猫がいなくなった理由や対処法は？迷子札付きおすすめの首輪4選

本来猫は住処に帰るための帰巣本能が備わっているので、外に出てしまっても家に戻ってくることがほとんどです。しかし何かしらの原因で帰ってこなくなってしまうこともあります。

猫は発情期になるとパートナーを夢中になって探します。成長が早い猫では、生後半年頃から発情期を迎える場合もあります。オス猫はマーキングをして、メス猫はフェロモンを出します。むやみに繁殖させないよう、望まないのであれば避妊・去勢の手術をしてあげてください。

猫にはそれぞれに自分の縄張りを持っています。外出することがあるメス猫は比較的狭い範囲、オス猫は広い範囲を縄張りにし、定期的にパトロールをしています。オス猫は縄張りの中でいつもと違う様子はないか、部外者がうろついていないかなど確認をしています。範囲としては地域や環境によって差はありますが、一般的には半径50～200mと言われています。

パトロールの最中に気の強い野良猫に追いかけられ、必死で逃げて縄張りから遠く離れてしまった場合など、自分の家がわからなくなって迷子になることもあります。

猫は動くものを狩りで仕留めたいという本能があります。窓の中から空を飛ぶ鳥や、走りさる小動物を見た際には本能を抑えきれず、少し窓やドアが開いていようものなら飛び出して出て行ってしまうでしょう。

衝動を抑えきれず追いかけ過ぎて家に戻れなくなってしまうこともあります。

「犬は人につき、猫は家につく」という言い習わしがあるように、猫は環境の変化を嫌います。模様替えや引っ越しによって家の中の居心地が極端に悪くなってしまった、新しく猫や犬などを飼い始め、先住猫と相性が悪かった場合など、ストレスを感じて出たら戻ってこなくなってしまうかもしれません。

他にも、騒音や振動で猫が家の中で落ち着いて過ごせないと感じると出て行ってしまうこともあるようです。

猫が逃げた、または外出から戻らない場合はとても心配ですよね。家出してしまった猫を探す際には以下のような方法があります。

自宅周辺の半径50～200mの範囲を重点的に探しましょう。帰れなくなった猫は木陰や車の下、家と家の間の狭い通路、塀の上のような高いところなど、敵に見つからないような狭いところでじっとしていることが多いです。

名前を呼びながら探してあげましょう。きっと聞きなれた飼い主さんの声に安心感を感じ、ゆっくり物陰からでてくるかもしれません。

猫が家出をしてから1週間以上経過する場合は、自力で帰ってくることが不可能な場所まで行ってしまっている可能性が高いです。
猫の捜索願いのチラシを作成し、地域のお店などに協力を要請して貼ってもらいましょう。保護してくれた人が動物病院に行くかもしれないので、チラシは近所の動物病院にもお願いし、貼ってもらうとよいでしょう。
警察や保健所などにも、猫が迷子になってしまった報告をします。保護してくれた人が警察に届け出てくれているかもしれません。その際は収容期限がある場合が多く、素早く対応する必要があるため届け出は早めに済ませましょう。

また、SNSなど、インターネットを活用しましょう。もしかしたら愛猫を保護してくれている人がいるかもしれないので、情報を集めるよう心がけましょう。

迷子の猫を保護してくれた人が、飼い主の情報を唯一知り得る方法が迷子札です。迷子札は首輪一体型やチャームなどいくつかタイプがあります。

万が一外れてしまわないよう、おすすめの迷子札と一体型の首輪をご紹介します。

革職人が手作りしている、牛革を使った迷子札一体型首輪です。首輪の色はオレンジ・オリーブ・ライトブルー・ピーチ・ブラックの5色展開、迷子札は首輪の5色とホワイトの6色展開となります。パステルカラーでとてもかわいらしい印象になります。

千鳥柄の首輪に無地の同色リボンがついています。リボンもベルトもベルベット仕様になっており、肌触りはバツグンです。色は黒とピンクの2色展開でとてもかわいらしい見た目となっております。透明なアクリルの迷子札にはペットの名前、飼い主の名前、電話番号のほかに猫のシルエットを彫刻することができます。

柔らかい布の素材で、とても軽く作られている首輪です。硬い芯材やテープ類は一切使わず、金具類も最小限にして作られています。首元に迷子札がブラブラとぶら下がっていると気になってしまう猫でも安心して付けることができます。

こちらは首輪自体に刺繍で迷子の際に役立つ情報を入れることができる首輪です。このアイディアは動物愛護団体の声から生まれたそうです。チャームタイプは金具が取れて落ちてしまったり、アクリルに彫刻は削れてしまったりするとせっかくの迷子札も役に立ちません。
首輪自体に刺繍が入っているため、取れたり消えたりすることもないため、安心して付けられます。

今回は猫がいなくなってしまう理由、いなくなってしまったときの対処法、おすすめの迷子札付きの首輪についてまとめました。かわいがっている猫がいなくなるなんて考えたくもないですよね。万が一の時のために迷子札付きの首輪を日頃からつけておいて、何かが起きた際にはすぐに見つけてあげられるようにしてあげたいですね。