ふさふさの毛質の猫を見ていると「なんだか暑そうだなぁ」と思い、「秋になると楽になるのかな・・・」と思いがちかと思います。ですが暑さに注意がいっていた分、秋になってからの変化や気を付けることは軽く考えがちです。
そこで今回は、秋の気候や愛猫自身の変化によって気を付けるべきことをまとめました!
秋の変化って?
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まず秋は気温が冬に向けて段々低くなってきます。また9月は台風が発生する回数が一番多い月と言われています。そして猫自身としては、ダブルコートの子は換毛期がやってきます。それから発情期もやってきます。
実は秋は猫にとって厳しい夏が終わってから、色々な変化が起きてくる油断できない季節なんです。ですから色々なことに気を付けなければなりません!次から詳しく見ていきましょう!
秋に気を付けることって?
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実際どんなことに気を付ければいいのでしょうか?それでは一つ一つ見ていきましょう!
夏の疲れを持ち越す!?体調不良に注意しよう!
猫は元々砂漠に生息していたと言われている為、基本的に暑さに強いと考えている方が多いとは思いますが、実は暑さに上手く対応しているだけで、本当は暑さに弱いと言えるんです。
猫は実際のところ、ふわふわの被毛に覆われている子が多いですし、汗もかけなくて体温調節が苦手です。ですから夏は猫にとても負担のかかる季節なんです。
そして秋になると急に気温が下がることも多いかと思います。その気温差で体調を崩す子が多いのです。ですからなるべく気温差を少なくするように、室温を調整してあげましょう!
発情期は外に出たがる!脱走に注意しよう!
発情期は春と秋の年2回あります。発情期は異性を求めて外に出たがる傾向にあるんです。ですから脱走対策をしていない方は注意が必要です。
それと避妊・去勢手術をしていない猫も注意です。猫の負担を考えれば避妊・去勢手術は出来るだけ受けさせた方が良いように思います、まだの方は検討してみましょう。
春と秋は換毛期!抜け毛に注意しよう!
ダブルコートの子は換毛期があり、春と秋の年2回きます。この時期は抜け毛対策をしっかりとしましょう!特に長毛の子は毛玉が出来ないように、ブラッシングは念入りに行いましょう。
猫は毛玉を吐きますが、たくさん毛を飲み込んでしまうと胃に残ってしまうことがあります。猫の負担を軽くすることを考えてあげましょう!
猫もなる!?フィラリア症に注意しよう!
フィラリア症はよく犬で言われますが、猫もなります。フィラリアは心臓に巣食う寄生虫で蚊を媒介して感染します。月一回の予防薬を投与するのが一般的と言われていますが、まだまだ蚊は出てくるかと思います。
蚊の活動時期は地域によって違いが出てきますので、投与時期に関してはお近くの動物病院に問い合わせてみると良いでしょう。
そして元気がない・呼吸困難になる・痩せたなどの変化があれば感染が疑われます。なんだか変だなと思ったら早めに病院に連れて行きましょう。
食欲が出てきた?肥満に注意しよう!
夏にあまり食欲がなかった子は特に、秋になって食欲が出てくると、飼い主さんも嬉しくなってたくさんあげてしまいたくなるもの。ですが、与えすぎは肥満のもとです。量には注意しましょう!
秋は注意が必要な季節
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夏が大変だと、秋には私達も疲れてしまってついつい手を抜いてしまうことが多いかと思いますが、秋こそ急な温度変化も起こりやすく、他にも注意が必要なことがたくさんあります。
大変かと思いますが、一番は愛猫の為。愛猫と健やかに楽しく過ごせるように、頑張って健康管理をしてあげましょう!
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UCHINOCO編集部
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