犬はお留守番中に何をしているの?
飼い主なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。今回は、犬が留守番中に何をしているのか、いくつかの例をご紹介します。
犬のお留守番時の例
おもちゃで遊ぶ
何もしないのは退屈なので、お気に入りのおもちゃを引っ張り出して、噛んだり、自分で投げて取りに行くなど、おもちゃで1人遊びをしている子が多いようです。
飼い主の匂いのついたものを探る
寂しさを紛らわすために、飼い主が着ていた服や、飼い主さんの匂いが付いている物を物色し、安心感を得る子もいます。
出掛ける前に、匂いが付いたハンカチなどを手渡してあげると、少しは犬の不安を和らげることができるかもしれませんよ。
ひたすら窓や玄関の前にいて待つ
飼い主が外出してから帰ってくるまで、何度も窓やドアに近寄り、飼い主の帰宅をと確認しに行く子も多いです。
そんな姿を思い浮かべたら、「早く帰りたい!」と愛おしくてたまらないですね。
いたずら
飼い主の外によって、1人で留守番をすることに不安を感じ、ゴミ箱を荒らしてしまったり、あちこちいたずらをしてしまう子もいます。
これらの行動の多くは、飼い主がいない寂しさを紛らわそうとする犬の心理が隠されています。
お留守番をさせる際のポイント
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短時間から慣らしていく
犬にとって、あまりにも長い時間のお留守番はつらいことのようです。一般的には、8時間くらいが限界ではないかと言われています。個人差があるので、10時間を過ぎても大丈夫な子もいます。
いきなり、長時間留守にするのではなく、徐々に時間を長くするなど留守に慣れさせてあげましょう。
普段から適度に距離感を設けることも大切
かわいくて大好きなのはいいことですが、普段から犬とべったりした関係だと、お留守番で長時間飼い主がいないことに不安を抱きやすくなってしまいます。
普段から1人で遊べるようなおもちゃを用意してあげれば、お留守番のときにもおもちゃ遊びを楽しんでくれますよ。
環境を整えて、外出する
お留守番のときに、静かな空間だと落ち着かない子もいます。そんなときは、テレビやラジオなど人間の声や音楽を流してあげるのもいいでしょう。
また、長時間のお留守番となるときには、部屋の温度や明るさにも配慮してあげてくださいね。
お留守番から戻ったら、たくさん褒めてあげましょう
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お留守番は、一人ぼっちが苦手な犬にとって、とてもつらく、慣れるまで大変です。しかし、そんな犬たちが、寂しさに耐えてお留守番をしてくれるのは嬉しいことですね。飼い主のことが大好きなので、お留守番中もずっとあなたの帰りを待っているはず。
留守番が大好き!という犬は少ないかもしれませんが、安心できる場所があると落ち着きやすくなるので、犬の環境には配慮してあげましょう。
また、お留守番は、初期の適切なトレーニングが大切です。初めは、外出すると遠吠えをしたり、悲しそうな顔をします。そのまま放置していると、「分離不安症」という心の病気になる子もいます。
そうさせないために、一緒にいるときも距離を置いたりするなど普段からトレーニングしてがんばってくださいね。
褒めて不安を解消させてあげる
お留守番のときに犬が何をしているのか、想像すると犬への愛着もさらに深まりますね。
最近では、スマホでお留守番中の犬の様子が見られるサービスなどもあるそうです。犬がどうしているか心配なときには、カメラを設置してみてもいいかもしれません。
そして、帰宅したらたくさん褒めて不安を解消してあげてくださいね。
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UCHINOCO編集部
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