愛犬の服を手作りしたい!犬服を作る方法を解説

ペットショップやホームセンターなどで、たくさんの犬用の服が販売されていますが、愛犬の服を手作りしたいと考える人も多いのではないでしょうか?
しかし、肝心の犬服の作り方を知っている人は、少ないはずです。
この記事では、犬の服を作る方法や注意点について解説します。 2024年09月10日作成

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犬の服を作る方法

出典:https://www.shutterstock.com/

まずは本題である、犬の服を作る方法をご説明します。
人間用の服とは採寸もまったく異なるため、きっちりとチェックしておきましょう。

愛犬のサイズを測る

まずは、愛犬のサイズを測りましょう。
犬の服は、首の付け根から胴体までを測る「着丈」と、前足の付け根の胴回りのもっとも太い部分である「胴まわり」、そして首輪を付ける1cm程度下部分の「首まわり」を測る必要があります。
着丈に関しては、手作りしたい服の長さを自分で調節できるため、事前にどんなデザインの服を作るか考えておくと良いでしょう。

型紙を用意する

犬の服を手作りする際は、型紙を用意する必要があります。
犬の身体は、犬種によって首まわりや着丈のサイズが異なります。
そのため、インターネットなどで型紙を検索したり本を購入したりして、愛犬に合う型紙を探しましょう。

生地を選ぶ

犬服の型紙を用意したら、次は服の生地を選びましょう。
基本的には、綿100%の布を使用することをおすすめします。
綿以外の素材は、犬の服を脱がせる時に静電気が発生するなどの問題が考えられるため、綿100%の布を選んでおけば間違いないでしょう。
また、犬の服を着脱させやすいように、伸縮性を重視するのも良さそうです。

裁断して縫う

犬の服の生地が決まったら、いよいよ裁断に進みます。
裁ちばさみと広いテーブルを用意して、事前に生地にチャコペンやサインペンなどで型紙を書き写しておきましょう。
そして型紙どおりに生地を裁断した後は、ミシンで縫う作業に入ります。

試着

大まかでも良いので犬の服を縫えたら、一度犬に試着してもらいましょう。
ここでおおきかったり小さかったりした場合は、再度調整をし直します。
ちなみに、服を着ても排泄がしやすいかどうかも見ておくことをおすすめします。

手直し

犬の試着が終わった後は、手直しをします。
手直しをしながら、ボタンやフリルなどの飾りをつけて完成です。
この試着から手直しまでの流れを行っておくことで、より仕上がりが良くなるでしょう。

犬の服を作る際の注意点

出典:https://www.shutterstock.com/

次に、犬の服を作る際の注意点を解説します。
愛犬が快適に服を着られるように、さまざまな面で気を配ってあげましょう。

少し大きめに作る

犬の服を手作りする際は、少し大きめに作っておくことをおすすめします。
犬のサイズよりも少し大きめに作っておくことで、犬の着脱がしやすいことはもちろん、手直しもしやすくなるでしょう。
あまりにぴったりのサイズの服を作ってしまうと、犬が動きにくくてストレスになる可能性もあります。

排泄がしやすいものを作る

犬に服を着せる際は、そのまま散歩に出かけることも多いはずです。
当然ながら犬は散歩中に排泄をするため、服を着ながらでも排泄がしやすいかどうかもしっかりとチェックしておきましょう。
排泄がしにくい服を作ってしまうと、犬が排泄を嫌がるようになったり、排泄時に服が汚れたりしてしまう可能性があります。

犬のいないところで作る

犬の服を作る際は、犬のいない部屋で作るようにしましょう。
もしも犬が近くにいる状況で服を作ってしまうと、裁断時に裁ちばさみで犬を怪我させてしまったり、生地を犬に引っ張られたりしてしまう可能性が考えられます。
また、ミシンを使用している時に思わぬ事故に繋がることもあるでしょう。

犬の服の作り方がわかる本4選

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最後に、犬の服の作り方がわかる本をご紹介します。
これらの本を見ながら、愛犬の服を手作りしてあげましょう。

犬の服の作り方がわかる本(1)うちの犬の服+小物

小型犬から大型犬まで、ぴったりのサイズの服が作ることができる本です。
14サイズの展開がされており、実物大の型紙も付いています。
また、服以外にもお出かけ用のペットマットや消臭ポーチなどの小物も作ることが可能です。


うちの犬の服+小物

犬の服の作り方がわかる本(2)いちばんやさしい手作りわんこ服

犬の服の手作りをする際の、教科書ともいえる本です。
犬の服を作る際の小さな「つまずき」を、余すところなく掲載しています。
生地のことや型紙のことなどが細かく解説されているため、はじめて犬の服を作る人でも安心して取り組むことができるでしょう。


いちばんやさしい手作りわんこ服

犬の服の作り方がわかる本(3)かわいい犬の手編み服

5サイズ展開で、小型犬から大型犬までほぼすべての犬に着せることができる服を紹介している本です。
服だけではなく、笑える帽子なども多数掲載されています。
セーターを中心に、コートやショールなどが掲載されており、寒い時期に着せる犬服を作りたい人におすすめの本だといえるでしょう。


かわいい犬の手編み服

犬の服の作り方がわかる本(4)お揃いで作りたい 手編みのわんこ服

毛糸を使った犬の服の作り方が、解説されている本です。
この本の一番の特徴としては、愛犬と飼い主でお揃いのデザインの服を作れるという点でしょう。
また、犬とお揃いのマフラーや帽子を作ることもできます。


お揃いで作りたい 手編みのわんこ服

愛犬のために服を手作りしてあげましょう

出典:https://www.shutterstock.com/

犬の服を手作りするのは、一見難しく感じるかもしれません。
しかし、型紙があればサイズで失敗することはありませんし、意外と簡単に作れてしまうものです。
インターネットや本などでは、さまざまな犬種に合わせた型紙も公開されているため、一度愛犬のために服を手作りしてあげるのも良いでしょう。

参考サイト

Rakutenブックス(参照日:2024-07-16)
https://books.rakuten.co.jp/rb/15658520/?variantId=15658520
https://books.rakuten.co.jp/rb/15631682/?variantId=15631682
https://books.rakuten.co.jp/rb/16002327/?variantId=16002327
https://books.rakuten.co.jp/rb/15966552/?variantId=15966552

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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