可愛いだけじゃない?犬に服を着せるメリット・デメリット

愛犬に服を着せてる方は約4割いるとされますが、じつは服には見た目以外にも効果があります。そのメリット・デメリットについて紹介しましょう。 2018年02月28日作成

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散歩中など、犬に可愛い服を着せている人がいますよね。今回は犬に服を着せることで、どんなメリットやデメリットがあるのかを紹介します。

散歩中の愛犬に服を着せる人は4割

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散歩中の愛犬に服を着せる人がどれくらいいるのか、を調べた調査ではドッグウェアの着用率は4割ということが報告されています。首都圏、しかも女性の飼い主では5割を超えるそうです。その理由は、犬を家族の一員と見ているからこそ、可愛い、かっこいい服を着せてあげたいというものが多く挙げられています。

犬に服を着せるメリット

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犬に服を着せることで、見た目だけでなくさまざまなメリットがあります。いくつか紹介しましょう。

病気や怪我の予防

服を着せることで、病気や怪我の予防に繋がります。散歩の時に、マダニに咬まれたり、蚊に食われたりして痒みから激しく掻いてしまうことを防ぐ効果が代表的です。

その他には紫外線の防止効果が挙げられます。人と同じように犬も紫外線によるダメージがあるため、服で防げるのは嬉しいところです。

体温調節

近年は室内で暮らす犬が増えてきていますが、外で暮らす犬と違い、室内犬は体温調節が上手くできません。犬の中には暑さに弱いケースもあるので、夏は熱中症対策、冬は防寒対策で服を着せるのも効果的です。体温調節ができず散歩で体調不良を起こしてしまうわないように活用してみてください。

抜け毛飛散の防止

犬には、2回の換毛期があります。抜け毛の量は犬種によっても異なりますが、なかでもコーギーやチワワ、ポメラニアンなどのダブルコート犬種の抜け毛はかなりのものです。歩いただけで毛が抜けてしまうため、この時期に服を着せて抜け毛の飛散を軽減するのも良いでしょう。

汚れ防止

犬は散歩をすることで、ストレスを発散できます。しかし、雨の日が続いた時などは、散歩に連れて行った後のお手入れが大変です。そこで活躍するのが、犬用のレインコートです。着せておけば汚れ防止にもなります。雨天時は水をはじくレインコートも検討してみましょう。

犬に服を着せるデメリット

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犬に服を着せる場合、メリットだけでなくデメリットもあります。特に、日常的に着せている飼い主さんは覚えておきましょう。

ストレス

服を着ることによって、身体が圧迫されて拘束されている気持ちになり、ストレスを溜め込んでしまう犬もいます。いくら散歩で開放的な気持ちになっても、望まない服で圧迫されたら、気持ち的にも沈んでしまうのです。

服を着るのが嫌いな犬は行動に出るので、嫌がるようであれば無理に着せることはおすすめしません。

毛玉になりやすい

長毛種に多いのがあるのですが、服を着せることで毛玉ができやすくなってしまうこと。定期的なブラッシングをより意識しましょう。また、毛玉になった場合は、その部分の通気性が悪くなり蒸れてしまい、汚れが溜まりやすくなります。対策のためのケアも怠らずに行ってください。

皮膚トラブルの原因

服を着せることで皮膚トラブルになってしまうケースも珍しくありません。通気性が悪く蒸れて汗を掻く、汚れが溜まりやすくなるなど、細菌が繁殖して皮膚トラブルに繋がる場合があるためです。着せっぱなしにするのでなく、服の清潔さを保つだけでなく、愛犬のお肌にも注意してあげましょう。

無理をさせないように

服を着せることで、見た目がかわいく・かっこよくなるだけでなく健康にも良い効果がありそうです。一方で、嫌がることがあったり、リスクがあったりする点には注意しなければなりません。特に、無理やり着させることは避けましょう。

どうしても服を着せたい場合は「犬が服を着るのを喜ぶ」ようにするのがおすすめです。例えば、服を着せる時におやつをあげるなど、「ご褒美」を用意してストレスを溜まないように工夫してあげてください。

お互いが楽しめるようにしよう

犬に服を着せる理由は、飼い主によってさまざまですが、注意点も忘れないようにしましょう。特に、長毛種の場合は服を着せた後のケアは丁寧にしてください。

最近はオシャレなだけではなく、機能性などにも優れた服も販売されています。着心地が良い服が嬉しいのは人と同じですから、負担も考えつつ犬にとっても嬉しい環境を目指しましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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