猫はどうして狭い隙間が好きなの？おすすめのキャットトンネルもご紹介

猫は狭い場所を好む傾向があります。猫を飼育した経験のある方は、愛猫が家でもテレビの裏などの狭い隙間に入り込んでしまったことがあるかもしれません。ここでは、猫が狭い場所を好む理由についてご紹介します。

猫は狭い場所にいることにより安心して休むことができます。狭い場所であれば外敵が入り込むことができないため、リラックスして体力を回復することができます。

猫は野生で生活している頃、獲物を捕まえるため狭い場所に隠れていました。そのため狩猟をすることがなくなった今でも隠れておもちゃを捕まえるなどの遊びをして狩猟本能を満たします。

猫にとって狭い場所は安心できる場所でストレスを解消するための場所でもあります。そのため、猫が安心して入り込める狭い場所を普段の生活で取り入れてあげることがおすすめです。
ここでは、猫の生活環境を整えるポイントについて解説します。

普段の生活で猫が狭い場所に体を隠すことができる場所を作るために、小さなキャットハウスやドームベッド、キャットトンネルなどを用意しましょう。猫が安心できるように隠れる場所は人通りの少ない場所に設置することがおすすめです。

猫用おもちゃにはキャットトンネルというものが販売されています。キャットトンネルは猫が隠れたり、入って遊ぶことができます。猫の運動不足解消にも効果が期待できるでしょう。

猫が狭い場所に入り込むことは猫の本能でもあるため止めることは難しいです。入るだけでは問題はないかもしれませんが、場所によってはトラブルになることもあります。
ここでは、猫が狭い場所に入り込むときの注意点について解説します。

猫は狭い場所に入り込んでしまうため、家具や家電の後ろに入ってしまうことがあります。家具や家電の後ろに入り込むと、コードに絡まってしまったりして感電などのトラブルを引き起こす危険性があります。

さらに、隠れているときに地震などの災害が起きてしまうと、そのまま潰される危険性もあります。災害時の避難で猫を見つけることができなくなる恐れもあるため、そのような危険が考えられる場所へは入るこむことができないようにしておくことがおすすめです。

狭い場所で紐に絡まってしまうとパニックになってしまう恐れがあります。さらに怪我をしてしまう危険性もあるため注意が必要です。
猫が入り込む場所は紐などの障害物をすべて取り除くか、絡まることのないように対策することをおすすめします。

キャットトンネルは猫が安心して遊ぶことができるおもちゃです。隠れたり、中で休んだりすることができるため、警戒心の強い猫でも遊んでくれる可能性が高いでしょう。
ここでは、おすすめのキャットトンネルをご紹介します。

猫の狩猟本能を満たせるS字型のキャットトンネルです。トンネルの途中には窓があり、そこから抜け出すこともできます。トンネルの入り口にはボンボンがついているため、おもちゃで遊んだり、トンネルでかくれんぼをしたりと、いろんな遊び方ができるでしょう。

ピンク色のキャットトンネルです。トンネルはカサカサ素材を使用しており、猫も夢中になって遊んでくれます。丈夫で長持ちするので長く遊ぶことができます。

全長120cmのトンネルで猫のストレス発散に最適なおもちゃです。途中抜け出すことができる穴が空いており、いろんな遊び方で楽しむことができます。

自然素材を手作業で編み込んで作られた猫用のハウスです。トンネルのような筒状の形状のため、猫が興味を示しやすくなっています。通気性もよく、一年を通して使用することができます。横に置くだけでなく縦に置いても使用できるので、猫の好みに合わせた使い方が可能です。

猫は安心してゆっくり休むことができる暗くて狭い場所を好みます。さらに隠れることにより猫の狩猟本能を満たします。狭い場所に入り込むことは猫にとってストレス解消にもなります。
ただ、家具や家電の裏などの場所はコードが絡んでしまうことや、潰されてしまう危険性もあるため、そのような場所には入り込まないよう注意しましょう。