旅行や出張、急な用事の時、ペットをおうちで留守番させておくのは心配ですよね。
かといって友人や親戚に預けるのも、気を遣うし申し訳ない・・・。
そんな時に「ペットホテル」という選択肢があります。
最近は数多くのペットホテルがあります。自分に合うホテルの選び方やサービス内容、預ける時のマナーをみていきましょう。
ペットホテルってどんなところなの?
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「ペットホテル」とは、その名の通り「ペットが宿泊できるホテル」の事をいい、ペットを短期間預ける事ができる施設になります。ペットホテルを専門事業としている施設もありますし、トリミングサロンや動物病院などがホテルも行っている場合もあります。
1頭1頭、ゲージで個別に過ごすタイプの施設もあれば、みんな一緒に大部屋で自由に過ごす施設、管理人と一緒に過ごす施設など、様々な施設があります。ペットの性格や生活環境をふまえて、合うホテルに預けると良いでしょう。ホテルではペットを健康的に、そしてなるべくストレスのかからないように預かってくれます。お散歩、食事の管理はもちろん、トリミングやエステやマッサージなども行っているホテルもあるようです。預かっている間にも、メールなどでペットの様子を知らせてくれたり、最近ではwebカメラかインターネット上でペットの様子をみられる施設もあるようです。
様々なサービスがあり快適に過ごせる環境が整っていますが、自分のペットに必要なサービスを見極めて預けるようにしましょう。
どのホテルに預けたらいいの?
数多くのホテルがあり、どころ選んでいいか分からない。という方も多いと思いますので、いくつかポイントを挙げていきます。
1.「動物取扱業の登録」
まず確認したいのが、そのホテルが「動物取扱業の登録」がしてあるかどうか。「動物を扱う仕事をしても良い」と認められた証ですから、これがあるのとないのでは大違いです。
2.ホテルの場所
自宅近くのホテルなのか、空港や駅、インターチェンジ近くのホテルなのか、預ける目的によって選ぶようにします。急用の場合などは、すぐに預けられる「自宅近くのホテル」が便利ですし、旅行などでは、出発ぎりぎりまで一緒にいて、すぐに迎えに行ける「空港や駅などにあるホテル」が便利です。
3.サービス内容
預けるついでにトリミングやエステをしてほしい、という事であればトリミングサロンや、トリマーさんがいるホテル、またはそういったサービスを行っているペットホテルに預けるのが良いと思います。
また病気があったり、投薬が必要な場合、体調不良だけど、どうしても預けなければならない時などは動物病院に預けるのが良いです。体調不良や投薬が必要な場合ば、普通のホテルでは預かってくれない場合もあるので、かかりつけの病院に相談してみましょう。
預ける前に準備することがある!
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ペットホテルに預ける前には、いくつか準備することがあります。
1.狂犬病予防接種、混合ワクチンを済ましておく。
ほとんどのホテルでは狂犬病予防接種と混合ワクチンの接種証明書の提出が求められます。ホテルでは不特定多数の犬とかかわることになるので、トラブルを防ぐためにも必ず接種しておきましょう。混合ワクチンは、大体5種以上のワクチン接種を求められます。
ホテルにも確認をし、指示に従うようにしましょう。ワクチン接種後は体調も不安定になるので、10日ほど前には済ましておくとよいでしょう。
2.普段食べ慣れているフードを日数分に分けておく。
フードは持ち込みを指示されるところがほとんどです。ホテルにいる間は少なからずストレスがかかるので、いつもと違うフードを与えるとお腹を壊すこともあります。いつも食べているフードを1回分ずつに分けて持っていくようにしましょう。
3.病気やアレルギー、生活の注意点などを伝える
持病やアレルギーがある場合は事前に伝えるようにします。場合によっては対応できないという事もあるので、必ず伝えるようにしましょう。
普段のお散歩の距離や、排泄は室内のトイレなのかお散歩中なのか、ごはんの与え方(ふやかす、缶詰とドライフードを混ぜるなど)を伝えておくと、ペットも過ごしやすくなります。また、性格も伝えておくとホテル側も対応しやすくなるので、まとめて紙に書いて渡したりしても良いですね。
家に残してくるより、管理してくれる人がいるほうが安心して出かけられるものです。ペットホテルも利用者のニーズに応えて、サービスの質が向上していますので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
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UCHINOCO編集部
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