1.基本、お風呂はいらない
犬を飼っていると、定期的にお風呂に入れたり、トリミングをしたりする必要があります。
しかし、うさぎは、基本お風呂に入れる必要はありません。
うさぎは、体が小さく、お風呂に入れると体温が急激に下がり、大きなストレスとなることがあります。
また、うさぎは、きれい好きですから、基本はお風呂に入れる必要はありません。
普段から、両手をなめて顔をこすり、またその手をなめるという動作をして、毛の手入れを自分でしています。
2.どんなときにお風呂に入れる
他のうさぎと遊んでいて、オシッコをかけられたり、ウンチがゆるくなったりして、体毛が汚れることがあります。
そんなときは、体臭が気になりますし、衛生面でもよくありませんので、うさぎをお風呂に入れてあげてください。
それ以外は、基本定期的にお風呂に入れる必要はありません。
3.お風呂に入れる注意点は?
うさぎをお風呂に入れていいのは、生後2ヶ月以降と言われています。
では、お風呂に入れるときは、どんなところに注意すればいいでしょうか。
① うさぎをお風呂に入れるときの適温?
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お湯の温度は、やや高めの40度ぐらい。小さい桶にお湯を入れ、温度を必ず測ってから入れるようにしましょう。
人がお風呂に入るときより少し高めになります。
② 汚れた部分だけ、すばやく洗う。
うさぎを長くお湯につけておくと、ストレスになりますし、体温が奪われます。
汚れたところをすばやく洗ってあげましょう。
③ しっかり乾かす
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うさぎをお風呂から出して、まずは、タオルで水気をしっかり切りましょう。
そして、ドライヤーを使って、毛をしっかりと乾かしてあげましょう。
うさぎは臆病な動物ですので、音の小さなドライヤーがあるといいですね。
毛が少しでも濡れていると体温を奪われますので、しっかりと乾かしましょう。
あくまでも、うさぎをお風呂に入れるのは、緊急事態のときだけです。
それ以外では、頻繁に入れないようにしましょう。
インターネット錠のSNSや動画サイトで、うさぎがお風呂に気持ちよく入っている写真や動画がありますが、基本、うさぎは自分からお風呂に入りたがる動物ではありません。
うさぎにとってお風呂は体への負担が大きくなります。そのストレスが原因で体を壊したりすることもありますし、最悪、亡くなる場合もあります。
また、生後2ヶ月までは、うさぎ用のドライシャンプーを使うという手もあります。
ドライシャンプーには、ムースタイプと粉末タイプがあるので、ショップで店員さんと相談してどちらを使うか決めてもいいと思います。
水を使う必要がないので手軽に使うことが出来ます。
しかし、お風呂と比べて汚れを落とすことには限界があります。
4.普段のお手入れは
普段からうさぎの毛のお手入れをしてあげ、健康管理をしていれば、お風呂に入れる必要はないと思います。
普段から、遊んであげるときに、ブラッシングをし、また、他の子と遊ばすときは、注意して見守りましょう。
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ブラッシングの仕方
ブラッシングをするときは、次のようにすることがおすすめです。
① グルーミングスプレーをふる
グルーミングスプレーを毛にかけで、なじむように揉み込んでください。
② ブラシをかける
ブラシには、いろいろな種類があります。
普段のコミュニケーションとしてのブラッシングであれば、動物の毛でできたブラシがいいでしょう。
毛の流れにそって、ゆっくりとかしてください。
③ 静電気スプレーで最後に仕上げ
静電気スプレーを最後にかけましょう。
特に冬場は静電気が発生しやすくなるので、長毛種のうさぎの毛がからむことを防げます。
5.まとめ
うさぎのお風呂についてまとめてみました。
基本、お風呂に入れる必要はないのですが、状況に応じて、注意しながらお風呂に入れてあげてください。
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UCHINOCO編集部
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