寝相からわかる猫の気持ち
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まずは本題である、寝相からわかる猫の気持ちを解説します。
愛猫がどのような寝相をしているか、日頃からチェックしてみましょう。
両手両足を床につけて寝ているときは警戒している
猫が両手両足を床につけて寝ているときは、警戒していることが考えられます。
当然ながら、ゴロンと横になって寝たほうが寝やすく、疲れも取れるはずです。
しかし、両手両足をあえて床につけて寝ているということは、いつでも逃げられる姿勢を崩していないということです。
もしかしたら、日頃から飼い主の足音やドアの閉める音などがうるさくて、落ち着けない環境なのかもしれません。
ちなみに、猫が寝ているときによくみられる香箱座りも、若干の警戒心の表れだといわれています。
丸まって寝ているときは寒い、構ってほしくない
猫が丸まって寝ている姿は、「ニャンモナイト」と呼ばれ親しまれています。
可愛らしい寝相だといえますが、実は猫が丸まって寝るときは、寒い、飼い主に構ってほしくないという気持ちになっています。
丸まって寝ることで、熱を外に逃がさないようにしているのでしょう。
また、ふさぎ込みたい気持ちが寝相として表れているのかもしれません。
お腹を出して両手両足を伸ばしきっているときはリラックスしている
猫がお腹を出して両手両足を伸ばしきって寝ているときは、リラックスをしているサインです。
当然ながら、お腹を出して寝ているときは完全に無防備の状態で、そんな寝相のときは何かあってもすぐに逃げられるわけはありません。
猫は、家の中が絶対に安全だとわかっているのでしょう。
飼い主にお尻を向けて寝るのは飼い主への信頼の証
猫が飼い主にお尻を向けて寝るのは、飼い主のことを信頼している証拠です。
飼い主にお尻を見せても叩かれたり襲われたりしないと信頼しているため、背中を見せても安心なのでしょう。
猫が体調不良のときはいつもと寝相が違う?
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猫は、体調不良を隠す動物です。
これは野生の頃の名残だといわれており、体調不良なのを外敵に悟られないようにするためなのでしょう。
愛猫が体調不良のときに寝相を知っておくことで、すぐに対処できるはずです。
体調が悪くても寝相は変わらない
猫は、体調不良のときでも寝相ではあまりわかりません。
なぜなら、先述したように寝相で明らかに体調不良だと気付かれてしまうと、生きる上で不利だからです。
しかし、寝相以外のポイントを見てみると、猫の体調不良に気が付くことができます。
いつもと違う場所で寝るときは注意
猫といっしょに過ごしていると、いつも寝る場所というものがわかってくるはずです。
猫用ベッドやソファの上など、猫にとって定番の寝る場所があります。
しかし、猫がいつもと違う場所で寝ているときは、要注意です。
特に、飼い主の見えにくい場所で寝ているときは、体調不良が疑われます。
猫がいつもと違う場所で寝ているときには、猫に食欲不振や下痢、嘔吐などの症状が出ていないかをチェックしておきましょう。
撫でようとすると怒るときは体調不良のサイン
寝ている猫のことを撫でようとしたときに猫が怒るようであれば、それは体調不良のサインかもしれません。
身体の一部が痛いから触られたくないということを、飼い主に知らせているのでしょう。
おすすめの猫用ベッド4選
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最後に、おすすめの猫用ベッドをご紹介します。
愛猫が快適に寝られるように、これらのベッドを用意してあげると良いでしょう。
ドーム型 ペットベッド
猫が安心できるドーム型のベッドです。
身体をすっぽりと隠すことができるため、まわりの目を気にせずにリラックスできるでしょう。
内側がフランネル生地、表側がボア生地の上質な作りになっており、寒い時期にもおすすめです。
セシール ペットソファー
しっかりとした作りの、オーソドックスな猫用ベッドです。
外側に顎をのせることができるため、リラックスして寝られるでしょう。
裏側には滑り止め加工がされており、猫が走りながらベッドに入ってきてもずれる心配はありません。
モチーフベッド
雪だるまやキノコなど、可愛らしいデザインの猫用ベッドです。
デザイン性だけではなく、機能性も重視されています。
寒くなる秋や冬には、これらの可愛いベッドを用意してあげると飼い主の気分も高まるでしょう。
ふわふわ ペットベッド 冬用
猫が丸まって寝やすいように作られたベッドです。
綿毛素材で温かく、しっかりと猫の身体を包んでくれるでしょう。
分厚いしっかりとした作りで、型崩れしにくいのもポイントです。
猫の寝相は日頃からチェックしよう
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猫の寝相で気持ちのすべてがわかるわけではありませんが、ある程度はわかるはずです。
特に、丸まって寝ているときや両手両足を床につけて寝ているときには、きちんと対処してあげる必要があります。
丸まって寝ているときは寒いことが考えられるため室温を調節して、両手両足を床につけて寝ているのは警戒心の表れなので、生活環境の見直しをしてみると良いでしょう。
また、猫が日頃からリラックスできるように、しっかりとした猫用ベッドを用意してあげるのもおすすめです。
地球問屋(参照日:2022-11-10)
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セシールのコテージ(参照日:2022-11-10)
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Catland(参照日:2022-11-10)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。