今やペットは大事な家族。寿命も医療の発達や、フードの進化などにより確実に伸びてきています。となると向き合う必要が出てくるのが、ペットの老化です。悲しいですが、飼い主となった以上は避けられない問題です。
まだペットが若いという方も、いつか来るときの為に一度考えてみましょう。未来に向けて今出来ることも見つかるかもしれません。
ペットが老化すると・・・
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犬種ごとや猫種ごとに寿命は違いますが、いつ老化してくるかはその子次第でしょう。高齢になっても元気な子は元気です。ですが今どこまでペットが老化しているか知りたいかと思います。そこで老化してきたと見ていい目安、症状を解説致します。
老化してきたサインの例を挙げると・・・
・口臭が酷くなってきた
・遊びたがらなくなってきた
・トボトボ歩くようになってきた
・トイレを失敗するようになった
・目が白く濁ってきた
・毛が脱色してきた
・やせた・太ったなど体重が変わった
一部ですが、このようになります。どうでしょう?イメージはそれほど難しくなく出来るかと思います。
向き合い方はどうすればいいの?
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では次にどうやって向き合えば良いかについて見ていきましょう。
運動はさせよう!
まずはペットの元気がなくなってくると、可哀想だから運動させないという飼い主さんが意外に多いように思います。ですが運動はさせた方が良いです。
動かないと筋力が落ちて、老化をかえって進めてしまう為です。ですが一度にする運動は老犬・老猫にとっては厳しいかもしれないので、一度にする量を減らして回数を増やすなどの工夫は必要になってきます。
気分転換にもなる為、犬でしたら散歩はなるべくさせましょう!そうすると昼間寝すぎて夜眠れないという昼夜逆転も防げるかと思います。
食事について
老化してきたから食べる量が減ったのかなぁ・・・とだけ思ってしまうのは実はよくありません。なぜならその食欲減退の裏には、歯周病などの病気が隠れている可能性があるからです。
ですからなぜ食欲がないのか考えてあげ、食事を工夫するのはもちろんのこと、病院には定期的に連れて行きましょう。早期発見・早期治療が大事になってきます。
体重や身体の様子など毎日チェックを!
本当のところは病院に連れて行かないと、特に猫などの場合は不調を隠す為、飼い主さんが異変に気付いてあげられないことがあります。ですが毎日チェックしてあげることは飼い主さんにも出来るかと思います。
わかりやすいのは体重の測定。毎日測っておけば獣医師さんの判断材料にもなりますし、可視化できるという利点も。そして身体の変化も日頃から触っていれば大体は変化に気付けるかと思います。
何かノートを用意して些細なことでもメモしておくと、情報も整理しやすくて良いでしょう。「これは老化だからいいや・・・」と決めつけないようにしましょう。
ペットの目線で見てみよう
今までだったら難なく登っていた階段も、今はとても高いものに感じているかもしれません。ですからまずはペットの目線で見てみて、今の環境がその子にとって快適かどうか考えてあげることが大切です。
例えばフローリングは足に負担がかかる為、じゅうたんをひく、ベッドを柔らかいものにするなどでもペットの負担は減るかと思います。
ペットの老化と上手に向き合おう
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ペットの老化はいつかは必ずきてしまうものです。ですがそれを怖がっていても、どうにもなりません。わからない時や辛い時は獣医師さんなどに相談しましょう。素人判断は危険です。1人で抱え込まない程度に愛犬・愛猫に向き合ってあげて下さい。
そしてなるべくこれまで通り、穏やかに過ごせるようにということを意識してあげて下さい。そうするとペットも安心して余生を過ごせるかと思います。
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UCHINOCO編集部
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