愛犬の初めて♪子犬をお風呂に入れよう!注意すべきことは?

初めて犬を飼う人にとって、子犬のお風呂の時間は少し緊張するのではないでしょうか。どうやって入れてあげればいいのか分からない、という人も多いと思います。子犬の正しいお風呂の入れ方や、頻度や時間について知り、楽しいお風呂タイムを過ごしましょう。 2019年07月04日作成

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遊び盛りの子犬はついつい体を汚してしまったり、ミルクやフードで口周りが汚れたり、トイレトレーニングの最中には便を踏んづけてしまったりと、洗ってあげたいなと思う瞬間ってたくさんありますよね。ウェットティッシュやタオルでは綺麗にしきれない汚れなど、放置しておくと匂いが気になったり、皮膚にも異常が出てしまうことがあります。
自宅でのお風呂はなんだか怖いと思いがちですが、やり方さえ気を付ければ自宅でお風呂に入れても大丈夫です。それでは、シャンプーの頻度や時間、やり方や注意点などを学び、子犬をお風呂に入れてあげましょう。

子犬のお風呂の頻度はどのくらい?

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子犬のお風呂の頻度は、獣医さんやトリマーさんによってそれぞれ推奨している頻度がありますが、大体月に1~2回ほどになります。犬の生活環境にもよりますが、子犬は室内で飼育させることが多いため、皮膚が正常でどうしてもシャンプーをしなければならない状況でないのであれば、月1~2回のお風呂で十分綺麗な状態を保つことが出来ます。
子犬をお風呂に入れるという事は、私たちが思っている以上に子犬の体力を消耗します。人間のお風呂の感覚で毎日お風呂に入れてあげるのは、体調を崩す原因となるのでやめましょう。
成犬となれば週に1回の入浴も可能ですが、子犬同様体力を消耗し、ストレスがかかる事なので注意して頻度を調節するようにしましょう。

1回のお風呂の時間は?

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先ほども述べたように、お風呂は体力を消耗し、犬によってはストレスのかかる時間です。なのでできるだけ手短に行うことで、子犬への負担は軽くなりますね。皮膚病の治療のためのシャンプーではなく、体を綺麗に保つという目的のシャンプーなのであれば、犬の体の大きさにもよりますが小型犬で10分以内で切り上げることが出来ると良さそうです。
またお風呂に入ったあとにドライヤーで被毛を乾かす時間が別にあります。ドライヤーもお風呂同様、体力を消耗しストレスのかかる時間となるので、こちらもできるだけ手短に終わらせてあげられると良いですね。

子犬のお風呂の入れ方

初めて子犬をお風呂に入れる時に、間違ったやり方で子犬に恐怖心を抱かせてしまっては、お風呂が嫌いになってしまう可能性もあります。正しいやり方で、お風呂は怖いものではないと思えるようにしてあげましょう。

シャワーの温度と水圧に注意

シャワーの温度は36度前後のぬるま湯で洗うようにしましょう。人間に合わせた40度前後では子犬にとっては熱すぎて、火傷してしまう可能性もあるので、少しぬるいかな?ぐらいがちょうど良いです。
意外と盲点なのが「水圧」です。勢いよく洗ったほうが汚れが落ちそうですが、子犬は体が小さいので水圧に負けてしまうこともあります。そのため少々弱めで洗うことをお勧めします。
またあまりに小さい場合は、洗面桶などに子犬の足がつかる程度のお湯をはり、手でお湯をかけてあげるのも良いですね。

まずはお湯で体を濡らす

まずはお湯で体を濡らして、お湯に慣れさせてあげましょう。
この時必ずお尻のほうからお湯をかけるようにします。いきなり顔が濡れるとびっくりしてしまい、お湯を怖がるようになってしまいます。お尻から背中、そして頭という順番で徐々に濡らしていきましょう。
犬は基本的に顔や耳にお湯がかかるのを嫌います。シャワーで濡らすことが難しい場合は、ガーゼやタオルを使って優しく濡らすようにしましょう。また、頭を濡らす際は耳に水が入らないように、指で耳穴を抑えて洗うと良いです。

シャンプーは犬用のものを使う

たまに人間用のシャンプーで犬を洗うという話を聞きますが、必ず「犬用のシャンプー」を使用しましょう。人間用のシャンプーは人間に合わせて作られているので、犬の皮膚には合わず、皮膚炎の原因となる可能性もあるため止めましょう。
ペットショップや動物病院などで販売されている犬用のシャンプーで、子犬用があるようであれば子犬用を使用するのも良いでしょう。また、皮膚に疾患がある場合は獣医さんの処方に従って、指示されたシャンプーで洗うようにしましょう。
シャンプーで全身の皮膚をもむような形でしっかりと洗いましょう。この時、目や耳にシャンプーが入らないように注意します。もし入ってしまった場合は洗い流すか、ぬれタオルでしっかりとふき取るようにしましょう。

すすぎはしっかりと

シャンプーで全身を洗ったら、しっかりとすすぎましょう。すすぎ残しがあると皮膚病の原因となるので、しっかりと洗い流されたことを全身を触って確認しましょう。
すすぐ際も、目や耳にお湯がかからないように注意して行います。顔のすすぎが難しい場合は、ガーゼやタオルを濡らしてしっかりとふき取るようにします。

ドライヤーで乾かす

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お風呂から上がったら素早くタオルドライをします。強くゴシゴシしすぎると皮膚を傷めてしまうので、優しく水気を吸い取ってあげましょう。しかっりとタオルドライが出来たら、ドライヤーで乾かしていきます。お腹が冷えると体調不良の原因となるので、まず最初にお腹を乾かしてあげましょう。お腹が乾いたら全身を乾かしていきます。
いきなり強風で乾かすと、音や風圧でびっくりしてしまうので、弱風でドライヤーを子犬から離して乾かしていきます。慣れてきたら少しずつ風圧をあげていきましょう。また、プードルなど巻き毛の犬種は、毛をとかしながら乾かさないと毛玉になってしまうので、コームやブラシを使用しましょう。
顔に風が当たることを嫌がる子は、無理をせずある程度は自然乾燥でも問題ないです。温風では嫌がっても冷風だと大丈夫というケースもあるので、まずは冷風で乾かしてみると良いかもしれませんね。

子犬をお風呂に入れるのは人にとっても子犬にとっても結構大変な作業です。
特に子犬は体調を崩しやすいので、お風呂の後の様子はしっかりと観察してあげたほうが良いですね。しっかりと注意していれば、お風呂にも慣れて楽しい時間にすることが出来ます。あせらず根気よくお風呂タイムを重ねていきましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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