フローリングとは家の床材に使用されていることが多いのですが、人間からすると掃除がしやすいなどメリットが沢山あります。
ですが、犬からすると意外にデメリットが多いものなのです。
今回はフローリングの危険性と今からでも出来る対策とペットを飼っている人へお勧めの床材をご紹介させて頂きます。
犬にとってのフローリングの危険性とは
人間側と犬側からメリットとデメリットをわかりやすくあげてみます。
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人間側からのフローリングのメリット
飼い主自身にとってはフローリングはメリットが沢山あります。
例えば、
・他の床材よりも安価
・掃除がしやすい
・カラーや柄が沢山あるので、インテリアを楽しめる
・リフォームもしやすい
というメリットがあります。
犬側からのフローリングのデメリット
犬側からのフローリングのデメリットは多く、
例えば、
・滑ってしまい踏ん張りがきかない時がある。
・滑ることで思わぬ方向に足が流れてしまい、体勢を崩す。
・ジャンプしたあとや飛び降りた時に、着地に失敗してしまい、体を打ったりそのはずみでヘルニアなどになってしまうことがある。
・階段などに滑り止めを施していたとしても、滑る可能性が高い。そのまま滑り落ちてしまうこともある。
というように、滑り足腰を傷める可能性が高いのです。
実際、着地に失敗してヘルニアになってしまったということも良く聞くことから、フローリングは犬にとって危険なことが多いという事が分かります。
今からでも出来るフローリング対策!
犬にとって嬉しいフローリング対策をいくつかご紹介させて頂きますので、是非参考にしてみて下さい。
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犬にも優しいフローリングを利用!
今から新築で家を建てる方や、リフォームする予定がある方はペットも快適に過ごせるフローリングが各社から販売されておりますので、検討してみることをおすすめします。
以前は種類やカラーなども少なかったのですが、現在では沢山の種類やカラーのフローリングが販売されており、犬にとっても優しい加工がされておりますので、安心して使用することが出来ます。
愛犬の足腰に優しい、滑りにくいと考えられて造られているフローリングです。
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ペット用ワックスを利用!
床に使用するワックスにも犬用のワックスがあります!
専門の施工業者や取り扱いを始めた業者も多く、一括で依頼することが出来るようになっています。
ですので、時間がない、自分でワックスを塗る自信がない方にはまとめて依頼することをお勧めします。
犬が滑ることを予防する以外にも、マーキングや爪痕なども予防することが出来る商品も多いですが、臭いや犬との相性もありますので、実際にサンプルなどを貰い、様子を見てみることも重要です。
マットやカーペット、コルク材を敷いてみる!
一番安く、簡単に出来ることはフローリングの上にマットやカーペット、コルク材を敷いてあげることです!
床との間のクッションになってくれることもありますし、爪痕や汚れなども床に直接付着しなくなります。
ですが、部屋中すべてにマットやカーペットを敷くということが難しく、あまり敷いていると重なった部分などが走っている間にずれてしまい、ズルっとマットごと滑ってしまうということが考えられますので、敷く位置や場所を考えてあげるようにしましょう。
また、おすすめのタイプとして、何枚かを組み合わせて敷くマットがあります。
汚れた部分だけ取り外して洗えば良いので、お手入れが簡単というメリットがあります。
ですが、空気を定期的に通すようにしておかないとカビの原因になったり、ダニの隠れ場所になったりしてしまうので、気をつけましょう。
また、マットやカーペットの場合、素材に気を配る必要があります。
爪が引っかからない素材であること、汚れが落ちやすい素材であることを確認しておきましょう!
犬側からも考えることが大切。
いかがでしたか?
犬にとってのフローリングの危険性について分かってもらえたかと思います。
フローリングに気を配ることで、避けれる病気や怪我があります。
今では便利な犬専用商品が沢山開発されておりますので、是非自分の家と犬に合った対策を見つけてみて下さい。
著者情報
UCHINOCO編集部
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