もし猫が脱走しまったらどうしたらいいの?飼い主が行うべき行動について知ろう

日頃から気をつけていてもちょっとした隙に猫が脱走してしまうことがあります。そんな時飼い主さんはどのような行動をとるべきでしょうか。今回は猫が脱走した時の対処法についてお教えします。 2018年06月26日作成

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日頃から気をつけていてもちょっと目を離した隙に猫が脱走してしまうことがあります。愛猫がいなくなってしまうとパニックになってしまいますが、一大事のときこそ飼い主さんは冷静な対応を取る必要があります。そんな万が一の事態に備えて一度猫が脱走してしまった時の対処法を学んでおきましょう。

もし愛猫が脱走してしまったら

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もし脱走してしまったらまず行うべきことが2つあります。猫の行動範囲は狭いため、まずは落ち着いてこの2つを実行してみましょう。

自宅付近を徹底的に探す

猫行動範囲が狭いだけでなく、脱走してすぐは恐怖から近くに身を隠している場合があります。そのため家の周りを徹底的に探してみましょう。この時のポイントはいつも愛猫の名前を呼ぶときと同じ声で呼ぶようにしてください。耳がとてもいい猫は、大きな声や甲高い声に恐怖を感じてしまいます。
また猫のお気に入りのおやつやご飯を持って探しにいきましょう。お腹を空かせている場合はおやつに釣られてひょっこり現れる可能性があります。捕まえられても抱っこでは暴れて逃げてしまう可能性があります。そのため忘れずにキャリーバッグも用意するようにして下さい。

自宅の入り口を開けておく

日中は警戒して物陰から出てこない場合がありますが、夜行性の猫は夜に行動する可能性があります。また、お腹が減っていると家へ帰ってくることも考えられるため、防犯に注意しながら玄関や窓を少しだけ開けておきましょう。この時に入り口にご飯を置いておくのも忘れずにおこなってくだ。
猫が家に帰ってこなくても、置いたご飯が減っていることもあります。この場合は家の近くにいる可能性が高いため、自宅周辺をもう一度探してみましょう。

警察と保健所にはこまめに連絡を

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飼い主さん自身でできる対処法を行うと同時に保護されている可能性も考えて、警察と保健所にも連絡を入れてみましょう。この時以下のポイントを伝えるとスムーズに伝わります。

連絡する時のポイント

・脱走した日時
・脱走した地域
・猫の特徴

ただし警察や保健所はこちらからこまめに連絡を取らないと、最新の情報を提供してくれないことがあります。そのため手間ではありますが、飼い主さんからこまめに問い合わせをするようにしてください。
また、近くの動物病院にも連絡を入れてみましょう。もし誰かが保護してくれていれば、一度病院に連れて行っている可能性があります。そのため家の近くにある動物病院に一通り連絡を入れてみましょう。また、もし似た子が連れてこられたら連絡をくれるようにお願いしておくことも忘れずに行ってください。

脱走しないために事前にできること

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どんなに注意していても脱走してしまうことはありますが、できる限りの対策をしておくことでリスクを減らすことができます。

窓対策の方法

鳥や虫が飛ぶ外を眺めるのが好きな猫は窓際が大好きです。窓を閉めている分には重さ的に窓を開けることはできないため、脱走の心配は少ないです。ただし網戸は軽いため猫でも容易に開けることができてしまうため注意が必要です。そんな時に有効なのが網戸ロックです。シールタイプで簡単に取り外しができるのに、猫の力では容易に開けることができなくなります。また、100均でも販売されているため、気軽に試すことができます。

ドア対策の方法

玄関のドアは来客が来た時や荷物の搬入をする時に長時間開けなければいけないことがあると思います。部屋の中で猫を止めておける場合はいいですが、玄関まで自由に出入りできる構造のお家も多いと思います。そんなときは脱走防止柵をつけて二重扉にみてはいかがでしょうか。オーダーメイドで取り付けることも出来ますし、手作りすることもできます。二重扉にすることで外に飛び出すリスクを減らすことができ、飼い主さんもヒヤヒヤしながらドアを開け閉めする必要がなくなります。

もし脱走してしまって中々見つけられなくても、2ヶ月後にひょっこり現れたケースもありますので諦めないことが大切です。できることは全て行って、猫の帰りを待ちましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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