風呂嫌いの猫のお手入れ方法と理由をご紹介します！

猫は本当にお風呂嫌いなのでしょうか？
お風呂が好きな猫も見かけることがありますよね？
もちろん個体差によって差はあるかと思いますが、今回はお風呂嫌いの理由と、猫がお風呂嫌いの場合にはどういったお手入れをしたら良いのかということについてお話しさせて頂きます。

猫のお風呂が嫌いな理由は、猫の歴史や習性、毛が関係しています。
猫の祖先は砂漠地帯で生活をしていました。
砂漠というのは寒暖の差が激しく、昼間は暑く、夜は一気に冷え込んでしたうというな所になりますので、お昼の暑い時に水浴びをしてしまうと、夜に気温が下がった時、一気に体温が下がってしまうので野生動物にとっては一大事になってしまいます。
そのため、猫は昔から体が水に濡れることを嫌がっているのです。
そして、ご存知の通り、砂漠には水に余裕がありません。
ですので、水に濡れるという点においても身近なことではないのです。
また、猫の毛は犬に比べると細いため、水に濡れやすく乾きにくいといった傾向があります。
もし、温かいお風呂に入ったしてもじきに冷めてしまい、乾くまでの間に体温を下げられてしまいますので、水だけでなくお風呂も苦手としている猫が多いのです。

では、お風呂嫌いの猫には変わりにどういったお手入れをすれば良いのかと悩まれる方もいらっしゃるかと思いますので、お手入れ方法についてご紹介させて頂きます。
嫌いなことを無理やりさせてしまうと、それがストレスになってしまいます。
そもそも、野生の猫はお風呂には入る習慣がないので、結果的に飼い猫でもお風呂に入れないといけないということはありません。
匂いや汚れが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、無理やりはお風呂に入れるのは避けましょう。
お手入れというのは猫自身がきちんと毎日してくれています！
猫は自分の体を舐めて毛繕いをしていますよね？
これは、グルーミングといい、自分の毛並みを整えているのです。
また、知らない方も多いかと思いますが、同時に体臭を消すことが出来たりフケを取ったりする効果もあります。
猫はグルーミングによって、自分自身清潔に保つことが出来ますので、人間が無理にお手入れをしなくてはいけないということはありません。

いかがでしたでしょうか？
猫がお風呂嫌いな理由とその場合のお手入れ方法についてご紹介させて頂きました。
お話しした通り、無理やりお風呂に入れることは猫にとってはストレスになってしまいますので、嫌がる素振りを見たときは中止してあげて下さい。
お風呂に入らなくても猫自身がきちんとお手入れをしてくれています。