猫に歯磨きは必要なのか疑問に思っている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。実は猫は歯に関するトラブルを抱えやすいのです。今回はなぜ猫に歯磨きが必要なのか、歯磨きの仕方についてご紹介します。
なぜ猫も歯磨きをしないといけないの?
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猫は虫歯にはならないのですが歯周病になりやすいのをご存知でしょうか。実は近年主流のドライフードはカスが歯に挟まりやすく歯垢として溜まってしまいます。歯垢がたまってしまうと歯周病になりやすくなってしまうため注意が必要です。
歯周病になるとご飯を食べたがらなくなるため健康にも影響を与えかねません。そこで大切なのが歯磨きなのです。定期的に歯磨きをしてあげると歯垢を防ぐことができ歯に関するトラブルを格段に減らすことができます。
生後半年の乳歯から生え変わる時期から少しづつ歯ブラシに慣れさせると、成猫になっても抵抗なく歯磨きをさせてくれるため早めの対応が重要となります。
歯磨きをするときは猫のペースに合わせてあげよう
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猫の口にいきなり歯ブラシを入れてしまうと、ストレスを感じて口を開かなくなってしまう可能性があります。そのため猫のペースに合わせて徐々に慣れさせるようにしましょう。
まずは口に触れるところから始めよう
歯磨きをしたことがない子は口に触れられることを嫌がります。そのためまず口に触れることから初めてみましょう。猫の頭を優しくなでて、リラックスしてきたら優しく口にタッチすることを繰り返しましょう。
歯に触れてみよう
口を触らせてくれるよになったら今度は歯に触れて見ます。キレイに洗った手でそっと歯に触れます。これができるようになるとスムーズに口を開けてくれるようになるため歯磨きがしやすくなります。
歯ブラシで磨いてみよう
最初は歯ブラシ慣れてもらう必要があるため、歯ブラシにペースト状のおやつをつけて口に含ませます。すると次第に歯ブラシは美味しいものを食べられると覚えてくれます。歯ブラシに慣れたらいよいよ歯を磨きます。この時ゴシゴシ磨くと歯茎を傷つけてしまうため、力は入れすぎず優しく小刻みに動かします。歯垢は一度だけでは落ちないため、人間と同様に1日一回歯磨きをするようにしましょう。
どうしても歯磨きを嫌がる時はこれを使ってみよう
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成猫になって初めて歯磨きをする場合や、性格上口を触られることを嫌いどうしても歯磨きをすることができないことがあると思います。
だからと言ってそのまま放置してしまうと病気になるリスクが高まるためどうにかしたいところですよね。そんな時に便利なのがデンタルケア効果があるおもちゃやおやつです。
デンタケア さかな
おもちゃを噛むことで歯垢を取り除くことができるおもちゃです。噛ませることが大切なので、日頃からおもちゃをよく噛む子に効果的です。
グリニーズ 歯磨き専用スナック
おやつ感覚で歯垢を取り除くことができるスナックです。固い粒を噛むことで歯にこびりついた垢を除去してくれるので、カリカリに抵抗のない子であれば喜んで食べてくれます。フレーバーの種類も豊富なので猫の好きな種類を探してあげてみましょう。
愛猫には長生きして欲しいものですよね。歯周病になってしまうと食事が取りにくくなってしまうため、できることから少しづつケアをしてあげるようにしましょう。
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UCHINOCO編集部
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