真夏によくある光景。それは人間がぐーたら・・・そして愛犬もぐーたらしていて、早く暑さがおさまらないかなぁと思っていることかと思います。
そんな時一念発起して出かけた動物園での氷まき。!これだ!と思った飼い主さんはいざ愛犬にあげようとしてふと立ち止まり、お腹壊したりしないだろうか?と疑問に思うはずです。その疑問に今回は迫っていこうと思います。
そもそも犬に氷ってOK?NG?
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結論から言いますと、基本的には大丈夫です。しかし、子犬や老犬などは喉に詰まらせる危険がありますので、絶対に飲み込めないサイズのものを舐める程度に留めること。そして飼い主さんが必ず見ていてあげることです。
そしてやはり気になるところが、体調面ですがこれはなんとも言えません。その子によって適量が違うからです。お腹が弱い子であれば、1~2個食べただけで嘔吐・下痢をしてしまう場合もありますし、強い子であればたくさん食べても大丈夫な子も。
こればっかりは食べさせてみないと何とも言えませんが、やはり初めてあげる際は少しずつ。そして量を増やしていって、嘔吐・下痢を起こすのであればやめて様子を見て、嘔吐・下痢が止まらなければ獣医師さんに診てもらいましょう。
舌に張り付いてしまうこともある
あげる際は製氷機から出してすぐのはやめておきましょう!自分も舌に張り付いて痛い経験をしたことありませんか?その事故を防ぐために、水で濡らしてからあげるようにしましょう。
氷に頼らずに室温管理を
氷を水に浮かべるなども良いのですが、その際は常温の水に浮かべるなどキンキンにならないように工夫しましょう。冷えてしまって嘔吐・下痢をしてしまうと、脱水症状になる危険がありますから、本末転倒です。
そして基本的には室温を管理した部屋であげて、寒くなってしまった時の為にベッドを置くことや毛布とまでいかなくとも犬が身体を温められる場所を作っておくこと。愛犬にちゃんと自分の過ごす環境の選択肢を作ってあげることが大事です。
かき氷にするという食べ方もある!?
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人間の様にシロップをかけなければかき氷にするという選択肢もありますよ!ただしこの際にはあげる量に注意すること。食べやすくて気に入ってしまうと、バクバク食べてお腹を壊してしまうこともあります。そこらへんは人間と同じなんですね。
氷食症を知っていますか?
氷をあげすぎてしまうと、愛犬が異常なくらいに氷を欲しがってしまうことがあります。これを氷食症といいます。あまりにも必死さが疑わしい場合は、一度獣医師さんに相談しましょう。
特に治療法は定まっていません、というのも原因によって対処法が違うからです。一つは飼い主さんが与えすぎてしまっている場合、もう一つは鉄分不足や貧血と言われています。鉄分不足や貧血の場合は治療が行われることがあります。
基本的に氷は必要ない
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基本的にはお腹を壊すというリスクもある為、なくても問題はありませんが、夏バテをしている場合にはちょうどいい気分転換になるかと思います。氷で遊ぶ子も結構いますよね。やはり好奇心旺盛な犬にとっての氷って魅力的に見えるはずです。
こう見てみると氷は食べ物として良いというよりか、遊ぶという面も含めて気分転換として良いというところでしょう。色々工夫して暑い夏を愛犬と乗り切りましょう!
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UCHINOCO編集部
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