猫はチーズを食べても大丈夫？食べさせるメリットや注意点！おすすめの猫用チーズ6選

猫が人間用のチーズを食べることは、生命に直接的な影響はないので大丈夫ではありますが、好ましくはありません。

あげるつもりはなかったけど少しだけかじられたり、落としてしまった隙に食べられてしまった場合など、少量であればは問題ないでしょう。

チーズ自体は問題はないのですが周りについているフィルムや銀紙などを食べてしまうことは大変危険なので猫の前でチーズを出す際には気を付けましょう。

チーズにはタンパク質やカルシウムなど、猫のためにも良い栄養素が含まれています。しかし、人間用のチーズは塩分や脂質が多く含まれており、なおかつ高カロリーです。そのため、猫が多量に摂取をする、とさまざまな病気を引き起こす原因になりかねません。

ペット用のチーズが販売されているため、どうしても猫にチーズを食べさせたい場合は、そちらを購入することをおすすめします。

生乳を飲むと下痢をしてしまう猫もいます。これは生乳に含まれる乳糖を分解する酵素を猫が持っていないためです。生乳をチーズに加工する過程で乳糖はほぼ失われ、わずかにチーズに残る程度ですが、お腹の弱い猫は下痢をする可能性がゼロではありません。

人間用のチーズを食べてしまった場合はぐったりしていないか、下痢をしていないか、脱水症状を起こしていないか慎重に様子をみてあげましょう。

チーズには、カウシウムやタンパク質、ビタミン類などが含まれており、猫の健康に役に立つ栄養素がたくさん入っています。

猫用のチーズは先ほどの栄養素が入ったまま、人間用のチーズより減塩、低脂肪、低カロリーに作られています。
しかし、与えすぎはよくありません。乳製品なので少なからず塩分や脂肪なども入っているので、病気や肥満になる可能性は普通のチーズと変わらないでしょう。猫の健康のためにも、体のサイズに合った量を与えてあげてください。

猫用のチーズには、さまざまな種類のものがあります。
フリーズドライにしたチーズを、魚肉のシートで包んでカットしていたり、削ってふわふわのふりかけ状にしていたり、ダイスカットしていたり、スティックのままかじるものもあります。

チーズだけではなく、ささみなどの魚と混ぜ込んであるものもあるのや、チーズのシートで具を挟んだもの、ウェットフードにチーズを混ぜたものなどもあり、グルメな猫も気に入るものが見つかると思います。

猫にはペット用として販売されているチーズを与えるようにしましょう。
ここからは、おすすめの猫用チーズを紹介します。

キューブ状で手軽においしく食べられるペット用のチーズです。においは少なめで手に臭いが移ることもないので、チーズのにおいが苦手な人でもあげやすいチーズになります。猫の食欲不振時にご飯のトッピングとして使用することもできます。

国産のナチュラルチーズを使用しているペット用のチーズです。10gずつのスティック状のチーズで、フィルムも向きやすくスムーズに与えることができます。塩分がとても低く作られていて腎臓などの病気の不安がある猫には安心してあげることができるでしょう。

チーズで魚のすり身をサンドしてから、猫が食べやすいように細長にスライスされたおやつです。チーズだけでなく魚の味も感じられるので、猫も病みつきになりそうですね。

香りのいいチーズにささみがプラスされた猫用チーズです。ライフステージは2か月以降の猫対象で、小さくダイスカットされているので赤ちゃん猫でも食べやすいサイズ感です。塩分を20％以上カットして作られているので、全年齢対象のおやつとしても安心してあげることができます。

ナチュラルチーズをフリーズドライにし、さらさらの粉末状にしたチーズのふりかけです。ドライフードなどにかけてあげることで嗜好性が増し、ご飯がどんどん進むでしょう。保存料、着色料無添加もうれしいポイントです。

無添加、無着色にこだわったペット用のチーズです。国産ナチュラルチーズのフリーズドライでタンパク質と乳酸菌でおなかに優しく作られています。小袋タイプなので常に新鮮なおやつがあげられますね。

今回は猫用のチーズを紹介しました。猫は牛乳を飲ませてはいけないのにチーズは食べられることに驚きましたね。
ほかの食べ物同様に猫の健康を考え、食べてもいいものでも量をしっかり管理してあげることが大切です。チーズ自体はとても栄養価が高いので、適量に留めるよう心がけましょう。