犬を迎え入れたら、愛犬への最初のプレゼントは、飼い主が心を込めてつける名前です。雌犬につける名前は、かわいらしさや優しさを感じさせるものを選びたいと考える人が多いのではないでしょうか。
最近の雌犬の名前で人気になっているのは、どんな名前でしょう。人気になっている名前だけではなく、オンリーワンを意識した、個性的な名前も知りたいところです。雌犬に実際につけられている名前を、紹介します。
食べ物や飲み物からとった名前
雌犬につけられている名前の中、人気があるジャンルとして、食べ物や飲み物からとった名前があります。
チョコ
マロン
モカ
クルミ
モモ
チョコ
ミルク
プリン
バニラ
タルト
ジャム
ショコラ
植物からとった名前
出典元:https://www.shutterstock.com/
花にちなんだ名前も人気があります。
さくら
あんず
ミント
リラ
ローズ
ハナ
ラン
自然や天体からとった名前
ルナ
ムーン
マリン
スピカ
ミラ
生まれた季節にちなんだ名前
ハルカ
ひなた
小夏
紅葉
雪
ランキング上位の名前
ペット関係企業の調査で人気ランキングが発表されますが、例年上位を占めている名前は、
モモ
ナナ
ココ
チョコ
マロン
というものが続いています。
中でも「ココ」は安定した人気をキープしています。
名前をつけるときに気をつけたいこと
出典元:https://www.shutterstock.com/
ランキングにこだわると他の犬と重なる
人気がある名前は可愛くて魅力的に感じるため、ついランキング上位から選びたくなりますが、人気ランキングの上位ということは、それだけその名前の犬が多いということです。
近所に同じ名前の犬がいて、犬仲間付き合いを始めるときに、困るかもしれません。
どこにでもありそうな、人気集中の名前をつける前に、その点も少し考えたほうがいいでしょう。
犬が覚えやすいシンプルな名前を
個性的な名前をつけたいと考えて、長くて呼びにくい、なおかつ犬が聞き取りにくく覚えにくい名前をつけるのも、落ち着いて考えてからのほうがいいでしょう。
本名ではなく愛称で呼ぶことになり、犬が本名を覚えないまま生涯を過ごすことになる可能性もあります。
母音は聞き取りやすく子音は聞き取りにくい
聴力が発達している犬ですが、聞き取りにくい音があります。母音は聞き取りやすいのですが、子音は聞き取りにくいという特性があります。
母音の中でも「あ・う・お」は聞き取りやすいのですが、「い・え」は聞き取りにくいので、名前をつけるときに、聞き取りにくい音の反復にならないよう注意してやったほうがいいでしょう。
人がびっくりするような名前は避ける
人間でいうキラキラネームですが、犬につけるのも、やはり考え物でしょう。犬は数日で寿命を終える生き物ではありませんし、もちろんおもちゃでもありません。
長い年月を、家族として一緒に過ごすペットです。他の人が耳にしてもほほえましく感じてくれるような、不快感のない名前をつけるようにしましょう。
雌犬らしい柔らかさや愛らしさを込めた良い名前を選んで
雌犬に名前をつけることで、必ずという縛りはありませんが、どう聞いても雄犬では、という名前をつけるのは、やはり避けるべきでしょう。子どもに名前をつけるときに考えるように、女の子らしさを意識した名前をつける人が多いでしょう。
人気ランキングにあがった名前にも、柔らかく愛らしい名前が、雌犬の人気の名前としてランクインしています。犬の平均寿命は延びていて、十数年を、その名前で呼ばれて生きることになります。
十数年の愛犬の生涯を、宝物のように感じられる名前で呼んでやりたいものですね。犬にとっては、飼い主から自分だけに呼びかけられる、大事な合図が名前です。最初によく考えて、大切な愛犬に、雌犬らしい名前をプレゼントしましょう。
人気の傾向を参考にしながら、愛犬だけの個性ある名前を考えてみましょう。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。