猫の乾燥肌、その原因は?
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猫も人間と同じように乾燥肌に悩まされる場合があります。これは冬場のように空気が乾燥し、体内の水分が奪われることで乾燥肌を招くのです。乾燥が進むとフケが出始めます。そして痒みも伴いますので、猫にとっては不快な状態なのです。寒さが原因で起きるのは、内臓疾患や尿路感染などだけではありません。皮膚の疾患も多いのが寒い季節でもあるのです。
フケが急激に増える
基本的に乾燥肌になるとすぐに、フケができます。猫の皮膚も冬場には深刻な乾燥状態を招くのです。猫は暖房器具の近くで暖を取ります。この習慣がどうしても乾燥肌につながってしまいます。フケが増えてきたときには、加湿器を設置するなど、対策を講じることが必要です。
猫が乾燥肌になる原因は?
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空気の乾燥による猫の乾燥肌については誰もが知っていることです。まずは室内の対策として加湿器を欠かさないことが必要です。実はシャンプー後にも原因があることをご存じでしょうか?猫をシャンプーしたあとに、完全に乾かしてあげましょう。猫の体を濡らした場合には、きちんと乾かすことが基本です。
中途半端に置いておくと皮膚の内側水分も蒸発してしまうのです。これは乾燥肌になってしまうのも仕方がない状態と言えます。まずは猫の肌が乾燥しないためにも、シャンプー後はきちんと乾燥させてあげることが肝心です。
栄養バランスの崩れも乾燥を招く
猫の栄養バランスの中でも、ビタミンやミネラルが不足することは皮膚疾患に繋がると言われています。体の内側からの乾燥対策が猫にも必要です。毛並みがパサパサしているときには、必ず皮膚も乾燥しています。そのうえ肉球までひび割れてしまうと、深刻な問題です。普段のキャットフードをビタミン豊富なものに変えたりする工夫が必要です。
猫の乾燥は脱水にもつながる
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肌がカサカサに乾燥しているということで、体内の水分量も蒸発しているということです。猫は常に暖かい場所が好きです。そこでじっとしている生活をしていると自分の水を飲むことが少なくなってしまいます。体内までカラカラに乾燥するのは危険なことなのです。
血液がドロドロになってしまい血管も詰まりやすい状態になります。猫は普段から水を多く飲まない動物ですので、水飲み場を工夫するなどして、体の内側から潤えるようにしてあげましょう。
水分補給の工夫
猫は常温の水を好みます。いきなり冷たい水を与えるのは避けてください。水は常に新鮮なものを与えて、あまり飲まないという場合にはまたたびの粉末などで誘導するという方法もあります。それでもうまくいかない場合には、普段の食事に水分を含ませることを考えてください。
ドライフードに鶏肉のゆで汁をかける方法やウエットフードを一時的に使うなど、水分を無理なく摂取できる方法を探してあげましょう。
猫用の潤いグッズを利用する
猫用の保湿クリームを準備しておくと良いでしょう。乾燥肌になると痒みを伴います。猫が自分の体を掻いている様子のときには、素早く皮膚に塗布してあげると効果的です。普段からこまめな乾燥対策をおこなうことで、ひどい皮膚病になることを未然に防げます。
猫の肉球対策は⁇
猫にとって肉球は重要な体の器官です。高いところから飛び降りても衝撃を和らげるのは肉球です。足音を消し、滑ったときには滑り止めにもなります。肉球が乾燥してひび割れるようなことがあってはいけないのです。
肉球がひび割れてしまうと治すことが難しくなります。少しでも肉球がかさついている場合には、天然成分のクリームなどを素早く塗布するなど工夫が必要です。
猫の乾燥対策は飼い主次第
冬場に部屋が異常に乾燥しすぎないようにすることは、猫との生活を送るうえで大切なことです。そして常に猫用のローションやクリームを準備しておくこともポイントです。マッサージ代わりに保湿ローションを使うと、きっと気持ちよさそうにしてくれますよ!
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UCHINOCO編集部
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