猫に触ると静電気が起きてしまう時の簡単な対策方法

猫い触るとバチっと静電気が起きてしまい、猫も飼い主も痛い思いをしたことはありまんか。そんな静電気が起きてしまう時の簡単な対策方法についてご紹介します。 2018年07月01日作成

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猫に触るとバチっと静電気が起きてしまったことはありませんか。せっかくスキンシップを取ろうとしたのに痛い思いをするのは嫌ですよね。今回は静電気が起きてしまう時の簡単な対策方法について確認してみましょう。

なぜ猫に触ると静電気が起きるの?

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そもそもなぜ猫に触ると静電気が起きるのでしょうか。その原因は大きく3つあります。

部屋の空気が乾燥している

部屋の空気が乾燥しているとどんなに静電気対策をしていても、静電気は発生してしまいます。冬になると温度調節のために常に暖房をつけるようになりますが、もともと乾燥している場所を温めるとさらに乾燥を加速させてしまいます。そこに摩擦が起きると静電気が発生してしまうのです。そのため部屋に電気の逃げ道を作ってあげると静電気を発生させにくくすることができます。

飼い主さんが静電気を貯めている

冬は乾燥するので静電気が起きやすい環境が整っています。さらに寒い冬は厚着することで、洋服同士がこすれて摩擦が発生します。そうすると飼い主さんは静電気を持っている状態になり、飼い主さんが猫に触ると静電気が発生してしまうのです。

猫が静電気を貯めている

基本的に家の中にいる家猫は静電気を貯めなさそうですが、実は意外と静電気を溜め込んでいるのです。猫はカーペットの上や布団の上でゴロゴロと日中お昼寝をしていますよね。寝返りを打ったりすると猫の毛と生地が擦れて静電気が発生します。さらに猫は家で覆われているため毛同士の間に静電気を溜め込んでしまい、飼い主さんが触れること静電気が起きてしまいます。

実はブラッシングでも静電気が溜まっていた!

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猫にブラッシングするときも静電気を発生させてしまうことがあります。これは毛をとかすときにブラシと毛の間に摩擦が起き、静電気が溜まってしまうのです。特に長毛の猫は静電気を貯め込みやすいので注意が必要です。この状態で飼い主さんが猫に触ると間違いなくバチっと静電気が発生してしまうでしょう。せっかくのスキンシップの時間になるはずのブラッシングで痛い思いをしてしまうと、猫がブラッシング嫌いになりかねません。
また猫が静電気をまとってしまうと毛にゴミがつきやすくなり、毛づくろいの時に誤飲しかねません。しっかりと静電気対策はしておきたいところです。

静電気を防ぐ簡単な対策方法

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嫌な静電気ですがちょっとした工夫で簡単に対策することができます。出来そうなことからぜひ試してみてください。

部屋の湿度を保とう

静電気は空気が乾燥していると発生しやすく、特に乾燥した家に一日中いる猫は静電気を体に貯めやすくなっています。特に湿度が30%程しかないと静電気の宝庫になってしまうので注意が必要です。そのため部屋を常に乾燥させないように加湿器を使って部屋の湿度を60%に保つようにしましょう。ただし猫はアロマなどの香りを嫌うためアロマディフューザー付きの加湿器の場合は、アロマ機能はオフにして使用するようにしてください。また、加湿器がない場合は洗濯物を室内干ししたり、湿らせたタオルを干してみてください。部屋に水分があるものを置くだけでも静電気対策をすることができます。

ハンドクリームを塗ろう

ハンドクリームも手に水分を補給してくれるので、静電気の発生を防いでくれます。冬は乾燥対策にハンドクリームを持ち歩く方も少なくないので、簡単にできそうな対策ですよね。
ただし、ハンドクリームを塗った直後に猫に触るとベタベタして猫の毛がくっついてしまうので注意してください。また、香りの強いハンドクリームは猫の嗅覚を刺激してしまいますので、無香料のものを使用すると猫も飼い主さんも安心です。

ブラッシングスプレーを使ってみよう

前述で説明した通り、ブラッシングする際にも猫に静電気が溜まってしまいます。できれば猫自体にも静電気対策をしておきたいところですよね。そこで便利なのがブラッシングスプレーです。猫の毛全体にスプレーを吹きかけてからブラッシングすることで、静電気を防ぐだけでなく、汚れを落とし・抜け毛もケアしてくれる優れものです。特に静電気の貯まりやすい長毛の猫は使ってみると効果が期待できると思います。ただし、ブラッシングスプレーを使用できる対象年齢が生後6ヶ月以降〜など、メーカーによって異なりますので事前に確認してから使用するようにしてください。

静電気を予防するのに最も大切なことは部屋の湿度を最適に保つことです。お金をかけなくても簡単にできますので、猫と飼い主さんが快適に過ごすためにもぜひ静電気対策をしてみてください。

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UCHINOCO編集部

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