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最近は観葉植物を育てている人や、これから育てたいという人も増えています。しかし、ペットを飼っている家庭では「犬や猫がためべしまうかも・・・」という不安もありますよね。植物にはペットにとって有害な成分を含むものも多く、万が一食べてしまうと死に至る可能性もあります。では、どんな観葉植物なら安全なのでしょうか?ペットを飼っている人にお勧めの観葉植物を紹介します。
ペットがいても安心な観葉植物
万が一食べても害がないと思われる植物を一部紹介します。
基本的には犬や猫の手が届かない場所に置いておくのが望ましいですが、やはりインテリアの一部として好きな場所に置きたいときもあります。倒したり、踏んだりしても危険が無いように十分注意しておきましょう。
ガジュマル
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「多幸の樹」と呼ばれる聖なる木です。ぷっくりとした幹が魅力的で、個性的な姿に魅了される人が多いようですね。ひとつひとつ全く違う形をしているので、とても愛着の湧く観葉植物です。葉はほぼ無害で、猫や犬が食べてしまっても問題なようです。
パキラ
別名を「発財樹」といい、商売繁盛に良いといわれています。開店祝いなどにプレゼントされる観葉植物として有名ですね。大きくなる樹なので、犬や猫が倒したりすると危険です。倒さない工夫や、置き場所を考える必要がありそうですね。
テーブルヤシ
机の上に飾れる小型の観葉植物で、葉がいくつも連なって羽を広げたような姿をしています。机の上に飾るとインテリアとしてもお洒落ですが、特に猫は高いところ昇ることが出来るので、落とさないように注意しましょう。
エバーフレッシュ
沢山の葉が連なっている涼し気な観葉植物です。お洒落なカフェなどで見かけることも多い、人気のある種類ですね。花を咲かせる種類で、ポンポンのような花が咲くので猫や犬が興味を持つ可能性も。有毒ではないですが、食べないように注意しましょう。
ペットに有害な観葉植物
一方で有害な観葉植物も多くあります。食べると、下痢や嘔吐などの症状がみられたり、手遅れになると死に至ることもあるので注意しましょう。
・ポトス
・セローム
・ユリ科
・バラ科
・アイビー
ユリ科は有毒で有名ですね。
葉や花、花粉などでも症状がでることもあるので注意しましょう。
万が一有毒の植物を食べてしまったら
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もしペットが有毒の観葉植物を食べてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
特に猫は毛玉を吐きたい時に草を食べることがあります。食べてしまったことに気付いたら、すぐに動物病院に行って獣医さんに事情を説明しましょう。その時の植物の名前を伝えるとスムーズです。
猫は「猫草」と呼ばれる、猫が食べる草があります。これを食べて毛玉を吐き出す猫が多くいます。ペットショップなどで、成長した猫草が販売されていますし、種から育てることも可能なので、猫が有毒な観葉植物を食べないように猫草を活用してみてもいいかもしれませんね。
やはり、部屋の中に緑があると癒しになりますよね。ペットがいるから観葉植物を育てられないと諦めていた人も、ぜひ安全な観葉植物を育ててみてはいかがでしょうか。置き場所や、鉢などに注意すれば、ペットもより安全に生活することができます。
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UCHINOCO編集部
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