フェレットを飼う！爪切りはどんな感じですればいいの？

フェレットの爪の切る部分は、半透明の部分です。赤いところは、血管が来ている場所なので切らないよう注意してください。

血管を意識して、1㎜程度離れた場所を切るというのがコツです。
慣れていない人たちは、血管を切ってしまうこともあります。

一人でなかなか難しいので、二人で行うこともおすすめです。

爪切りをする時には、フェレットの抱え方も大事なポイントです。

コツは、利き手でフェレットを保定させて、反対の手で、お尻あたりをしっかり支えるようにしましょう。おとなしいフェレットならこのような抱え方で爪切りをすることができます｡

しかし、フェレットが、爪切りを嫌がる場合には、爪切りをする側の足を引っ込めてしまうことがあります｡

では、足を引っ込めてしまわないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。まず、フェレットを抱えて、爪を切る側だけでなく、反対の前足も抑えてみましょう｡

フェレットは、前足を引っ込めるという場合､ 反対側の前足で反動をつける作業をしているので、反対側を抑えることで、フェレットに足を引っ込める勢いをつけさせないで済ませることができます｡

フェレットは、爪切りを拒否して、足の爪を中に丸めてしまうこともあります。そのような時には、親指で肉球を押してあげましょう。

ぎゅぎゅっと押してあげることで、肉球が広がり、爪切りをしやすくすることができます｡

上手く爪切りをするには、角度も重要です。

爪切りは、フェレットの身体に対し、「90度」です。

フェレットの身体と平行に切らないのがコツです。

出血してしまった場合には、慌てず指の腹で圧迫して止血してあげてください。

片栗粉、小麦粉というものを使用しても、血を止めることができますよ。

ティッシュを慌ててあててしまうことで、どんどん血が流れて行ってしまうので注意してください。

フェレットの爪切りは、どの程度の頻度でしてあげればいいものなのでしょうか。
基本は、一週間に一度程度爪切りをしてあげるようにしてください。
むずかしい場合には、最低でも二週間に一度は爪切りしてあげましょう。

フェレットの爪切りにおすすめのグッズをご紹介します。

機能性を重視したかわいいデザインの爪切りです。
小動物の爪を切りやすいように、刃先に角度をつけた使いやすい形です。

小動物のつめ割れを防ぐ安全設計の爪切りです。
錆に強く、切れ味の鋭いステンレス製で耐久性もばっちりです。

爪切りをした後に、切り口を滑らかにするための爪やすりです。
切りたての爪のままだと、皮膚を傷つけてしまうこともあるのです。

カーブ形状で、手に馴染みやすいラバー製のグリップです。

猫用のおもちゃではありますが、小型犬やフェレットの爪とぎにもおすすめです。
ポールの部分は麻の爪とぎ、下部はダンボール爪とぎになっています。
裏面にはすべり止め防止機能がついています。

フェレットを飼い始める前に、爪切りの負担を考えていない人たちが多いのが現状です。

どうしても不安な場合は、ペットショップにいちいち行ってお願いするという方法もありますが、週1回は負担になってしまいますよね。

爪とぎグッズややすりなども上手に使ってあげましょう。

爪切りは一人だけではなかなか大変なので、二人でやることをおすすめします。