に穴の開いた皿を浮かべ、犬が鼻で皿を押すと飲む分だけ水が出てくる仕組みの給水容器です。
上部の皿を取ればフード入れとして使用することもできます。
3. Rurumi ボウル
美しい見た目も印象的な陶磁器でできた球体型のペット用食器です。
水とフード両方で使用でき、球体構造が手前だけでなく全体への飛び散りを防ぎます。
ヘルシー救急BOX(参照日:2020-09-17)
https://item.rakuten.co.jp/parusu/sinnni0591-4945680566384-r2/
SmartTown(参照日:2020-09-17)
https://item.rakuten.co.jp/smarttown/b07vc6f15k5/
ディープラーニング(参照日:2020-09-17)
https://item.rakuten.co.jp/deeplearning/ngvhbp3x72t5waym/
著者情報
UCHINOCO編集部
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